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プロフィール

Sarracenia
現実逃避の手段の一つとして、食虫植物、特にサラセニアの栽培に没頭している工学博士。いえ、決してヲタクではありません。お昼間忙しいので、土日にせっせと手入れしてます。見かけはかっこいいおじさんです。レザーフェチで、超ロングのレザートレンチを羽織って、東京まですっとんでいきます。苦手な出張先は、東大本郷。理由は簡単。歩いてるやつらがみんなぼくより賢そうに見えるから。orz
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2011年03月01日
友人から電話が
先ほど、つくばに住んでる学生時代の友達から電話がありました。やつは、バイオ関係で学位とった博士様。

「あ、もしもし、サラセニアか?」

「おお、そういう君は、バイオ君じゃないか」

2年ぶりの電話で、懐かしかったんです、本当の話。やつは立派なサラセニアン君で、趣味が一緒と言うこともあって仲がいい(連絡とってないんだけど)

バイオ君「いやいや、こっちは寒くてねぇ」

ぼく「いや、こっちも寒いよ」

バイオ君「いや、こっちは内陸だから、そっちより寒いんだよ」

ぼく「まぁ、そういえばそうだな。で、どしたの?」

バイオ君「だから、寒いんだよ」

ぼく「寒いはわかった。ご用向きは?」

バイオ君「いや、君とあったのはもう2年前だろ」

バイオ君「そういや、そうだね」

っとここで、ぼくは嫌な予感・・・・。

ぼく「まぁ、つくばといっても遠いし用もないから行かないんだよね」

バイオ君「用はあるんだってば」

ぼく「だから、なんなのよ?」

このあたりで、ぼくはうすうす気づいた。

バイオ君「いやぁ、寒くて植え替え進んでないんだよね」

ぼく「……」

バイオ君「聴いてる? 植え替えだよ。植え替え」

ぼく「で、どれくらい残ってるの?」

バイオ君「50鉢くらいかな」

バイオ君とこも、ぼくと同じくミズゴケは使っていない。

ぼく「ひょっとして、砂洗いからやるの?」

バイオ君「うん、もう川砂は買ってあるんだ」

人事のようにのたまうバイオ君をぼくはあっさりかわして逃げようとした。

ぼく「なら、簡単じゃないの。がんばってやれよ」

バイオ君「そういうなよ。ぼくと君の仲じゃないか」

ぼく「悪いがボランティアやるきはないんだ」

バイオ君「バイト代はだせない。生活苦しいから」

ぼく「なら諦めて一人でやんなよ」

バイオ君「こないだ(2年前)は、手伝ってくれたじゃないか」

ぼく「そりゃそうだけど、柳の下にドジョウは2匹いないぜ」

バイオ君「なら、それなりのお礼はしよう」

ぼく「お礼?」

バイオ君「そう、ぼくが高配した自慢の品種を」

ぼくは彼の話を叩ききった。

ぼく「君の雑種はいらんよ。ぼくは原点回帰しているからね」

実は彼はバイオ博士と称して、幾多の種類のサラセニアを混ぜ混ぜし、挙句の果てに、全部並べておいてあるから自然交配してしまい、もはやなにがなんだかわからない状態なのです。

バイオ君「いや、今年3年目のいいやつは」

ぼく「だから、そんなのいらないってば」

バイオ君「じゃ、どういうのが欲しいの?」

ぼく「まぁ、レウコフィラの選抜種か、そうでなきゃ、素性のわかってるヘテロとかだな」

バイオ君「ヘテロは、親株しかないもん。やれん。けど、レウコフィラなら、株分けするときにわけてやってもいいぞ」

ぼく「まて、分けてやるんじゃないだろ。お礼だろ。お礼に謙譲させていただきますといえ」

本当にこいつらは阪大でてるのかというようなやりとりが電話口で交わされ、ぼくは今度の土曜日に、つくばへドカタの手伝いにいくことになったのでありました。

ぼく「で、なにくれるの?」

バイオ君「そんなの株分けしてみないとわかんないじゃないの。あんたも素人っぽいことゆうたらあかん」

バイオ君 恐るべし・・・・


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