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2019年09月10日

悪口と収入と頭の良さと、「冷めた方が美味しい料理」という雑記



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悪口は主観のひとつ

 今回は雑記、それもかなり私見の入った雑記となります。

 「頭の良い人は悪口は言わない」
 「高収入の人は悪口は言わない」


 ちょっと検索してみただけでもすぐにこんな記事は出てきますが、さてこれは本当でしょうか。
 少なくとも私の身の回りで考えると、そんなこともないように思います。

 「そもそもSALLOWはどうなんだ」という声もあるでしょうが、私は普通に口は悪い方です。
 というか、口も性根もあまりよろしくないのは自分が一番分かっています(口も性根も善人である、などと
 臆面もなく言い放つほどアレではありませんが)。
 ただ私は、もし誰かに悪い言葉を言うときは感情を排して理詰めで言うこと、人格攻撃ではなく相手の論理
 と思考に対する指摘のみを行うこと、を心がけています。


 そもそも、悪口というのもただの主観です。
 自分にかけられたイヤな言葉、ネガティブな言葉を人は悪口と判断します。
 従って、言った方の意見と言われた方の意見がかみ合わないのは良くあることでしょう。
 (自分が聞きたい理屈が道理、効きたくない理屈は屁理屈というのと似たようなものだと思います)

 大事なのは、何かを言われたら相手がなぜそれを言ったのか、客観的に冷静に判断することです。
 もしかしたら最初は悪口に聞こえても、自分に非があることかもしれません。
 逆にどう考えても嫌がらせであったり、もしくは話しかける時の礼儀もなっていないような発言であれば、
 表面上は無視か受け流しながら、機会があれば「冷めた方が美味しい料理」をごちそうするでしょう。


  s-wasps-plague-3691852_960_720.jpg

会社組織はまた特殊ですが

 会社組織の中において考えれば、「頭が良い=悪口を言わない」「高収入=悪口を言わない」はあまり当て
 はまりません(悪口が主観に過ぎないのは上で述べた通り)。
 その組織が厳しい競争にさらされている場合なら、なおのことでしょう。

 頭が良い人は的確にこちらの弱いところを指摘してきますし、頭の回転が速いので基本的に口達者であるこ
 とが多いです(つまり、言われた方にとっての攻撃力は高いという意味です)。
 高収入(≒上の役職)だから悪口を言わない、などということはありません。
 もし聖人君子で上の役職に立ったものがいるとしたら、それは単に組織の状況が許しただけのことです。

 そもそも会社の社長や上級職にサイコパスの気質が多いという研究結果を論拠に引くのであれば、悪口を
 言わない性格の良い人がイコール頭が良い、高収入とは結びつかないとも言えるわけです。

  ・How So Many Psychopaths Manage to Reach Positions of Power (PSYBLOG、英語)


 悪口を言う言わないは本人の気質の問題であって、それと能力云々はまた別の話。
 少なくとも会社組織においては能力を発揮できる人が高収入を得ることができ、さらに組織の中では能力を
 発揮できる人が頭が良い人と認識されるわけですから、結局それらは無関係ということになるわけです。

もし本当の思いやりがあるのなら

 と、こういう話題になると「頭の良い人は、悪口を聞いて他の人がどんな気持ちになるか考えるから、悪口
 を言わない」
という意見もでてくるかもしれません。
 ただそれは、裏返せば「他の人の気持ちに対して良い影響を及ぼすなら何でも言う」ということであって、
 結局のところ「周囲を良く見て、効率的な行動を行う」という周囲への適応にすぎません。

 それはつまり、「自分がその発言を聞いてどう思うかでその人を判断する」という価値観での判断。
 あるいは「頭が良い人は性格も良い人であってほしい(あるべき)」という固定観念での判断でしょう。
 別にそれが悪いとは言いませんが、それは一側面からの判断であることは理解すべきでしょう。

