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2018年03月29日
追加投資を行いました(3/25 maneo、クラウドバンク)
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maneoに追加投資
maneoから元利金の償還があり、再投資を実施しました。
今回はかなりリスクが高そうな案件を選んでいます。
・事業性資金支援ローンファンド869号 51万円
予定利率:10%
期間:8ヶ月
貸付総額:3億円(前回と合わせ6.5億円)
担保:無し
太陽光発電権利のID譲渡担保、公正証書で保全
資金用途はフィリピンの不動産開発事業。
27haの土地に86室のリゾートを開発する予定とのことです。1室の平均面積が3,000m2を超えている計算と
なりますので、かなり本気のリゾート宿泊施設のようです。
一方で、返済原資となるのは日本の東海地方、四国地方にある太陽光発電所の売却資金です。
担保は無し、ID譲渡の保全は付いていますが、強固とはとても呼べません。
太陽光発電所が売れなければ、貸し付けた資金は損害を受けるかどうかはさておき、延滞はするでしょう。
リスクに見合う形で、利率は10%とかなり高めです。
(実際はmaneoが5%抜いていますので、制限利率の上限15%で貸し付けていることになります)
リスクは大きいと判断しましたが、貸付期間が8ヶ月という微妙な期間であることから、ある程度返済の
目処は付いているのではないか、と推定しています。
maneo自身の事業者リスクは少ないと思われますので、たまには案件リスクを取ってもいいかと判断し、
今回はこれに投資を行うことにしました。
クラウドバンクに追加投資
クラウドバンクから元本償還があり、再投資を実施しました。
クラウドバンクはここしばらくの間、月初に元利金を償還し、その後月中に1〜2回元本を償還するという
スケジュールになっているようです。
・バイオマス発電ファンド44号 85.2万円
予定利率:6.6%
期間:7ヶ月
貸付総額:3,770万円
担保:土地に対する抵当権設定、合同会社持分への質権設定
経産省ID、系統連系地位の譲渡予約
代表者連帯保証
同時期にこの案件と中小企業支援ファンドがあり、どちらにしようか、それとも両方に振り分けようかと
思って見ていたのですが、中小企業支援は担保が株式質権設定だけだったのでやめておきました。
上場会社ならともかく、未上場株式は流動性が皆無ですし、イヤな思い出もありますので。
担保については標準的です。
SPCの出資持分、発電所土地への担保設定、経産省ID、系統連系地位の譲渡予約が付いていますが、全てが
バイオマス発電所の経営が順調にいく事を前提としている担保です。
SPCが吹き飛ぶレベルの万が一があれば、その時は覚悟すべきでしょう。
こちらの案件は、貸付先が東証一部上場の関連会社とのこと。
東証一部だからと言って安全の保証はありませんが、少なくとも未上場会社よりはマシでしょう。
また、開発予定のバイオマス発電所のFIT価格が40円/kWと非常に高い事も魅力です。
上場会社のバックがあること、FIT価格が高いこと。これらはバイオマス発電所の経営を補強します。
合わせてクラウドバンクのこれまでの実績から考えて、安全性は高いと判断し、投資を行いました。
ところで、私の運が悪いと言えばそれまでなのですが。
私が投資した次の案件から、Amazonギフト券が配られるキャンペーンが開始されました。
まさかクラウドバンクにクレーム入れるわけにもいかず(キャンペーンをいつ開始するかは事業者次第)、
ほんのちょっとだけやり場のない感情に駆られています。
・「バイオマス発電ファンド 応援キャンペーン」のお知らせ
対象ファンドは「バイオマス発電ファンド45〜50号」の6つ。
50万円以上投資で5,000円のAmazonギフト券がもらえるそうですので、私の分までもらってやって下さい。
クラウドバンクでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 15:00
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| 投資記録
【追記有り】ラッキーバンクで延滞発生?(ラッキーバンク回答あり)
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3/29 9:30追記:
ラッキーバンクからお知らせがありましたので、記事後半部に加筆を行いました。
ラッキーバンクでいつのまにか延滞が
「ラッキーバンクで延滞が起きているらしい」という噂が耳に入りました。
さっそく自分の投資している案件を調べますと、確かにその通り。
一部案件について、いつの間にか返済期限の延長がされていました。
私の投資状況(247号は償還済)
このうち、返済期間が延長されていたのは264号と305号でした。
これらの案件では、案件1と2の「最終返済日」が異なる事が分かります。
案件2の方が本来の返済日(2018/3/28)、それに対して案件1は3ヶ月遅延が起こっています。
問い合わせてみました
案件の遅延が起こるのは、ソーシャルレンディングの性質上しかたないことと呑み込んでいます。
ただ、それに対してアナウンス無しはいただけません。
行政処分の対応で忙しいのは分かりますが、案件の返済期限を変更するのであれば先だって連絡をするか
最悪でも延長と同時に連絡を行うべきでしょう。
ということで、問い合わせを行ってみました。
(前略)
ローンファンド264号、305号についての質問です。
これらのファンドは募集時、返済完了予定日が2018年3月28日になっていましたが、今見たところ一部のファンドの返済期間が2018年6月末に延長されています。
