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2019年03月27日
新規案件は「利息が確保」された案件。安定度は高そうです。
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連日の募集
沖縄特化の事業者、Pocket Funding(ポケットファンディング)から新案件が登場。
どちらかと言うと小粒な案件が多い印象の事業者ですが、1,000万円超の案件が2日連続で募集となります。
今回の案件は他ではあまりみない、「利息確保」型の案件です。
・沖縄中部ファンド6号
募集開始:3/27 17:00〜
予定利率:5%
期間:3ヶ月
貸付総額:1,700万円(主部分)
担保:土地(1筆)に対する第一順位抵当権
評価額 約2,630万円(公示価格・取引事例比較法)
LTV:65%
今回の案件はいくつか特徴があります。
基本的にはどの案件もリスクを限定的にするもので、利率が5%と少し寂しいのも納得です。
ポケットファンディング(広告リンク)
案件の特徴
一つめは、「利息確保」案件ということ。
融資の実行時に、利息分が天引きされています。
そのため原則として、借り手への分配金は案件募集時で確定していることになります。
例を挙げると、以下のような違いがあります。
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・通常案件と天引き案件の違い(貸付契約1,000万円、利息額を50万円と仮定した場合)
@通常案件の場合
契約額1,000万円、貸付額1,000万円、返済額1,000万円+50万円(利息分)
A天引き案件の場合
契約額1,000万円、貸付額950万円(利息天引き)、返済額1,000万円
_/_/_/_/
もう一つの特徴は、返済の財源である物件の売却先が確定している、ということ。
おそらくは売買契約書が交わされている、ということなのだと思います。
だったら銀行でも借りられるんじゃないか、という意見があるかもしれませんが、貸付期間が短期なので
銀行では手間の割に利息が取れず、食指が動くような案件ではありません。
(1,700万円を5%で3ヶ月貸した利息は20万円ちょっと。
高コスト体質の銀行では、必要な手続きと労力を考えれば利益は出ないと思います)
加えて資金用途が「不動産仕入資金」になっていることを考えると、おそらく急ぎの案件なのでしょう。
短期間のつなぎ資金にソーシャルレンディングを利用するのはスジが通っています。
沖縄の魅力
沖縄県は日本の中でも珍しく、人口が増加傾向(しかも流入ではなく自然増)。
景気も良いようですし、地価が高騰しているという情報もあります。
・沖縄県の地価高騰中 (ポケットファンディング)
ポケットファンディングの経営母体である財全GROUPは沖縄で実績のある実業事業者。
(失礼な物言いですが)ポケットファンディング自体の規模は大きくなく、そこで何か悪い事をして本業の
商売に悪影響を及ぼすようなリスクを取るとは思えません。
対象不動産の分散という意味でも、ポケットファンディングでの投資を続けていくつもりでいます。
ポケットファンディングへの投資は、こちらからどうぞ(広告リンク)
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posted by SALLOW at 13:30
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| 投資案件紹介
クラウドリース延滞案件 40日前との状況比較です。
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クラウドリースの進捗を比較
クラウドリースで延滞が起きている案件について、前回からの進捗を比較してみたいと思います。
比較対象は2/15に書いた以下の2記事。
根拠事実についてはクラウドリースの連絡内容に基づいています。
・【その1】クラウドリース 債権回収の続報を前回報告と比較しました(TD社、MC社)
・【その2】クラウドリース 債権回収の続報を前回報告と比較しました(SB社、FC社)
事業性案件の場合、遅延が起こり期限の利益が消失したとしても、それですぐに身ぐるみを剥がすような
ことをすると、最終的な回収金額が少なくなってしまうという懸念があります。
最大利益を考えるなら、多少時間がかかっても生かさず殺さずが一番いいのですが、このあたりは回収の
腕の見せ所でしょうか。
クラウドリースの場合、トラレンのような違法性は(今のところ)ありませんが、一気に複数案件で遅延が
発生するなど、管理体制上の問題は重大です。
私も投資している以上人ごとではありませんが、引き続きウォッチを続けていこうと思います。
@TD社案件
@アミューズメント事業者TD社向け案件
保証:LLP(有限責任事業組合)の連帯保証
第三者連帯保証
代表者連帯保証
2月での状況:
・現存4店舗中2店舗を閉鎖予定、1店舗は2月末に閉鎖
・閉鎖店舗の動産を売却し、対象動産を売却処分で第一弾の資金回収を行う予定
・残りについては営業売り上げからの回収か、もしくは残る店舗の動産売却かを検討する
アップデート:
・1店舗は閉鎖済
・閉鎖した店舗の動産を買取業者に見積依頼中
・同時に、同業他社から営業譲渡の申し入れがあり、資料を提出
・その他については、特記する進捗無し
AMC社案件
Aアミューズメント、リサイクル事業者MC社向け案件
保証:不動産担保
動産集合譲渡担保(車両及び重機)
約束手形徴収
動産所有権移転留保
代表者連帯保証
2月での状況:
・4店舗中2店舗は購入意向あり、残る2店舗中1店舗は閉店済
・リサイクル事業のスポンサーとして3社に加えて事業会社が1社入り、協議中
・残りについては営業売り上げからの回収か、もしくは残る店舗の動産売却かを検討する
アップデート:
・閉鎖済の1店舗の事後処理や引き継ぎは3月時点で完了予定
・もう1店舗の対象動産については購入打診中
・購入意向の協議は継続中。具体的な金額を含めた本格的な協議は4月初旬より開始
・リサイクル事業の協議は継続中だが、風営法対象であるアミューズメン事業の随伴可否が課題。
上記の事業譲渡を済ませてからの協議を予定
・不動産担保の任意売却は着手済
BSB社案件
Bアミューズメント事業者SB社向け案件
保証:約束手形徴収
動産所有権移転留保
グループ会社連帯保証
2月での状況:
・営業用資産の動産設備の売却、もしくは営業権付きの店舗売却を検討中
・連帯保証人である親会社、グループ会社からの回収に向けた催告状の送付
・連帯保証人であるLLP(有限責任事業組合)からの回収検討
アップデート:
・動産設備の売却に加え、事業譲渡の打診を行い初期検討段階
・その他、連帯保証人からの回収については進捗無し
CFC社案件
Cアミューズメント事業者FC社向け案件
保証:約束手形徴収
動産所有権移転留保
第三者連帯保証
2月での状況:
・営業用資産の動産設備の売却、もしくは営業権付きの店舗売却を検討中
・連帯保証人である親会社、グループ会社からの回収に向けた催告状の送付
・連帯保証人であるLLP(有限責任事業組合)からの回収検討
(SALLOW注:FC社と上記SB社の状況は酷似しており、関係が深い可能性があります)
アップデート:
・動産設備の売却に加え、事業譲渡の打診を行い初期検討段階
(1店舗は現地調査、もう1店舗は検討の初期段階)
・その他、連帯保証人からの回収については進捗無し
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posted by SALLOW at 09:00
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