 「悪口」と同様、「良い人」も主観にすぎず、万人に共通する物差しはそこにはありません。

 
 もし、本当の思いやりがあるとするならば。
 それは「相手の立場や気持ちに頓着せず、ただ相手にとって価値のある助言をすること」だと思います。
 もしかしたら相手には伝わらないかもしれませんし、誤解されるかもしれません。
 それでも、「気持ちに寄り添う」などといって具体的な助言もしないよりははるかにマシでしょう。

 頭が良い人の定義も、私はこれと同じだと思います。
 冷静に事実を見て、具体的な事柄を数字で語ることができるかどうかが、頭が良い人。
 相手の事情を考慮できるかどうかはまた別問題で、頭の良さとは本質的に関係がないと考えます。

「デキる人は悪口を言わない」ようにしたい理由

 しかしそれでも、「頭が良い人は悪口を言わない」「ビジネスで成功している人は悪口を言わない」という
 記事が多くあり、少なくない人がその価値観を持っているのもまた事実です。
 なので、それは一面から見れば事実なのだと思います。ただ私はひねくれていますので、もし事実以外の
 側面があるならそれは何なのか
、考えてみました。

 一つには、「(私が)悪口や愚痴を聞きたくない」という意見があると思われます。
 確かに、長く繰り返される悪口や愚痴を聞くのは退屈なものです。しかし愚痴を言い合うことでリフレッシ
 ュすることもありますし、適量の悪口や愚痴はデトックスのようなものでしょう。
 自分も愚痴を言うならお互い様、これは意見としては少し弱いような気がします。

 もう一つは経営者的な目線ですが、「他者に責任を負わせても成長は望めないから」
 これも正しい部分はあると思いますが、全ての悪口や愚痴が他責とは限りません。
 むしろその中には、感情にくるまれているとはいえ一部はまっとうな意見もあると思います。
 何せ、悪口もしょせんは主観。本当に頭の良い人なら、その悪口の中から貴重な意見を拾えるはずです。


 ということで、私が考えるもう一つの理由。
 穿った見方かもしれませんが、「そう書いておけば自分自身に対する悪口を未然に防げるから」です。
 「悪口を言う人はダメな人です」という予防線を張っておけば、その記事やその人に悪口(だと思うもの)
 を言った人は全て「ほら、こういう人がダメな例です」とレッテル貼りをすることができます。
 それは、その悪口(指摘)に真っ向から反論するよりよほど簡単なことでしょう。

 「デキる人は悪口を言わない」という論調は耳に心地よく、ついつい賛同してしまいがちになるもの。
 しかしそれは、反対意見を効率的に封殺する有効な手段としても使えてしまいます。
 物事には色々な面があると承知して、客観的な見方を心がけたいものです(自戒も込めて)。

まとめ

 ということで、良く言われる「人の良さと頭の良さと収入」についての私見でした。
 あくまでも私見ですので、色々な意見があってしかるべきでしょう。
 「だから私は云々」と言うつもりもありません。もしなれるのであれば、ここで言う「頭が良い人」になり
 たいものですが、その判断は自分が行うものではないと思います。

 最後に、タイトルや本文にちょっと出ていた「冷めた方が美味しい料理」。
 これはフランスのことわざで、もちろん本当の料理のことではなく簡単な比喩のこと。
 人間観察とシニカルな表現に長けたフランスらしくて、気に入っていることわざの一つです。


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2019年09月07日

【雑記】これまでの投資や資産遍歴を少し紹介



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入社してしばらくは何もなし

 私の投資や資産遍歴について何人かの方から質問を受けましたので、記事にしたいと思います。
 自分語りになってしまいますが、興味があればお付き合いください。

 まず前提として、私はプロフィールにもあります通り氷河期世代です。
 就職活動はそれなりに苦労したようなしなかったような(なにぶん昔のことなので)というところですが、
 とある会社に就職し、転職せずにそこに居続けています。

 就職した当時、資産はほぼゼロでした。
 ただ幸いにも貯金の習慣はありましたので、1年目の給与の中からも貯金をしていた記憶があります。
 就職してしばらくは貯金のみでした。


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投資を始めたものの・・・

 その後しばらく、
 入社から数年して、500万円くらい貯まったあたりで投資を考え始めました。
 確か、最初に手を出したのは個別株。それと投資信託にも少し手を出していました。

