2018年12月11日
【12/11追記】ガイアファンディングから続報+maneoのセレクトファンドでも遅延発生
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12/11 22:00追記:
ガイアファンディングからの続報です。
2.経過報告
ガイアファンディング社より上記内容に対しての回答書を受領いたしましたので、下記のとおり、要旨をご報告いたします。
・プロジェクトごとの個別の状況については引き続き現状の詳細を確認中
・米国における資金調達を実現すべく鋭意活動中
・プロジェクトの詳細や予定が確認できたものから、順次お知らせをする予定
maneoマーケット社は、ガイアファンディング社に追加報告等を要請するとともに、引き続き米国現地での対象不動産の確認及び・調査などを実施いたします。
投資家の皆様にお伝えできる確たる情報が得られた場合には、速やかに該当投資家の皆様にメールにてご報告いたします。
妙な感じは赤字の部分ですね。
資金がどの法人まで到達しているか、さらに根本原因は何か、という問いへの返答はなく、一見関係のない
「米国での資金調達」を持ち出しています。
ガイアファンディングは、日本におけるソーシャルレンディング事業以外にアメリカにおいても不動産業を
行っているという情報もあります。
ということは、そちらで何かあったということでしょうか。
しかし、ここまでの状況であればmaneoマーケットも人員を現地に派遣すべきではないでしょうか。
(クラウドクレジットはカメルーン案件で支払いが止まった時、即人員の派遣を行いました)
それができないのか、それともしたくないのか。
ここでの対応のミスは、既に傷ついているmaneoマーケットの信頼をさらに失墜させる行為となりますので
適切な対応を行うべきでしょう。
12/5 19:55追記:
ガイアファンディングから回答がありました。
現在、回答文書の準備中とのこと。続報を待ちたいと思います。
1.ガイアファンディング社からの回答について
本日、ガイアファンディング社の代理人弁護士に対して回答を再要請したところ、maneoマーケット社に対する回答文書を準備中であるとのことでした。
引き続き回答および資料開示を要請するなどして詳細情報の収集に努めてまいります。
続報がありました
ガイアファンディングの全案件で遅延発生、という衝撃のニュースから2週間ほど。
今回、続報がありましたので簡単に紹介します。
現在、maneoマーケット社は、ガイアファンディング社に対して、販売活動や回収活動の進捗状況など、案件の現状について、引き続き回答および資料開示を要請するなどして詳細情報の収集に努めております。
また、maneoマーケット社といたしましても、ガイアファンディング社及からの報告内容の検証を行うため、米国現地の対象不動産の確認及び調査を進めております。この件につきましては、適宜、ガイアファンディング社からの回答も含めご報告いたします。
あわせて、maneo社は、ガイアファンディング社に対し、11月29日に元金及び利息に係る返済を求める内容の催告書を内容証明郵便にて発送いたしました。
報告に記載されている内容について、当社よりガイアファンディング社に対して、資金到達の判断の裏付け資料、ファンド全てについて現地のプロジェクトは進行中であるとの判断の裏付け資料を開示いただくとともに、延滞の解消に向けてガイアファンディング社や関係者が現在実施している行動の具体的内容を要請しております。
尚、11月29日にガイアファンディング社から当社に対し、代理人弁護士を通し連絡を取るよう伝えられておりますので、ご報告いたします。
現在、当社よりガイアファンディング社に対して回答を求めている具体的な内容は下記のとおりです。
・元利金の原資たる資金がどこからどこまで到達しているかを直ちに書面にて回答するとともに、
当該回答内容を裏付ける資料(貸付金の返済や送金を証明する書類など)をmaneoマーケット社に提出すること
・延滞の具体的原因、当該原因を踏まえた対応策を、直ちに書面にてmaneoマーケット社に回答すること
