2018年10月01日
【解説記事】オーナーズブックの安定性を、親会社の資料から紹介してみます
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オーナーズブックの経営母体は上場会社
今回はオーナーズブックの話題です。
カテゴリの通り、どちらかというとソーシャルレンディング初心者の方に向けた内容となっています。
全件不動産担保付き、利率は今一つ寂しいですが堅い案件を出すという印象のオーナーズブック。
最近の相次ぐソーシャルレンディング事業者の不祥事を受け、安全で堅いという印象のオーナーズブック
には、どちらかと言えば追い風が吹いていると思います。
そんなオーナーズブックですが、経営母体はロードスターキャピタルという不動産事業者。
東京マザーズに上場していることから、少なくとも非上場会社と比べれば信頼性は高いと言えるでしょう。
そのロードスターキャピタルの直近期決算資料から、オーナーズブックの安定性を見ていこうと思います。
・2018年12月期 第2四半期 決算説明資料
(以下の図表は、全て上記資料からの引用となります)
ロードスターキャピタルの本業は不動産事業者
オーナーズブックの事業者安定性を考える上では、その経営母体であるロードスターキャピタル(LSC社)
の安定性を考える必要があります。
親亀がコケれば、子亀はコケてしまうものです。
LSC社の業績のうち、不動産賃貸や投資業における2018年第2四半期での売上高は約50億円。
昨年同期比で+52%(約32.9億円→49.9億円)と、順調な伸びとなっています。
一方で、オーナーズブック部分であるクラウドファンディング事業の売上高は、1億円足らず。
昨年同期比で大幅に伸びたとは言え、不動産事業には遠く及びません。
つまり、LSC社にとっての経営の肝はあくまでも不動産事業。
オーナーズブックで行うクラウドファンディング事業は、今後の成長を見据えての事業領域であり、現時点
で経営数字に与える影響は少ないと思われます。
つまり、本業の不動産事業が安定している限り、オーナーズブックの安定性もあると期待できます。
オーナーズブックでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると幸いです。
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クラウドファンディングの現状と、今後の予想
そのオーナーズブックですが、投資家登録数は12,500人、累積投資額は60億円弱となっています。
参考までに、業界最大手のmaneoは登録数82,000人、累計投資額が1,450億円です。
ただし、オーナーズブックは案件が常時募集されるわけではありません。
好意的に解釈をすれば、案件を厳選して募集をかけている分、累計投資額は当然少なくなるでしょう。
また、経営母体が上場会社であることから、事業者としての信頼性も高いと考えられます。
このような背景から、今後オーナーズブックの事業が発展することにより、国内のクラウドファンディング
事業者として屈指のものとなる可能性は十分にありそうです。
また、オーナーズブックに限った話ではありませんが、不動産投資型(融資型)のクラウドファンディング
そのものにも、今後は大きな可能性があります。
それを示したのが下の図。
今後クラウドファンディングが世の中に認知され、投資環境が整備されていけば、やがてプロ投資家の参入
が始まる可能性があります。そうなれば市場は一気に拡大するでしょう。
(世界のソーシャルレンディング最大手のLending Clubでは、既にプロ投資家の参入が起こっています)
まとめ
最後に、まとめです。
オーナーズブックの安定性について、私は以下のように考えています。
・オーナーズブック(LSC社)は上場会社、経営も安定している
・不動産領域のクラウドファンディングは、今後の大きな発展が見込まれる
これらの理由より、私は現在700万円弱をオーナーズブックに投資しています。
もっと投資額を増やしたいのですが、なかなか案件の募集がないのが玉に瑕。
もちろん重要なのは量より質ですが、今後さらに多くの案件募集が行われる事を期待したいと思います。
(と言っているうちに、10/2募集開始の次案件が出ました。資金が間に合えば参戦予定です)
オーナーズブックでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると幸いです。
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posted by SALLOW at 17:00
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