2017年01月21日
生活習慣でがん予防するための9項目
米国がん研究協会発表のがん予防策
米国がん研究協会(AICR)が2007年に発表した
がん予防策「9項目」です。
たまたま手に取った著書のなかで
目にとまり、皆さんと共有したいと思いましたので
抜粋させていただきます。
以下、著書:体の中の異物「毒」の科学より・著者:小城勝相(こじょうしょうすけ)
1、体重に関して、BMI18.5〜24.9くらいを標準とする
(痩せていればよいというものではない)
2、身体活動が活発な方が良い。
早歩きを毎日30分。
出来れば1時間歩くか、30分の早歩きを追加。
(大腸がんをはじめ、いくつかのがんを予防する)
3、高カロリー食品を避ける。
125㎉/100g以下の食品を摂る。
砂糖の入った飲料を少なく。
ファストフードの消費を少なく。
4、植物性の食品を主に食べる。
5、赤肉や加工した肉を避ける。
肉の消費は1週間に500g以内に。
6、アルコールを制限。
男性はアルコールを1日30g以下、
女性は15g以下に。
7、食塩を1日6g以下に。
カビの生えた穀物を摂らない
(カビ毒には、発がん性を持つアフラトキシンが含まれる)
8、食品からのみ栄養を摂る。
サプリメントは勧められない。
9、赤ちゃんは半年間、母乳で育てる。
これは、母親の卵巣がんを予防し、子供の肥満を防ぐ。
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国立がん研究センターによるがん予防法7項目
1、禁煙する。タバコは吸わず、他人のタバコの煙を避ける。
2、節酒する。1日当たり、エタノールの摂取量は約23gまで。
(米国とは少し異なる)
3、減塩。男性は1日8g未満、女性は7g未満に。
(食塩により、胃がんのリスクが高くなる)
4、野菜を1日350g摂取する。熱い食べ物は冷ましてから食べる。
熱い食べ物は食道がんと食道炎のリスクを高める。
5、体を動かす。18〜64歳歩行またはそれと同等以上の身体活動を
毎日1時間。
それに加え、息が弾み、汗をかく程度の運動を毎週1時間程度行う。
65歳以上では、強度を問わず、身体活動を毎日40分行う。
6、適正体重を維持する。
男性はBMIが21〜27でがんのリスクが低下し、
女性は21〜25で死亡のリスクが低下する。
(やはり痩せていればいい訳ではない)
7、感染に注意。
日本人のがんの原因として、女性で最多、
男性で2番目に多いのが感染(男性のトップは喫煙)。
肝炎ウイルスやヘリコバクター・ピロリ菌、ヒトパピローマウイルス、
ヒトT細胞白血病ウイルスに感染したら医療機関に相談する。
以上より、両国を通してみても、常識的なことしか記載されていない。
このことからも、この著書では、
がん予防の特別な秘策など存在しない・・・とも語られている。
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