囲碁AI、トップ級棋士を圧倒 5局勝負で3連勝 ルールのあるゲーム等では、既に人工知能が人間の知能を超えていますね。
ディープラーニング(深層学習)の技術は、今後、加速度的に発展しそうですね。
日本経済新聞 2016/3/12 21:37 (2016/3/12 22:25更新)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG12H5Y_S6A310C1CR8000/ 【ソウル=山川公生】
米グーグルが開発した囲碁の人工知能(AI)「アルファ碁」と、世界トップ級の棋士、韓国の李世●(石の下に乙、イ・セドル)九段との5局勝負の第3局が12日、ソウル市内のホテルで打たれ、アルファ碁が3連勝で勝ち越した。
頭脳ゲームで最も難しいとされる囲碁で、AIが人間トップ級の実力を上回ったことが証明された。
〜(中略)〜
「囲碁界でも特別な存在の李九段に3連勝というのは驚きでしかない。
アルファ碁は常に局面ごとの形勢を冷静に判断している印象がある」と井山裕太王座はみる。
人工知能学会会長の松原仁・公立はこだて未来大学教授は「AIの歴史で記念碑的な意味を持つ出来事だ。
最新技術であるディープラーニング(深層学習)を使い、膨大なコンピューターパワーを駆使することで当初の予想を超えたスピードで強くなった」と話す。
囲碁の人工知能、従来のAIと何が違う? 直感学び進化山崎啓介 福田直之 2016年3月13日05時01分
http://www.asahi.com/articles/ASJ3D6R5LJ3DUHBI02J.html囲碁の人工知能(AI)が、世界最強棋士の一人を相手に3連勝と強さを見せつけた。
囲碁は碁石を置く点が多く、数あるゲームの中でも複雑で直感も必要とされてきた。
「勝利は当分先」と言われたAIは、急速に実力をつけた。
その特徴は、様々な棋譜を読んで「自ら学習する力」だ。
(以下省略 )〜
囲碁の人工知能に「緊張」 対局控え、韓国のプロ棋士