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2018年08月25日
【日付訂正】8/23 クラウドバンクの中小企業&風力案件に投資。追加資金投入しました
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投稿日付を間違えていたため、再投稿しました。
クラウドバンクから、今月3回目の償還
クラウドバンクは月数回の償還があるのですが、今回は3回目の償還がありました。
(ちなみに、利金は全て月最初の償還時に支払われ、その後の償還は元本のみです)
その分を全て再投資に回しています。
・中小企業支援型ローンファンド第386号 57.9万円
予定利率:6.2%(元利均等返済)
期間:34ヶ月
貸付総額:3,000万円(384〜386号合計)
担保:集合債権譲渡担保、第三者連帯保証
珍しく長期間(34ヶ月)、それも元利均等分配というファンドがありましたので、投資しました。
元本が毎月支払われますので、再投資をしない場合の利率は表面上のものより減少し、この案件の場合では
3.4%程度まで落ちることになります。
とは言え、私の場合はどうせ毎月償還があるので、大した問題ではないと判断しました。
この案件については、主要な貸付先への貸し付け金額は、全体の8割である事が分かっています。
残りの2割についてはどうなっているのか? という質問をクラウドバンクにしてみたところ、回答として
「主要貸付先以外の貸し付けは、その時々で収益性を最大にするために機動的に変えている」
という返答をもらいました。
このあたりの詳細については、下記の記事もご覧下さい。
・「中小企業支援型ローンファンド第384号」に関して、クラウドバンクから回答がありました
スキームとしてはごく普通のものですが、集合債権の譲渡担保と収納代行業者による押さえがあるため、
安定性はそこそこあると考え、投資を実施しています。
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もう一件は新規資金を投入
クラウドバンクにはもう一件の投資を行っています。
こちらには償還された資金ではなく、新規の資金を投入しました。
・風力発電ファンド140号 30万円
予定利率:6.7%
期間:5ヶ月
貸付総額:1億9,900万円(137〜143号合計)
担保:合同会社持分への質権設定、地上権及び抵当権に対する質権設定
経産省ID、系統連系地位の譲渡予約
親会社連帯保証
石川県、能登地方の風力発電所案件です。
能登地方は北西の季節風が良く吹く土地で、風力発電には有利な場所とのこと。
風力発電の建設費用はだいたい25万円/kWとのことなので、7.5MWの風力発電には20億円弱かかります。
そして、設備使用率を20%と見なすと、7.5MWの風力発電の売電価格は
7500kW × 22円/kW × 20% ×(24時間 × 365日)≒ 2.9億円/年
となりますので、数億円規模の融資であれば適切と言える、と判断しています。
本来は同時に募集されていた太陽光案件が、FIT価格32円/kWというお宝案件だったのですが、今の投資
状況を考えると風力発電案件が少なかったため、こちらを選ぶことにしました。
今回の追加投資で、クラウドバンクへの投資額は約830万円となりました。
クラウドバンクは私のメイン投資先の一つで、今後も状況を見て投資増額を検討していくつもりです。
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posted by SALLOW at 14:30
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2018年08月24日
【速報】グリーンインフラ社の経過報告と、maneoのマーケットの業務改善計画
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GIL社の経過報告は、今のところ進捗無し
グリーンインフラレンディング(GIL社)より、延滞状況の経過報告がありました。
内容の抜粋です。
1.経過と回収見込み
前回までのご報告と同様となり、進捗をお伝えできずに申し訳ございません。
グリーンインフラレンディング社を介して、最終資金需要者の売却状況の把握に努めております。
現時点では確定した回収額をお伝えするに至りません。
