ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

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　既に私の中では過去になっていたみんクレ関係ですが、昨日メールが来ていました。
　「みんなのクレジットからの重要なお知らせ」ということで、はて今回は何だろうと見てみましたところ、
　終了のお知らせとなっていました。
　内容の紹介と、私の感想を述べておきます。

　ちなみに私はみんクレに144万円資金拘束されています。
　恨む気持ちが無いわけではないですけど、良い勉強になったと思っています。
　ソーシャルレンディングを無目的に始めた無知な私に、必要な知識を実地でたたき込んでくれた良い講師と
　なった、という側面がないわけではありません。
　まあ、みんクレ関係者の名前は生涯忘れはしないでしょうが。

（前略）この結果、弊社として苦渋の決断ではございましたが、今後、裁判手続（執行手続を含む）を実行・維持していくための費用等を勘案したうえで、透明性の高い入札方式による第三者の債権回収会社への債権譲渡が現時点での回収額の最大化を図る有効な手段であると判断いたし、年明けより５社の債権回収会社を譲渡先候補として交渉を開始いたしました。

　ということで、おおまか予想はしていましたが債権回収会社（サービサー）への格安の債権譲渡により
　決着した、ということらしいです。

　みんクレの債権を買い付けようなんていうサービサーがいたのはびっくりですが、まあ事実なのでしょう。
　ところでこのサービサー、みんクレ関係会社じゃないですよね。


　

その後、最終的に２社がデューデリジェンスを実施、入札方式により入札のご意向表明を頂きました。結果は以下の通りです。

A社 ￥96,600,000 -
B社 ￥86,500,000-

この結果を受け、弊社は直ちに臨時取締役会を招集し、入札方式にてご提示を頂きました債権譲渡価格の最高値の債権回収会社様が落札し、債権譲渡する決議をいたしました事をご報告申し上げます。

　みんクレの債務は31億円ほどあったはずですので、その約3%で売却が決まったということのようです。
　私の場合、144万円の3%ですので4万円くらいですね。
　しめて140万円の損、ということです。

　140万円、痛くないと言えば嘘になりますが、昨年のソーシャルレンディングでの投資利益は400万円ほど
　ありますので、差し引けばプラスです。
　理由はともかく、ソーシャルレンディングに投資している限りは一定額の貸し倒れは見込んでいますので
　投資全体としては成功ということにしておきます。
　（無論、そんなところに投資してしまったという反省はしなければならないでしょうが）

　後は、これでみんクレへの投資に関しては140万円ほどの損金が確定しましたので、今年の確定申告で
　堂々と損金申告を行い、他の雑収入と差っ引く予定です。
　私の場合、所得税の最高税率は23%ですので、住民税と合わせて33%は確定申告で戻るでしょう。
　結果、実損としては100万円弱で済む予定となり、リーマンで食らったダメージに比べれば軽微です。
　結論として、私のマネーライフプランに大きな影響を及ぼす物ではない、という判断をしています。

最後に、昨年の７月以降の貸付先向けファンド償還にかかるお問合せをはじめ、多くの投資家様より、ご意見やお問合せを頂きました。弊社と致しましては、過去の反省から投資家の皆様へのご回答には、公平性に配慮した誤解の無いように細心の注意を払う事が最重要であると認識しており、このためメールにてご回答させて頂いております。順次ご対応をさせて頂いておりますが、すべてのご質問に対するご回答に添えない場合や長らくお時間を要しております事、心よりお詫び申し上げます。
なお、ご質問につきましては、個別のご訪問によるご対応は致しておりません。誠に恐れ入りますが、引き続き専用メールによるご対応とさせて頂きます事、ご理解とご容赦の程お願い申し上げます。

　まあ、それはそうなるでしょう。
　とは言え、はいそうですか、で済まないのが人間の心情というもの。
　みんクレへの訪問者は引きも切らず、なかなか愉快な事になるかもしれませんね。
　近畿圏ゆえ野次馬に行けないのが残念です。


　ということで、ソーシャルレンディング初の「悪意ある事件」となったみんクレは、一つの区切りを迎える
　事になりそうです。
　もちろん、これで気が済まない方はたくさんいらっしゃると思いますので、今後の動きにも注目です。
　私がやらなくても、応報はどなたかが行うでしょう。

　今から考えれば、当時はブログを始めたばかりで、アフィリエイトをやっていなかったのが幸いでした。
　当時の私の無知を鑑みれば、まず間違いなくみんクレのアフィリエイトを行っていたでしょう。
　その場合、当ブログを通じて私以外の被害者が出た可能性があります。
　私の無知ゆえに私が被害を受けるのは、結局のところ因果が回っているだけなので仕方ないと諦めますが
　意図的で無かったにせよ結果として悪事の片棒を担ぎ、余所様を巻き込んだのでは申し訳が立ちません。
　そんなことにならなくて良かった、と胸をなで下ろしています。


　ということで、私の中では事件はこれで終わりです（ウォッチは続けますが）。
　ラッキーバンクの件といい、ソーシャルレンディングの業界には悪いニュースが重なってしまいましたが
　将来的にはこんなこともあったね、と過去の事件として語られるようになっていればと思います。

