癌と共に生きる　手術→放射線治療→化学治療

小林麻央ちゃんが旅立った。
家族の・・・愛する妻の旅立ち・・・。

夫婦・・・家族との今生の別れの辛さは
想像をはるかに上回る。
いつかは必ず経験しなければならない別れだけに
避けては通ることはできない。

ただ・・・そのタイミングや年齢によって
悲しみの体感温度を上下させる。

海老蔵さんをはじめとするご家族にとって、
とても辛い時期だと・・・。
母が他界した直後、数日間は特に厳しかった。

気丈に振る舞っているつもりではいたのですが、
今思えば、ただ感覚がマヒしていたような・・・

最愛の妻が他界した翌日に、会見をした姿を観て
心震わずにはいられなかった。
仕事柄とはいえ、あの心の強さには到底かなわない。

市川海老蔵・・・すごい人だ・・・と感じざるを得ない。

乳がんで始まった闘病生活で、最後の最期まで気丈に振る舞った
小林麻央ちゃんのポジティブな生き方は
健康な私たちが引き継がなければいけないと感じた。
小林麻央ちゃんもまた、魂の強い人だった。

とは言え、完璧な人間はいない。
市川海老蔵さんと、小林麻央ちゃん夫婦もまた、
お互いの弱さをそれぞれの強さで補い合って来たのだろう。
絆の深さと言うものを感じることが出来た。

色々なことを考えさせられた会見だった。
心の震える会見だった。

いついかなる時も、最愛の人との別れは終わりではなく
新たなる始まりでもある。
最期の最期まで頑張った最愛の人への
最低限の恩返し・・・それは、
遺された人が、残りの人生を全うすることである。

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