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2017年08月01日

泣きじゃくりたくなる瞬間

それは・・・ふとした瞬間にやってくる。
母の思い出は沢山ある。
楽しい想い出、悲しい想い出、
それらがちょっとしたきっかけで蘇る。
今となっては、それが自然な流れとなっている。

それらの想い出の受け止め方も、その時の心境や体調によって
様々に変化しているようにも感じる。
だから、変な感じでツボに入ってしまうと、
言い知れぬ悲しみを感じてしまうことがある。

丁度・・・子供の頃感じた感覚に近い・・・
例えば・・・

子供の頃自宅で独り留守番をしていたことは何度もあった。
中でも記憶に残っているのが、
学校から帰宅してから数時間後・・・といってもまだ日没前だった・・・

いつもなら誰かしらが返ってくる時間だったが
誰も返ってこない・・・。
今でもそうだが、待っている時間はとても長く感じる・・・。
あの時もそうだった。

誰も返ってこないかもしれない・・・
子供心にそんな不安が過ぎったことをハッキリと覚えている。
タイミング悪く雨も降ってきた。
雨は当時の私の寂しさを倍増させる効果があった。
言い知れぬ不安に襲われたと同時に、
母の顔が浮かんだ・・・。

気がついたら私は家で独り泣きじゃくっていた。
大粒の涙を流し、大きな声で・・・小学生2年くらいだったか・・・
今思い出しても恥ずかしい・・。

そんなあの時の心境に近いものがある。
母がいないことの寂しさと不安な気持ちと
母に対する甘えの気持ち。

甘えん坊さんだったあの頃・・・と言いたいが・・・
今でも甘えん坊さんが残っている。
母の温もりはいつまで経っても必要としている。

実際は思い切り泣きじゃくれないが、
入浴中に泣くことが多い・・・。
家族にそっと隠れて・・・泣きやすい場所。
シクシクと、声を殺して・・・涙も洗い流せる・・・。

今度、誰もいない時に思いっきり泣いてみようかな・・・。

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緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
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