　ソーシャルレンディングへの投資において、事業者選びは何よりも大事。
　そのことを痛い鞭と一緒に気づかせてくれた事件となりました。
　（と言いつつ、性懲りもなく私は色々な業者に手を出していますが、今年は集約を図ろうと思います）


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　当ブログでは主にソーシャルレンディング（融資型クラウドファンディング）の話題を取り扱っていますが
　私自身、融資型以外についても興味はあり色々と調べています。
　今回は株式投資型から2つ、不動産投資型から1つの話題を記事にしたいと思います。
　（購入型なども面白そうなのですが、当ブログの趣旨とは微妙にそぐわないため、私の琴線に触れるような
　　ものがあった場合のみ紹介したいと思います。酒とか温泉とか）


　まずは株式投資型クラウドファンディング（CF）、エメラダの話題です。
　株式投資型CFはベンチャーやスタートアップの未上場株式に対する投資をCFで行うものであり、融資型に
　比べて投資の成功は覚束ないのですが、当たった時のリターンは相当大きいと期待できます。

　「投資の成功が覚束ない」というのは株式投資型CFに共通の課題ですが、エメラダの場合は募集する案件を
　「既にプロが投資を行っている」企業のみに限ることで、プロ投資家の目利きに相乗りすることができる
　ようになっています。
　この点が、エメラダ最大の特徴であると言えるでしょう。

　さて、そのエメラダから第3回ファンドの第2次募集が開始予定です。


　・株式会社Smart Trade

　　募集期間：2018/2/27　18:00〜予定
　　募集金額：2,996万円

　　


　第一次募集の約4,000万円は既に満額終了、これが第二次募集となります。

　Smart Tradeの主な事業は、日本／中国株、仮想通貨に関する投資アルゴリズムの開発プラットフォーム、
　及び、そのアルゴリズムを個人投資家向けに販売するプラットフォームの開発・提供です。
　面白い点は、蓄積したアルゴリズムを元にAIを使用して比較分析を行い、より優れたアルゴリズムを自動で
　生成するシステムも開発しているというところでしょう。

　株の投資アルゴリズムはありますが、仮想通貨の投資アルゴリズムは世界初とのことです。
　仮想通貨が今後どのようになるかは分かりませんが、当たれば大きい分野である事は待ちがありません。
　その可能性に期待して、DBJキャピタルやNIDが既に出資を行っています。


　エメラダの案件については、事業者の審査結果や募集事項などは会員登録をしないと閲覧できません。
　まずは会員登録だけでも行い、情報を入手できるようにしてみてはいかがでしょうか。

　エメラダでの投資を検討される方は、こちらのリンクをご利用いただければ幸いです。
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　一方、もう一つの株式投資型CFがFUNDINNOです。
　こちらはエメラダを比べ、プロ投資家が投資を行っているものではありません。従ってエメラダよりも
　モノになる（成功する）可能性は低いのですが、その分初回出資者としてさらに大きな利益を上げることが
　できるチャンスがあります。

　エメラダとFUNDINNOの違いに関しては、以下の記事も参照下さい。

　　・参考記事：株式投資型クラウドファンディング　2社の類似点と相違点

　FUNDINNOの案件は数千万円単位が多いのですが、これまでに23件の募集を行い、うち21件が満額終了と
　なっています。
　これを書いている今の時点で、以下のような案件が募集中となっています。
　（アップした時と少しタイムラグがありますので、もし募集完了となっていましたら申し訳ありません）


　・株式会社ＪＡＭ　（出版プラットフォーム）

　　デジタル製版技術で、手軽にオリジナルな商品を作れる印刷ツールとその派生商品の開発販売

　　


　・株式会社Seabird　（eスポーツ×ビッグデータ）

　　自転車マーケットにおけるGoogleを目指す、アプリ開発・イベント開催などの会社

　　


　FUNDINNOでの出資を検討される方は、こちらのリンクをご利用いただければ幸いです。
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　不動産投資型CFであるクラウドリアルティからは、京町家案件が登場しました。
　気付いてみればもう6件目。京町家は最近のクラウドファンディングでは流行りなのかもしれません。


　・京町家6号ファンド

　　募集期間：2018/2/23　19:00〜予定
　　予定利率：6%
　　期間：36ヶ月
　　貸付総額：6,000万円

　　


　エリアは四条大宮近辺の壬生地区、二条城にもアクセス便利とのこと。
　壬生と言えば新撰組、それだけで泊まりたくなる人もいるくらいの観光資源でしょう。

　宿泊施設の運営は株式会社トマルバが実施します。
　既に運営委託を行っている物件は21棟、平均稼働率84%、平均宿泊単価3.7万円／日ということで、多少
　高いお金を払っても泊まりたいというニーズを上手くくみ取っているのではないでしょうか。

　特典としては、出資金額が30万円以上で宿泊5,000円割引券をもらえること。
　また、最終的に目標を上回る収益を達成した場合、投資家には当初予定（6%）を超える分配が行われる
　可能性がある、ということです。
　毎回なかなか人気のクラウドリアルティ、今回も早い時期に満額集まるのではないでしょうか。


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