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2018年08月02日
【内容紹介】クラウドバンクの決算状況+サマーキャンペーン第二弾
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日本クラウド証券の決算が出ました
クラウドバンクの経営母体である日本クラウド証券が、業務状況の発表を行いました。
これまでは少額ながら日本クラウド証券は赤字続き。
さらに従前の業務であったグリーンシート関連も無くなり、ソーシャルレンディングへの比重が高まる中
今期の発表は非常に重要なものになると思っていました。
そしてフタを開けてみれば素晴らしい内容。黒字転換+大幅増収で、繰越赤字を一発解消しています。
・開示情報 (クラウドバンク)
中身を見ていきます:貸借対照表
それでは、分かる限り中身を見ていくことにします。まずは貸借対照表から。
主に、昨年決算と異なるポイントについて紹介していきます。
(一応先に言い訳として・・・経理はちょっとかじった程度ですので、何かあればご指摘下さい)
(左が先期、右が今期、単位は千円)
流動資産は「未収入金」が増えています。
「売掛金」と「未収入金」の違いは、本業であるかそうでないかの違い。
業務概要には、「当期は付随業務である他の事業者の事業の譲渡等の仲介、他の事業者の経営に関する
相談などの業務への積極参画」を行っているとありますので、この分の収入でしょうか。
もしくは、合同会社で行っている再生可能エネルギー案件がExitしたのかもしれません。
(左が先期、右が今期、単位は千円)
グリーンシート業務終了のためか、他の理由かは分かりませんが、投資資産が減少しています。
結果として固定資産は非常に小さく抑えられており、流動比率は179%という優秀さ。
預託金と前払い以外を当座資産と解釈すれば、当座比率も152%と十分なレベルだと思います。
(左が先期、右が今期、単位は千円)
負債の部は目立ったものがないので飛ばして、純資産の部。
去年まで18.7億円ほどあった繰越赤字が、今期で一気に24.5億円のプラスに転換しています。
結果、純資産の合計は5.6億円、自己資本比率は40%という金融機関としては極めて高いレベルにあります。
中身を見ていきます:損益通算書
一方、損益通算書は以下の通りです。
(左が先期、右が今期、単位は千円)
大幅黒字に主に寄与しているのは、「その他の受け入れ手数料」と「その他営業収益」の二つ。
それぞれ、「関係会社受入手数料」と「業務委託報酬」が大部分を占めています。
ソーシャルレンディングの収益で黒字というのも大きいですが、関係会社の事業に関する手数料と、仲介や
相談などの業務委託など、日本クラウド証券が進めて来た業態転換が奏功したということだと思います。
ソーシャルレンディングの単一業務で大きな黒字を出すのは難しいので(maneoやSBI SLならともかく)、
付随業務で黒字化を目指すというのは妥当な方法だと思います。
何よりも日本クラウド証券の経営が安定するのは、クラウドバンクの投資家にとっても願ったりです。
そういった意味で、今回の決算は朗報となるでしょう。
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サマーキャンペーン第二弾
クラウドバンクのサマーキャンペーンは、第一弾が先日終了しましたが、第二弾が登場しました。
投資した金額に応じて、Amazonギフト券を受け取ることができる、というもので、今回は第一弾に比べ
ギフト券の金額が1.5倍になっています。
(不公平感のある後出しとも取れますが、誤差範囲の特典なのでまあいいか、と思っています)
対象期間:8/9 23:59まで
概要:対象期間中の投資金額に応じて、Amazonギフト券を9月上旬にメールで送付
投資金額 Amzonギフト額面
50〜100万円未満 750円
100〜500万円未満 1,500円
500〜1000万円未満 7,500円
1000〜5000万円未満 15,000円
5000〜1億円未満 75,000円
1億円以上 150,000円
50万円以上の投資でなければいけないこと、また期間が8/9までということにご注意下さい。
今回は私も参加できそうですので、償還されたら再投資を検討します。
また、米ドル建てファンドはこのサマーキャンペーンの適用外となります。
ただし、米ドル建てファンドには専用のキャンペーンが予定されているようです。
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posted by SALLOW at 16:10
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Pocket Fundingで沖縄ならではの「軍用地ファンド」が再登場。軍用地は普通の土地と何が違う?
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軍用地ファンドは沖縄のみ
Pocket Fundingで、沖縄ならではのファンド「軍用地ファンド」が再登場しました。
・PF軍用地担保ファンド
予定利率:6.5%
期間:7ヶ月
貸付総額:1,500万円(主部分。うち750万円は募集完了)
担保:沖縄本島北部軍用地に対する第二順位抵当権
評価額約1億1,200万円 先順位6,170万円
LTV:68%
前回のファンドの借り換え、とのことです。
その前のファンドは今年の3月に募集開始、機関12ヶ月の予定が、既に償還されています。
何らかの事情でもう一度この土地を担保にする必要があり、今回の借り換えになった言う事でしょう。
(なお、前回のファンドは利率7.4%ですので、少し条件としては悪くなっています)
貸し付けスキームは基本的に前回と同じですが、一つ変わっているところがありました。
(今回)財全ソリューション:2,200万円貸付、ソーシャルレンディング募集額:1,500万円
(前回)財全ソリューション:1,500万円貸付、ソーシャルレンディング募集額:1,500万円
ということで、今回は財全ソリューションと合同の貸し付けです。
万が一返済が滞った場合のの利害関係は、投資家と財全ソリューションで一致することになります。
そういう意味では安全性は高くなっており、利率が減っている理由がこれなら納得です。
軍用地の説明
以下、簡単に軍用地の説明です。
軍用地は、個人が所有する土地を強制的に借地したものです。
その使用者は米軍であったり自衛隊であったりしますが、名目上は個人の土地であるため、実際の使用者に
よらず、土地の所有権を売買することが可能です。
軍用地の価格は「借地料×倍率」で決まります。
倍率というのは、「その土地を何年所有すれば元が取れるか」という尺度で、倍率が高ければ価格が高い、
つまり人気の土地であるということです。
(ちなみに、倍率の相場は40〜60倍くらいで、徐々に上がっている傾向とのこと)
軍用地はその用途が用途だけに、保全性が極めて高い、という特徴があります。
あくまでも沖縄の地場銀行での話ですが、担保土地を評価する際、通常の土地と軍用地であれば後者の方が
ローン限度額が高くなる傾向にある事からも、その保全性が高く評価されていることが窺えます。
また、固定資産税や相続税の計算上も、軍用地は有利になるようです。
今は軍用地を担保とするソーシャルレンディング案件しかありませんが、軍用地を小口分割所有することの
できる不動産投資型クラウドファンディング、なんていうのができれば面白いかもしれません。
(軍用地の希少性から言って、そんなに案件があるとも思えませんが・・・)
下記の本は、何回か紹介していますが、ほとんど唯一の軍用地投資に関する本です。
沖縄防衛局の中の人が無断で発行し、防衛局は回収を指示しているという曰く付きの本になります。
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posted by SALLOW at 08:50
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