一刻も早く、投資家の皆様に償還・分配を実施できますよう、グリーンインフラレンディング社と協力して参ります。
投資家の皆様には、お待たせいたしておりますことを改めてお詫び申し上げます。
また、本日「業務改善命令に基づく改善対応策について」といたしまして、maneoマーケット社として今後進めてまいります業務改善計画の概要をMyPageに掲載させていただく予定でございます。
2.今後の状況報告について
該当投資家の皆様には、回収の進捗状況等と合わせまして、上記の業務改善計画の取組に関する進捗状況につきましても、定期的にメールにてご報告いたします。
ということで、残念ながら今回も進捗は無しという結果になりました。
案件売却に向けて、裏で色々動いているという噂は私の耳にも入ってきていますが、信憑性を保証できない
(つまり、裏を取りようがない)情報ですので、今のところ何か言う事はありません。
それにしても、発表が金曜日の夜というのはあまり良い印象ではないですね。
しかも夜。
こういうのは会社においては、「(メールの)打ち逃げ」と言って怒られるものなのですが。
それと、JCサービス側からのお知らせが7/18を最後に無い事も気にかかります。
行政処分当初はあれだけmaneoマーケットとは異なる立場からの発表を行っていたのですから、それを続け
自分の立場から、maneoマーケットでは言いにくいことを含めて発表すべきではないでしょうか。
(それとも、JCサービスにも何らかの圧力がかかっているのかもしれませんが)
maneoマーケット 業務改善計画の内容
さて一方、上の引用文の青字部分。
maneoマーケットの業務改善計画が掲載されています。
7/13の業務改善命令を受け、8/14にmaneoマーケットは業務改善計画を提出したことを発表しましたが、
その中身については言及しませんでした。
今回概要が発表できたということは、おそらく当局がその計画の内容を認めたということなのでしょう。
・(参考)業務改善命令に基づく改善対応策についてのお知らせ (maneoマーケット)
内容を見ていきます。
《当社の改善策の概要》
1.経営体制の見直し【平成31年3月完了予定】
2.営業者の選定基準の策定【平成30年9月末完了予定】
3.営業者の管理について
(1)モニタリングの実効性を確保する取り組み【平成30年9月末完了予定】
(2)ファンドに対するモニタリングの強化【平成30年10月末完了予定】
4.組織の見直し
(1)人材確保による法令違反行為等の未然防止、早期発見【継続実施】
(2)研修や人事評価の見直しによる法令遵守意識の向上【継続実施】
5.投資者対応
(1)グリーンインフラレンディングの投資家向けの状況報告【継続実施】
(2)匿名組合契約約款・金銭消費貸借契約書の改訂、スキームの見直し【平成30年11月末完了予定】
6.役員報酬の自主返納【実施済】
今回の行政処分を受け、次の通り、関係役員の役員報酬を自主返納。
・代表取締役 瀧本 憲治 報酬月額の50%、3ヵ月
・取締役 安達 義夫 報酬月額の15%、2ヵ月
具体性のある内容ではありませんが、ともかく今後maneoマーケットがやることはこれで定まりました。
後は、9月末、10月末、11月末。
そして最後に来年3月末。それぞれのマイルストーンにおける実施内容を確認したいと思います。
個人的に重要だと思うのは赤字部分。11月末予定のスキーム見直しでしょうか。
これは、今後のmaneoファミリーのあり方を変える事になるかもしれません。
所感
GIL社の返済がどうなるかはまだ予断を許しませんが、まずは一つの区切りです。
今後はこの改善対応策をmaneoマーケットがどこまで真摯に、かつ実効性を持って実施していくか、投資家
として監視していく必要があると思います。
ただ、少なくとも(GIL社を除いた)maneoファミリーは現在でも変わらず募集を続けているのは確か。
これが金融庁の許可、もしくは少なくとも黙認無しで行われているとは思えません。
従って現状、maneoファミリーについてはお咎め無しであると判断しています。
さて、後はこの一連の問題が(ラッキーバンクを含めて)、将来的にソーシャルレンディング業界にとって
良い方向に向かう切っ掛けとなってくれることを願うばかりです。
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posted by SALLOW at 21:00
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