アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2017年03月24日

母の友人の命日

母と同じ肺がん

丁度10年前の3月24日、
母の友人が他界した。
肺がんで闘病の末だったそうです。

当時、私たちと両親は別々でした。
まだ姉が実家に残っていた。
私の姉は晩婚でしたので・・・。

闘病中であることを知っていた母は
お見舞に行きたい旨を、その友人の旦那さんに相談
したところ、断られたそうです。

理由は、会わない方がいい・・・
見ない方がいい・・・と言われたそうです。

癌との闘病でやせ細り姿かたちが変わってしまった。
女性であればそんな姿を観られたくないと思うだろう、
実際私の母がそうでしたから・・・。

AD




見えない訪問客

いまでも時々語られる不思議な話で
こんな話がありましす。
姉は今でもその時のことを克明に覚えているそうです。

その友人が他界した数日後の事、
両親と姉が3人で暮らしていた実家の玄関を叩く音がした。

姉が返事をして訪問客を出迎えると・・・
そこには誰の姿も無かったそうです。

実家の玄関前は広場になっていて、
隠れるところも無ければ
大家さんの家の明かりと実家の明かりで
照らされて夜でも見渡せた。

その時の姉が語る。
違和感はあった。
後から考えると、玄関先に来たはずの訪問客は
足音がしなかった。

ハッキリと耳に残っているのは
玄関を叩く音だけだった。
「ごめんくださ〜い」
の言葉もなかったそうだ。

AD




母が言った一言でゾクッとした

玄関を叩く音は母には聞こえなかったそうだが
姉がすぐに母に説明すると
母は落ち着いた表情で悟ったように一言・・・

「Y子さんが来てくれたのかな・・・」

と言ったそうです。

姉はその一言でゾクッとしたと言います。
友人同士だから感じる何かがあったのかもしれませんが、
姉は当時の事を忘れることが出来ないようです。

でもまさか、その約8年後に自分の母が
その友人と同じ病気で他界することになるとは・・・

その母の友人のお墓に行って来たのは
今朝の事・・・。
線香を忘れてしまい、
手を合わせるだけとなってしまったことを詫びつつ
母に逢えましたか・・・?
と、問いかけてみました。


AD






この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6088914
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
リンク集
カテゴリアーカイブ
AD
最新記事
にほんブログ村 病気ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 病気ブログ 末期がんへ
にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(永眠)へ
にほんブログ村 にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村
プロフィール
satorichさんの画像
satorich
緊急入院した母が,非小細胞肺がん(腺癌)「ステージ4」を宣告され、1年後に他界・・・母の闘病中の記録や、がんに関することを中心に記事にしているブログです。
プロフィール


がん・腫瘍 ブログランキングへ
最新コメント
陽子線治療の不可 by satorich (12/25)
陽子線治療の不可 by 弥生 (12/24)
父のいないボランティア活動 by satorich (11/20)
父のいないボランティア活動 by まりあ (11/19)
免疫力と体温と癌 by satorich (11/12)
ファン
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。