2016年12月18日
想い出したくない
母が逝く前の記憶
いい想い出があるわけがない。
嫌なことばかりだった。
二週間に一度だった通院は、一か月に一度になった
こともあった。
それがどうだろう・・・昨年の12月に入ると
その回数は一気に増え、毎週以上のペースになった。
数日おきに通院していた。
痛みに耐えかねて・・・または咳の回数が減らない・・・
末期の肺がんの症状は酷だった。
肺がんの辛さは心にも脳裏にも目にも焼き付いている。
その殆どが、母が逝く直前の数日間でつくりあげられた。
あのような光景は二度と見たくないし
出来ることならば、思い出したくもない。
辛い一週間
一周忌の法要は終わった・・・しかし・・・
母の命日は、月末だ・・・。
今週が一番辛い週となる。
一日一日、母が弱っていった記憶をたどりながら
この一週間を過ごさなければならない。
考えただけでも辛い。
しかし、逃げるわけにもいかないし、そもそもで
逃げることが出来ない。
その日は必ずやってくる。
世間はお祭り騒ぎのこの時期に、
一番思い出したくない記憶をたどりながら
母親を想い、供養に努める。
今までの毎日とは一味も二味も違う感覚。
とても言葉では言い表すことのできない想いがある。
今週、夢の中で母に逢うことが出来るだろうか・・・。
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