誘われて市民ミュージカルを見に行きました!
素人だから間違えたり、詰まったりしながら演じるのだろうなどと軽い気持ちで行きました。
ところが、・・・・・こ、こ、これは凄い。凄すぎる。
ヘレン・ケラーとサリバン先生の物語でしたが、サリバン先生の子ども時代にもスポットが当てられた脚本で、その時代の苦しみがあったからこそ、不退転の態度でヘレン・ケラーに接することができたことが、よくわかる内容でした。
その内容に加えて、サリバン先生を演じた素晴らしい役者を賞賛したいと思います。
言葉が明確で脚本の本質をとらえた演技、ケラー家との激しいバトル、ヘレンとの葛藤など、お見事でした。今まで見たミュージカルに本当に感動していたのかどうか疑いたくなるほど感動しましたよ。
これは再演を期待したい思います。これなら、今回観劇した人たちがそれぞれ10倍の人を誘える内容となっています。
南矢代にできたミュージカル小屋や各地のダンススクールなどと連携して、もっと盛り上げていきたいものです。
「アニー」や「キャッツ」のロングランのように、ここで育った人たちが世界でも活躍できるようにしたいと思います。
そのための支援を市長に要求してください。
丹波篠山には「ヘレンとサリバン」があるのです。
ミュージカルの街として売り出すことで、若者も定着し、精神的にも豊かな文化的な丹波篠山も創造できるのではないかと思います。それこそ文化創造都市なのではないかと。
P.S.
その後、朝ドラ「エール」にミュージカル「レ・ミゼラブル」に出ていた俳優が出演し、「ドンジョバンニ」のワン・シーンを歌っていました。山崎育三郎(マリウス役)と小南満裕子(コゼット役)でした。