2018年06月29日
SBI SLがGIレンディング(+その他?)の件について言及しています
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SBI SLからのコメント
直近のGIレンディングの問題を受けてか、SBI SLがお知らせを公開しました。
SBI SLの内部統制に関するコメントとなっています。
・他のソーシャルレンディング事業者の運営に関する報道について (SBI SL)
昨今、他の事業者が行うソーシャルレンディング事業に関し、募集した資金の一部が不適切な形で運用されていた疑いがあるとの報道がなされております。投資家の皆様におかれましては、このような報道をご覧になり、ソーシャルレンディング事業に対する不安や不信感をお持ちになられているところかと存じます。
弊社が行っておりますソーシャルレンディング事業では、投資家の皆様からのご出資金を適切に運用すべく、貸付先の信用状況、資金使途等について厳正な審査を行い、顧問弁護士等とも相談の上、貸付を実行するか否かの判断をしております。また、投資家の皆様に安心してご利用いただけるよう、金融庁、関東財務局、一般社団法人第二種金融商品取引業協会等の監督機関、自主規制機関とも連携しながら、適切な業務運営に努めてまいります。
出資金の目的外利用という点ではGIレンディングが直近で有名になってしまいましたが、広義で捉えれば
みんクレもラッキーバンクも同様の事を行っているので、それまで含んでいるのかもしれません。
もしくは、相次ぐ事件を受けてソーシャルレンディング自体がシュリンクしてしまうことを危惧したため
このようなお知らせを行った、という側面もありそうです。
そういった事情の中でこうしたコメントを公式に発表するのは、もちろん自社の利益のためもあるにせよ
ソーシャルレンディングを潰すまい、という意志が感じられて頼もしい限りです。
さすがはフィデューシャリー・デューティ(顧客本位の業務運営)を謳う会社、というところでしょうか。
・SBIソーシャルレンディングの顧客中心主義に基づく業務運営方針 (SBI SL)
逆に言えば、「そこまで公式で発言しなければならない」というところまで、ソーシャルレンディングの
信頼が失墜しかかっているのもまた事実。
仮想通貨もそうですが、一気に盛り上がれば必ず管理側が手薄になり、そこに事件の種が芽生えます。
起きてしまった事はしかたがないとして、関係する事業者には厳正な内部引き締めを願いたいところです。
SBI SLの「最近の実績」
そのSBI SLですが、Webサイトで運用実績が公開されていました。
ここ最近の各種実績が、グラフで示されています。
投資家登録数。2016年からは2次曲線くらいの勢いで増えています。
現在の登録数が20,000人ということは、maneoについでソーシャルレンディングでは2番目でしょう。
(不動産投資型まで含めれば、TATERU Fundingがmaneoに次いで2位ですが)
累計融資実績についても、投資家数の伸びに合わせるように、2016年あたりから2次曲線です。
思い返せば、このあたりからSBI SLは定期的にオーダーメイドファンドの募集を開始したり、大々的な
コマーシャル活動を行ったりしていました。
つまりは、投資家集め、資金集めに本気になった、ということなのでしょう。
年間利回りはバスタブカーブです。
2011年の高利率は、おそらく無担保個人向けローンが引き上げたもの。
この個人向けローンは遅延や貸し倒れが頻発しましたので、計算に入れるべきではないでしょう。
つまり昨今、SBI SLの利率は順調に増加傾向にある、ということです。
あまり高い利率では不安感もありますが、6〜7%なら許容範囲では? と考えています。
SBI SLはさすがにSBIを冠するだけあって、事業者の安定性という点では頭一つ抜けていると思います。
その上で最近は安定的に6〜7%のファンドも募集されるようになりました。
この安定性と利率、数億円が数分で蒸発するという集金力も頷けます。
私の投資額は現在850万円、もちろん今後も案件があれば、積極的に参戦していきたい事業者です。
SBIソーシャルレンディングでの投資をお考えの方は、こちらから検討いただけると嬉しいです。
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posted by SALLOW at 09:55
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