Powers of Ten (10のべき乗) 1968年に、この映像は、インパクトがありますね。
Powers of Ten とはPowers of Tenは1968年に作られた教育映画、および書籍の名前である。
家具デザインで有名なチャールズ・イームズとその妻、レイによって脚本が書かれ監督された。IBMの資金協力に寄っている。
タイトルのPowersとは「力」の意味ではなく「べき乗」という意味であり、「10の力」ではなく「10のべき乗(10n)」という意味である。
映像最初、どこかの公園に寝転がっているピクニック中の男性の姿を真上からとらえている映像から始まる。
正方形に区切られた映像は縦・横が1m×1mの範囲を見せている。
10秒かけてカメラが上空へ上がっていき、その範囲は10m×10mとなる。
次にはやはり10秒かけカメラはさらに上空から100m×100mの範囲をとらえる。
このようにしてその範囲を拡大していき、ついには宇宙の果てともいうべきところまで後退する。
今度は1分で元の1m×1mの世界へ戻り、逆方向……つまりカメラが人物に寄っていく。
10秒かけて0.1m(10cm)×0.1mの世界へ(映像では手の甲がアップになる)。
さらにどんどんミクロの世界へ突入していき、最終的には陽子や中性子の世界にまで入っていく
(この時代にはまだ素粒子という考え方は一般には知られていない)
(出典:ウィキペディア)