・個別のファンド毎の具体的な償還及び分配計画(ファンドに対応する案件の進捗状況、現在の担保取得・保持状況、当該担保の価値、これを裏付ける資料、償還及び分配に充当する資金の調達計画、案件の売却等による償還の見込み、(案件の売却等の見込みがある場合)売却金額・売却時期・売却の相手方を含むが、これらに限られない。)を、書面にてmaneoマーケット社に回答するとともに、当該回答内容を裏付ける資料を提出すること
要約すると、
・maneoからガイアファンディングに状況説明を要求中
・現状、maneoの元には回答が来ていない
・状況説明は口頭だけではなく、エビデンスを付けろと要求している
というところでしょうか。
延滞発生から2週間、現状の把握もできていないということは、単純なミスや「担当者が辞めたから」と
いった理由ではなく、もっと根っこが深そうです。
これは確定情報ではありませんが、ガイアファンディングは米国内でも不動産業を営んでおり、そちらでも
債権者がいる、という情報もあります。
となると、その債権者絡みで何かあったのかもしれないですね。
いずれにせよ、近日中には状況は判明するでしょう(状況が打開できるかどうかはさておき)。
maneoのガイアファンディング案件でも
この件に伴い、maneoのガイアファンディングセレクトファンドでも延滞が発生しています。
これはまあ、全案件の利息が停止したのですから、当然予想される結果でしょう。
1.最終期日を迎え、元利金の支払いが無く期限の利益を喪失した融資案件の概要
11月28日を最終返済日とする以下のローンIDの元金及び利息の支払いがございませんでした。
従いまして、12月7日の分配日に投資家の皆様への分配は行われません。
ファンド名 ガイアファンディングセレクトファンド65-68号
ファンド名 ガイアファンディングセレクトファンド105-110号
2.利息の支払いが無く、期限の利益を喪失した融資案件の概要
11月28日を返済日とする以下のローンIDの利息の支払いがございませんでした。
従いまして、12月7日の分配日に投資家の皆様への分配は行われません。
ファンド名 ガイアファンディングセレクトファンド89-94、101号
ファンド名 ガイアファンディングセレクトファンド96-100、102号
ファンド名 ガイアファンディングセレクトファンド169号
ファンド名 ガイアファンディングセレクトファンド170-180号
ファンド名 ガイアファンディングセレクトファンド103-104号
ファンド名 ガイアファンディングセレクトファンド111号
ファンド名 ガイアファンディングセレクトファンド113-126,128-129,134-163号
当然、遅延が起きてしまったことは責められる事であり、特に全案件遅延は大変な問題です。
ただ、状況が分からないうちに騒ぎ立てることは、良い事とは思えません。
(心情的に分からなくもないですが、投資家がそういう騒ぎを起こすのであれば、事業者側としても当然に
確定情報しか渡さないという戦術を採らざるを得ず、結果として互いのメリットになりません)
私も当事者の一人ですが、これまでもそうだった通り、騒ぐ側に回るつもりはありません。
要求したい事は状況の解明、原因の追及、暫定対策と恒久対策です。
それに納得ができれば投資は再開するでしょうし、納得ができなければ今後の投資は打ち切ります。
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posted by SALLOW at 21:50
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一応、来月償還予定のPJについては予定通りのExitができたようで、(予断は許しませんが)1月に一部の資金が返ってくるという連絡はありました。
PJがExitすれば戻ってくる、そうでないと何かの規制? に引っかかってリファイナンスできなくなっている、というのが正しい状況のようです。ただそうなると、maneoマーケットは一体何を精査しているんだということになりますが(各案件のExit状況でしょうか?)
