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2017年11月28日
【速報】みんなのクレジット問題:調停決裂、訴訟提起
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調停で和解は決裂、裁判の場へ
今回は速報です。
みんなのクレジット問題、新たなステージへ突入しました。
最近の関連記事につきましては、下記も併せてご覧下さい。
・みんなのクレジット 調停は続く (11/11時点)
・みんなのクレジット 10月償還+最近のアフィリエイト事情(LENDEXとPocket Funding)
(10/31時点)
投資家の皆様へ
11月27日(月)第三回目の調停に関するご報告
昨日、弊社代理人弁護士と融資先甲グループ代理人弁護士出席の上、東京簡易裁判所裁判官および調停委員の立会いの下で弊社と融資先甲グループとの返済に関する第三回目の調停が行われました。
第三回目の調停では、第二回目の調停において提出されました資料の中で、甲グループによる返済の実現可能性および根拠について回答を求めました。
その結果、当社では甲グループにおける直近の財務状況を踏まえた上で、提示された返済計画について、これまで厳正かつ慎重な協議を行ってまいりましたが、実現 可能性と客観的根拠が極めて乏しく、これ以上の調停による話し合いは困難であると判断し、調停案による和解はせず、今回を以て調停を打ち切る事を、当社取締役会で決議致しました。
ということで、調停は決裂、という結果になったようです。
調停で決着、債務大幅減額で帰ってくるのはせいぜい10〜20%、と思っていたのですが、予想外です。
調停による和解に至らなかった原因として、以下の事柄が述べられています。
▼甲グループとの和解に至らなかった、主な原因
@甲グループへの貸付額が約31億円である事。
A返済期間が72回(6年)の長期に渡る分割返済である事。
Bその返済金額については、1年目は全体の約2%からスタートし、経過年数に応じて大きくなるステップアップ型である事。
C遅延損害金の支払いの意思はない事。
D長期分割返済となるにあたって、追加の保証や担保の差入れがない事。
以下、個人的な意見です。
本当に返済が行われるのなら、という前提条件での話ですが、
@はただの事実。
A、Bは個人的に、最終的に返済されるなら6年でも待てます。
Cについてはまあ仕方ないでしょう。
で、問題なのがD。これは致命的です。
追加保証や担保の差し入れなく6年待て、と言われたら答えは速攻NOです。
そんなものは、泥棒に夜逃げの時間を6年与えているに過ぎません。
みんクレの信用度がこれで上下することはないのですが、この条件で和解に持ち込まなかったというのは
一応、常識的な判断と言えるのではないでしょうか。
もっとも、みんなのクレジットと貸付先が同じ穴の狢、ずぶずぶの関係である事実は変わりませんので、
まだ何か隠している可能性は十分に疑うべきだと思っています。
以上により、今後当社と致しましては、債権者として甲グループに対して、貸付金返還請求訴訟を提起するとともに、
債権譲渡の可能性も含め、投資家の皆様にとって、最善の対応を図ってまいりたいと思っております。
今後の経過につきましては、会員様専用メールにて、随時ご報告させて頂きます。
ということで、みんなのクレジット問題は裁判の場に舞台を映す事になる模様です。
ブルーウォールジャパン(BWL)は既にWebサイトを畳んでいます。
新しい法人はテイクオーバーホールディングス(TOH)ですが、債務はこちらに受け継がれているはず。
今後の動きは法廷ということで、どんな動きになるか注目です。
(関東圏なら傍聴しに行きたいところです)
ところで、みんなのクレジットの弁護士と、TOHの弁護士は高確率でお仲間ではないでしょうか。
法廷を舞台にプロレスになるかどうかも、注目ポイントの一つだと思います。
以上、人ごとのように書いてはいますが、私も好奇心に負けて144万円ほど資金拘束されています。
一当事者としても、またソーシャルレンディングの一投資家としても、日本初ソーシャルレンディングの
悪質なこの事件がどのように落着するか、今後も見ていきたいと思います。
(なお、本記事の内容はみんなのクレジットからのお知らせ内容が真実である前提でのものです。
この会社及び貸付先に対しての信用は既に失墜していると考えますので、お知らせ内容につきましても
その色眼鏡を掛けて見るべきと思われます)
【追記】
今月分の配当について追加情報がありました。
【償還及び配当のお知らせ】
償還を迎えました31号、41号、48号、50号、62号、66号及び71号の第一案件及び第二案件の償還はございませんでした。
また、11月分の配当につきまして、本日、貸付先からの入金が確認できなかった為に、配当は実施できませんでした。
調停決裂に伴い、配当無しは想定内でしょう。
気になるのは、第二案件の償還もなかったことです。
「31号、41号、48号、50号、62号、66号及び71号の第二案件」については、時間があれば調べてみます。
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リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 19:57
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| 投資の話題
案件紹介(SBI SLサービサーズローンファンド、ラッキーバンク短期案件)
