ツヤっさらに。変身。

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手軽に食べられて、懐にも優しいファーストフードの代表「ハンバーガー」。
でも最近は、素材や調理にこだわり、
1個千円前後もする「高級バーガー」への関心が高まっているようだ。

高級路線のハンバーガーショップは増えており、
11月にNY発のハンバーガーショップ
「シェイク シャック（Shake Shack）」が日本に上陸したことで、
その人気に拍車がかかったようにも見える。

明治神宮外苑内にオープンしたての「シェイク シャック」には
数時間待ちの行列が絶えないようで、いち早く食したブロガーの食レポからは、
目新しいものを伝える使命感のような熱さも伝わってくる。

さっそく、そんな食レポを読んでみると、
ほぼ共通して見られるのが、「パテ（お肉）が美味しい」という声。


・アンガス牛を100%使用したパティは肉肉しくジューシーで、感動の美味しさ！
・一言で言うと「お肉を食べてる！！」といった感じで、食べごたえも抜群
・お肉の味がしっかりしてて美味しいのに脂っぽすぎずペロリ


“ホルモン剤を一切使わない100％オールナチュラルのアンガスビーフを挽き、
ミディアムで焼き上げている”というこだわりの味に納得している人が目立つ。

また、肉以外の部分にも、

・バンズにはジャガイモが練りこんであるとかで今までに食べたことが無い食感
・調子に乗って頼んだ、ビールが絶品でした！
・コクをプラスするチーズ、レタス・トマトの野菜達の一体感がgood

と、満足度は高く、その美味しさは確かなようだ。

そうは言っても、「シェイク シャック」では
ハンバーガー1個580円〜1230円。他にも例えば、
グルメバーガーを提供する「モスクラシック」では、
ポテト付きで900円〜1300円。このような価格を加味すると、
「高級バーガー」はどのように評価されているのだろう？探ってみると、


・こんなおいしいハンバーガー食べたことなかった！！食べる価値あります！！
・一般的なグルメバーガーとして見れば、値段も特に割高感を感じません
・高級品だが、たまには贅沢も良いし、こういう店が近所にあったら嬉しいな
・安いハンバーガー買って残念な思いをするよりは、こっちを食べたいよ

と、価格を含めて納得し、積極的に受け入れる人が多い印象。一方で、

・肉肉しい感じ。でも高いな。美味しくても高すぎるー
・ハンバーガー屋さんで会計5千円と言われ、思わず悲鳴が
・夕飯と同じ値段をハンバーガー一個にかけるとか無理な庶民です

と、これまでのリーズナブルなハンバーガーの
イメージを超える価格に抵抗を感じる人も見られ、
今、ハンバーガーの捉え方は大きく分かれているようだ。

これは、まさにハンバーガーのイメージが、
ジャンクなものからグルメ路線に変わりつつある
過渡期の現象なのかもしれない。
質にこだわる「食事」として認識する人が増え、
グルメバーガーというカテゴリーが根付いていくのか、今後の動きが気になる。