いずれにせよ、時間が経てば経つほどmaneo全体の立場は悪くなります。こんな時にメルマガでふるさと納税のPRメールを飛ばすくらいなら、とっととアメリカに人員派遣しろと言いたいところですね。
クラウドクレジットはカメルーンで遅延が発生した際、即、社長が飛んでいきました。こういうところが将来における優勝劣敗を決めるのかもしれません。
20日に報告あると期待していたのですが、延期というメールが来ました。
アメリカ現地のパートナー企業との報告内容の確認および精査に想定よりも
時間を要しているという理由ですが、maneoは大問題を起こしながら自ら米国
に調査人を出していないのは残念です。
時間がかかれば投資家の疑心暗鬼は増大するばかりで信用はさらに低下します。
報告が出来ないのならば社長の謝罪会見くらいできないのでしょうか。
このままでは米国のクリスマス休暇、日本の年末年始で投資家対応に遅れが
生じるであろうと思います。
maneoは不休で問題対応に専念すべきです。
maneoも事態を重く見たのか、それとも行政処分おかわりが怖かったのか(おそらく、その双方だと思いますが)第三者による経営改善委員会を立ち上げましたね。
第三者といっても少しはmaneoの意向も汲むような形になると思いますので、処理すべきは処理し、爆発させるべきでない爆弾は先送りにしつつ、目的を達するようなうまい操縦を行ってもらえればと思います。
状況や責任をつまびらかにするのは大事な事ですが、それが行き過ぎて時間が経てば処理できる爆弾を現時点で炸裂させるのは、投資家のためになりません。
maneoには受託者責任と投資家利益を第一にした対応を取ってもらえるよう、私も要請を行っていきたいと思います。
様々ご教授に感謝いたします。
maneoから情報が開示されるに連れて私だけが浅はかだったわけではないこと
がわかり気持ちが少し落ち着いてきました。
maneoから14日に来ましたメールの中にも投資者からのQ&Aが記載されており
被害にあった皆さんの心配がひしひしと伝わってきます。
おっしゃるとおりmaneoは条件の不整合から起きた延滞から資金回収や再発防止
をする責任があります。きっちりと後始末を付けて頂きたいとおもいます。
私は他の案件が残っているためmaneoからすぐに撤退することが出来ません。
maneoの今後の対応を冷静に考察していきます。
資金がいくつもの会社経由だったことは、こうなって初めて分かった事ですね。
そして、本来の貸付スキーム(元利一括償還)と、maneoマーケットの条件(毎月償還)との不整合。
最初何をどう考えてガイアファンディングをmaneoファミリーに組み入れたかは分かりませんが、デューデリが不十分だったという指摘は免れないでしょうね。
このあたり、多くの出資を受けているとはいえ、所詮上場さえしていない業者ということなのでしょうか。
ただまあ、やってしまったことは仕方ないので後始末はきちんと行い、今後につなげてもらいたいものです。SL最大手にはそれなりの責任が必要でしょう。
ご説明有り難うございます。
資金がいくつもの会社を経由していたのは知りませんでした。
更に素人にはわからないPJ ごとの利払いなど無理な案件を安易に
プラットホーム取り込んでいたとのこと。これでは投資先の返済事情と
回収条件の不整合が甚だしく破綻は避けられないと思いました。
maneo も条件違いのプラットホームに載せた責任を取る必要があります。
こんないい加減な事業者とは思いませんでした。
本日、続報が出ましたね。
毎月返済を無理やり行った結果の資金繰り問題とのことです。
ガイアファンディングの場合、本来のスキームがプロジェクト単位での返済であり、そもそもmanepマーケットのプラットフォームに乗せるべきだったのか、という問題が出てきそうです。
しかしそうなると、maneoマーケットがビジネス拡大を優先し、店子の監視を軽視していたことは間違いなく、maneoマーケットというビジネスモデル自体が大幅な転換を迫られそうです。
その結果は、案件数が少なくなったり、短期的にはデフォルト案件が少し増えるかもしれません。それで膿を出し尽くしてくれることを願いたいです。
私も2017年12月にガイアに100万円投資してしまったものです。
SLを初じめたばかりの頃で少額分散投資の意味もわかっていない
初心者でした。これは失敗したなと落ち込んでおります。
来年1月の返済時には元金も返済されずさらに落ち込むと思います。
今は経過を見守るしかないとあきらめております。