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久々のサービサーズローンファンド
SBIソーシャルレンディングから、久々にサービサーズローンファンドが登場するようです。
前回は9月でしたので、およそ3ヶ月間を開けての再登場です。
・SBISLサービサーズローンファンド5号
(リンク先は、前回のサービサーズローンファンド4号のページです)
募集開始:12/5(火)9:00〜
予定利率:7%(毎月元利分配)
期間:36ヶ月
貸付総額:未定
担保:未定(おそらく、特定債権に対する質権設定。また、事業者及び関連会社の連帯保証で保全)
とあるメルマガでやってきた情報で、これを書いている現在(11/27 PM9:30頃)には公式Webサイトに
まだ情報は上がっていないようです。
そのため色々と未定なところが多いのですが、とりあえず前回のサービサーズファンド4号と条件が同じと
仮定して、案件紹介をさせていただきます。
サービサーズローンファンドとは、サービサー(債権管理回収会社)に対する貸付。
かつては債権回収は弁護士のみが行える業務でしたが、1999年に施行されたサービサー法に基づき、
民間の会社も債権回収業務を行う事ができるようになりました。
スキームは下記の通りです。
サービサーズファンド4号と同じ条件であれば、担保は特定債権に対する質権を設定するはずです。
また、サービサー会社とその関連会社による相互連帯保証も付くと予想されます。
サービサー会社はサービサー法により、資本金が5億円以上であることが義務づけられています。
さらに、資本金が5億円を超えると、会計監査人による監査も義務づけられます(H26年改正会社法)。
これら事実より、サービサー会社の規模は相応に大きく、またその財務状況もきちんと監査されているため
会社の連帯保証はそれなりの保全として機能する、と言えるのではないでしょうか。
一方で、貸付期間が36ヶ月と長く、しかも毎月元利分配です。
元本も毎月償還されるため、36ヶ月平均の利率は税引前約3.6%まで落ち込むことになります。
SBIソーシャルレンディングに他の投資がある方なら、償還された元本や他の利金で再投資することで
資金を効率的に使う事ができますので、検討の余地はあると思います。
逆にもし、これがSBI SLでの最初の投資ならば、元本一括返済の案件に投資することをお勧めします。
*繰り返しますが、前回の4号と同条件だったら、のお話です。
SBIソーシャルレンディングでは12月20日まで、デビュー応援キャンペーンを行っています。
キャンペーン内容は以下の通りです。
@期間中新規登録+メルマガ登録をした全員に500円
A新規登録+メルマガ登録をした人、10人に一人に10,000円
B50万円以上出資した人、10人に一人に10,000円
とりあえず登録だけしておけば、@で500円、運が良ければAで+10,000円がもらえます。
もしまだ口座開設を行っていない方は、お試しで登録してみてはいかがでしょうか。
その際は、できれば下記リンクから登録いただければ幸いです。
SBIソーシャルレンディングでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
(アフィリエイトリンク)
ラッキーバンクから超短期案件
次はラッキーバンクの話題です。
ラッキーバンクから超短期案件が登場しました。
・第381号ローンファンド Lucky Bank 130億円突破記念
募集開始:11/29(水)9:00〜
予定利率:8%
期間:4ヶ月
貸付総額:1億1,800万円(総額)
担保:台東区新御徒町エリアにある不動産(担保評価額 1億2,427万円)
LTV:95%
ラッキーバンクの案件は1〜2年というスパンのものが多い印象ですが、今回は4ヶ月という短期案件。
その割に利率も8%と悪くありません。
募集開始は平日ですが午後8時からなので、間違いなくラッキーバンク名物:サーバレースの開催という
運びになることでしょう。参戦される皆様のご武運を祈ります。
(私は資金不足です)
スキームは通常通りです。
新御徒町の地価は上昇傾向にありますので、案件の期間4ヶ月の間に何かが起こるとは考えにくいです。
LTVは95%と高めですが、短期ですのでこれも問題は少ないでしょう。
(しかし、ラッキーバンクはLTV95%が好きですね。首都圏物件でなければかなり怖いLTVです)
少し気になるのは、案件説明中のこの部分です。
東京都台東区新御徒町エリアに所在する土地の物件取得を目的とする本プロジェクトは、本物件取得後に古屋の解体を行い、市場への売却を予定しております。
本借入人による本物件の販売計画に関しては、購入検討者(第三者)と11月下旬頃の売買契約締結を予定しております。売却決済(物件の引渡し)は、12月下旬を目処に予定している古屋の入居者立退き完了後となる為、本借入人は購入検討者(第三者)および入居者と引き続き調整を行っております。
古屋が建っている土地を購入、古屋を潰して土地だけ売却するということらしいです。
それは良いのですが、売買契約の締結も、古屋の入居者立ち退きも「予定」と言うことです。
最後の最後で入居者が難癖付けてひっくり返らないだろうな、と一瞬心配しました。
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posted by SALLOW at 12:10
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