2017年05月27日
がんの休眠療法・・・癌と共に生きるという考え方
がん休眠療法とは
低用量抗がん剤治療とも、少量抗がん剤治療とも言います。
字の通り、抗がん剤の効果を抑えた治療法です。
ここで言う「休眠」とは、がんの原発巣・転移巣の腫瘍が
長期にわたり増殖をしない状態、静止した状態のまま
宿主(患者本人)に負担をかけずに経過する病態のことを言います。
罹患している「がん」が進行もせず減退もせず、
長きにわたって共存していくという考え方です。
当ブログを開始した当初の私の考えにとても近い考え方です。
がんが治らなくとも、根治が望めなくとも、一定の状態を
維持したまま生きていて欲しい・・・、そう願っていました。
ちなみに、「がん休眠療法」は最近知りました。
肺がん発見当時の母は元気だった。
転移した脳腫瘍の影響で意識障害があったが、
脳浮腫が落ち着くと元の母に戻った。
その後摘出手術を受け、無事成功した・・・順調だった。
少なくとも放射線治療や抗がん剤治療を始める前までは
母は元気だった。
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