延長自体は致し方ないものかもしれませんが、そのお知らせと理由の説明は、返済延長の前か、少なくとも返済延長と同時であるべきではないでしょうか。
行政処分対応でお忙しいとは思いますが、連絡のないまま返済延長を行うような事になりますと、ますます投資家の不信を買う懸念があると考えております。
お手数ですが、早急なご対応をいただきたく、よろしくお願いいたします。
これについて、ラッキーバンクからの返事は1時間以内に来ました。
対応速度は迅速で好感が持てます。
(前略)ファンドの償還期限が変更している件につきましては、当初、ファンドからの貸付の返済期限を2018年3月28日までとしておりましたが、現状、当該貸付(元本部分のみ)※の返済期限の延長を予定しております。
2018年3月のファンド持分の償還をお待ちいただいていたにもかかわらず、お客様にはご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
(中略、延長ファンドの説明)
各ファンドにおけるプロジェクト2の元本相当の匿名組合の出資金並びにプロジェクト1及び2分の分配金は、募集当初の予定どおり、2018年4月5日に支払われる見込みです。
また、当該分配金の詳細は、同日にお客様のマイページ上に反映される予定です。
各プロジェクトの進捗状況や、今後の予定に関する詳細は、3月28日中にマイページの「メッセージ」に配信いたします。
誠に恐れ入りますが、配信まで今しばらくお待ちください。
この度は、当初の計画通り、お客様のファンド持分にかかる元本償還が行われないことに重ね、ご報告が遅れておりますことをお詫び申し上げます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
対応は迅速ですが・・・
ということで、対応は迅速でしたが内容についてはイマイチでした。
3本日中にマイページのメッセージに配信がされるとのことですので、それを受けて当記事は加筆修正を
行う予定です。少々お待ち下さい。
以下、加筆分:
ラッキーバンクのマイページ右上、「メッセージ一覧」に詳細内容が配信されました。
ちなみに私の場合、配信のタイムスタンプは29日の午前1時過ぎ。
「28日中に配信する」という回答からすれば遅刻ですが、目くじらを立てるほどではないと思います。
内容については以下の通りです。
ラッキーバンク・インベストメント株式会社(以下「弊社」)は、掲題のファンドについて、当初、ファンドからの貸付の返済期限を2018年3月28日までとしておりました。しかし、弊社は、以下の理由により、当該貸付(元本部分のみ)の返済期限を変更させていただくこととなりましたのでお知らせいたします。2018年3月のファンド持分の償還をお待ちいただいていたお客様にはご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
(中略、対象ファンド名)
【返済期限変更の理由】
売却活動の進捗としましては、購入検討者から買付証明書(不動産の取引時、契約前に提出される購入意思表示の書面・購入の申込書)を借入人は受領しており、2018年3月末に売買契約の締結を予定しております。買主側が金融機関によるローン審査を通過した際には、2018年4月の決済・引き渡しを予定しております。金融機関の審査が承認されなかった場合は、売却活動の継続や、同一の買主が他の金融機関へ融資打診を行うなどの対応が想定されます。
【今後の予定】
現在、借入人は、対象物件の売却活動を行っており、買付証明書を提出している検討者と交渉中です。
プロジェクト2の元本相当の匿名組合の出資金並びにプロジェクト1及び2分の分配金は、募集当初の予定どおり、2018年4月5日に支払われる見込みです。また、当該分配金の詳細は、2018年4月5日までにお客様のマイページ上に反映される予定です。
なお、対象物件が早期に売却され、2018年6月末を待たずに出資金が償還されたときには、当該月の末日をもって契約の終了といたします。
もっとも、対象物件の売却活動状況によっては、契約期間の再延長の可能性がございますのでご了承ください。
所感
ラッキーバンクの説明を、まずは呑み込んでおきます。
その上で判断しますと、不動産業界において借入期間の延長が起こるのはある程度仕方ないと思いますので
延長の事実そのものについては、特に悪い印象はありません。
ただ、行政処分の内容と今回の件を合わせて考えると、今回延滞を起こした貸付先は、状況証拠としては
X社ではないかと考えられます。
理由は、行政処分ではX社の契約関連の甘さを指摘されているからです。おそらく行政処分が下りなければ
この案件も借換で済ませたのでしょうが、処分のためにそれができなくなり、今回の延滞となったものと
推察されます。
現状、私のラッキーバンクへの自分的評価は、行政処分を受けた時から変化無しです。
(つまりマイナス)
今後、4/2までが期限の監督官庁への報告を遅滞なく投資家にも情報提供し、合わせてX社の財務情報など
重要な情報を開示し、また人員強化により脇を固める事ができるかどうかが鍵となるでしょう。
逆に言えば、これはラッキーバンクにとってもチャンスであると考えます。
2回の行政処分を踏み台にして経営体制の改善を図り、日本第3位の貸付実績を持つに至ったクラウドバンク
という事業者もありますので、是非それを先達としてもらいたいものです。
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posted by SALLOW at 09:30
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