2015年01月31日
ララ・ファビアン
ララ・ファビアン
ベルギー生まれ。ベルギー人の父とイタリア人の母の間に生まれたララは、音楽に造詣の深い父親の影響で、幼い頃から音楽に親しんでいた。「歌、ダンス、ピアノ、音楽に関係する事だったら、何でもやったわ」と話すララ。中でも歌を歌う事が大好きだった彼女は、8歳の時にブリュッセルの音楽学校に通い始め、歌手になる為のレッスンをスタート。14歳の頃から曲作りにも真剣に取り組むようになると同時に、機会がある度に、様々なコンテストでパフォーマンスを行った。
18歳の時に、保守的なヨーロッパの音楽業界に愛想を尽かして、単身カナダのモントリオールへ。「ヨーロッパでは、女性をただの歌手としてしか見てくれない。私はシンガー・ソングライターになりたかった。絶対に妥協はしたくなかったの。だから、もっと自分らしく活動が出来るカナダに移ったのよ」と、その当時を振り返ってララは語る。
だが、カナダでの生活は決して楽なものではなかった。ヨーロッパからやって来た、18歳の少女の話を真剣に受け止める人がいなかったのだ。結局、レコード契約を得ることが出来なかったララは、ブリュッセル時代の友人Rick Allisonと二人、カナダで自身のレーベルを立ち上げる。
1991年、カナダでデビュー・アルバムをリリース。ケベック地方をくまなく回ってショーを行い、男性プロデューサーやソングライターによって創り上げられただけの女性シンガーではない、という実力を見せつけた。このデビュー・アルバムはカナダでゴールド(10万枚)に達する成功を収める結果となる。 1994年には、セカンド・アルバムをリリース。フランス語圏の国々で、80万枚を超えるセールスを記録した。(出典:ララ・ファビアン OFFICIAL SITE)