 最初はかなり調子良く増えていったのですが、それは日経平均も上がり続けた好景気だったから。
 環境が良いのを自分の実力だと勘違いしかかっていた私に降りかかったのは、2008年のリーマンショック
 による暴落でした。

 これにより、個別株やグロソブなどの投資信託は一気に暴落。
 当時1,000万円くらいの資金が2〜3割吹き飛び、狼狽売りをして損を確定させてしまいました。


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唯一の大勝ち

 それでも諦め悪く、投資の世界から退場はしませんでした。

 この頃の投資スタイルは、色々なものに手を出しては少しやけどして、それでも全体として見れば大勝ちも
 大負けもしないという状態でした。
 FXでロスカットを食らったこともありますし、個別株で少し儲けたこともあります。

 唯一の大勝ちは、2012年の政権解散の時だったのは鮮明に覚えています。
 私のさび付いたポンコツの投資アンテナは、どんな奇跡が起きたのかこの時だけは優秀でした。
 結果、その当時の持っていた2,000万円強の定期預金や国債を一気に解約し、そのほとんど全てを個別株や
 投資信託、外貨などにつぎこみました。

 今にして思えばこの時から「分散」という考え方はあったようで、資金はほとんどつぎこみましたが、その
 つぎ込む先は株や投信など色々に分けていました。
 リーマンショックはともかく、その後の投資で致命傷を負っていないのは、分散投資のおかげでしょう。

 この時に購入した投資商品は、2014年の黒田バズーカ第2弾の時にその大半を売却しました。
 これにより投資資金は2倍程度、給与などの追加資金を含めた資産は5,000万円弱になりました。


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そして、ソーシャルレンディングへ

 ただこの取引が終わった後は、どっと疲れてしまいました。
 毎日めまぐるしく変わる株価などの数字を追いかけ、一喜一憂したことによる疲れです。

 投資で負けて疲れるのなら分かりますが、大勝ちをしても疲れを感じたことから、「値動きのある投資は
 私には向いていないんだ」
という結論に至りました。
 そして、2012年の終わり頃から始めていたソーシャルレンディング(最初の投資先はSBIソーシャルレンデ
 ィングでした)に軸足を移していったわけです。


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 ソーシャルレンディングを始めてからは、かなり投資成績が安定しました。
 具体的には、2015年から今までの累計投資成績は約+940万円。
 日々の値動きもなく、落ち着いた状況が続いています。

 もっとも、ソーシャルレンディングでもいくつかの貸し倒れは起き、私も地雷を踏みました。
 また、未だに遅延している案件もあります。
 ただこれは私だけかもしれませんが、毎日の値動きで一喜一憂することに比べれば、ソーシャルレンディン
 グにおける貸し倒れの方が精神的ダメージは軽い
と感じています。
 つくづく、値動きのある投資は小心者の私には合っていなかったのでしょう。

計画を作ったことが大きいです

 また遅まきながら、人生とお金のことについて真剣に考え出しました。
 この少し前に結婚し、責任を持つ人生が二人分になったことも無関係ではありません。
 でなければ、この時点で持っている資産だけで後は惰性運転もできたでしょう。

 人生とお金の計画を立て、その計画を実行していくサイクルを回すことで全てがうまくいき始めました。
 資産も増えましたし、職場でも自分の有利になるよう振る舞うことで、非管理職でありながら十分な裁量を
 得て、ある程度自由に仕事を進められる身分にもなりました。
 皮肉にもこれがリタイアを遠ざけているわけですが、まあそれも人生でしょう。

 仕事の上でも色々ありました(仕事をしていれば色々あるのは当然ですが)。
 会社の中での心地よい場所も作りましたし、今後はのんびりとやりたい仕事をやっていければと思います。

 今すぐに会社の中での立場が変わることはないように工夫も対策もしていますし、もし将来的に自分の望ま
 ない立場に変わることがあれば、その時は会社を辞めるまでです。
 それまではもうしばらく、会社に居続ける予定でいます。


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