2017年07月13日
おんぶひも
えんじ色のおんぶひも。
私たちを順番におんぶしてくれた。
最後に使用したのは私だった。
末っ子は手が掛かる・・・。
兄と姉の世話に追われている時、
私は母の背中からその光景を見ていた・・・。
しかし、その光景の記憶はない。
なのに、おんぶひもの記憶だけはハッキリと残っている。
母に背負われた時の感覚もうっすらとある。
母の背中の温もり。
私が生まれたのは冬。
首が座った頃には暖かい春になっていた筈だ。
私が初めておんぶされた時の記憶なんてあるわけはないが
推測するに、首が座ってからおんぶされたと仮定すると、
暑い夏には完全におんぶされていた・・・。
だとすると、母の背中で暑くなかっただろうか・・・。
止む負えず背負わなければならない状況下で、
母の背中におんぶされた私は泣き叫び暴れはしなかっただろうか??
初めてそんなことを考えている。
私も二人の子供がいる。
高校生と中学生・・・大きな怪我も病気もなく
すくすくと育ってきてくれた。
しかしながら、おんぶは殆どしていない。
基本は「抱っこ」。
特に理由もなかったが、抱っこ中心だった。
夏時期に子供を抱えていると、とにかく暑い。
抱っこでも、おんぶでも、接している部位は汗が止まらない。
子供を抱きかかえることは苦ではなかったが
暑さとの闘いは苦だった。
時にイライラに影響する。
母はどんな想いで3人の子供たちを育ててくれただろう・・・。
愚痴をこぼさない人だった。
辛いことがあったとしても、心の奥底にしまっていただろう。
時が過ぎれば辛い想い出も楽しく話せることもある。
・・・いつでも聞ける・・・いつでも・・・
そんなことは沢山ある・・・いや、あった。
子供の頃の話・・・そう言えば母は楽しそうに話してくれることが多かった。
もっと聞いておけば・・・ではなく、
もっと聞いてあげれば、母も楽しい記憶が増えたことだろう・・・。
もっともっと、話させてあげたかった。
話が大好きだった母なだけに・・・。
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私たちを順番におんぶしてくれた。
最後に使用したのは私だった。
末っ子は手が掛かる・・・。
兄と姉の世話に追われている時、
私は母の背中からその光景を見ていた・・・。
しかし、その光景の記憶はない。
なのに、おんぶひもの記憶だけはハッキリと残っている。
母に背負われた時の感覚もうっすらとある。
母の背中の温もり。
私が生まれたのは冬。
首が座った頃には暖かい春になっていた筈だ。
私が初めておんぶされた時の記憶なんてあるわけはないが
推測するに、首が座ってからおんぶされたと仮定すると、
暑い夏には完全におんぶされていた・・・。
だとすると、母の背中で暑くなかっただろうか・・・。
止む負えず背負わなければならない状況下で、
母の背中におんぶされた私は泣き叫び暴れはしなかっただろうか??
初めてそんなことを考えている。
私も二人の子供がいる。
高校生と中学生・・・大きな怪我も病気もなく
すくすくと育ってきてくれた。
しかしながら、おんぶは殆どしていない。
基本は「抱っこ」。
特に理由もなかったが、抱っこ中心だった。
夏時期に子供を抱えていると、とにかく暑い。
抱っこでも、おんぶでも、接している部位は汗が止まらない。
子供を抱きかかえることは苦ではなかったが
暑さとの闘いは苦だった。
時にイライラに影響する。
母はどんな想いで3人の子供たちを育ててくれただろう・・・。
愚痴をこぼさない人だった。
辛いことがあったとしても、心の奥底にしまっていただろう。
時が過ぎれば辛い想い出も楽しく話せることもある。
・・・いつでも聞ける・・・いつでも・・・
そんなことは沢山ある・・・いや、あった。
子供の頃の話・・・そう言えば母は楽しそうに話してくれることが多かった。
もっと聞いておけば・・・ではなく、
もっと聞いてあげれば、母も楽しい記憶が増えたことだろう・・・。
もっともっと、話させてあげたかった。
話が大好きだった母なだけに・・・。
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