ソーシャルレンディング投資記録（旧ブログ）

　以前の記事で、maneoのアメリカンファンディング案件に投資していることを書きましたが、その後で
　この案件の物件があるヒューストンは今、大型ハリケーンから熱帯低気圧に変わった「ハービー」によって
　大きな被害を受けているというニュースが入っています。

　　・以前の記事　「追加投資を行いました（8/26　LCレンディング、アメリカンファンディング）」

　上の記事でも書きましたが、CNNを見ていたらこの被害を「Catastrophic」と表現していました。
　この表現は私の知る限り、自然災害に対して使うには最大級の表現で、「大きな被害」というよりも
　「壊滅的被害」と訳した方がいいかもしれません。

　「ハービー」はもう数日はテキサス州にとどまる様子で、被害はさらに拡大する懸念があるとのこと。
　これについてアメリカンファンディングに問い合わせをしていましたが、本日その返事が返ってきました。

　なお、個別に返事が返ってきた１時間後には、全投資家に向けてほぼ同じ文面の一報が送付されています。
　この時間差なら、私の質問への回答を全投資家に向けたメールで代行しても良さそうなものですが、
　何にせよ、丁寧に対応いただけた事には感謝をしたいと思います。


　さて、気になるそのメール内容は以下の通りです。


　　・テキサスヒューストンファンド第1弾、第2弾について：
　　　担保物件はヒューストン市内だが、建物倒壊などの甚大な被害が報じられている南部沿岸部ではない。
　　　周辺道路の浸水はあるものの、物件への浸水の被害は無し。

　　・テキサスローンファンド第4弾〜第8弾について：
　　　担保物件はフォートワース市で、ヒューストンからは400km以上内陸方向に離れており、
　　　洪水警戒地域ではない。大雨には見舞われたが、ハリケーンや洪水による物件への被害はない。

　　・ただし、洪水被害エリアは極めて広大であり、ハービーが熱帯低気圧に変わった今でもあと数日は
　　　テキサス州沿岸部に雨が続くとの予報があり、被害が拡大する恐れがある。


　ヒューストンの広域地図は下の通りです。
　ハリケーンから熱帯低気圧に変わったハービーの大雨による被害は南部沿岸部に集中しているらしく、
　その説明の通りなら、フォートワースは大丈夫そうです。
　ただ、雨はしばらく降り続ける予報で、確かに被害拡大の可能性はあるでしょう。

　　・ヒューストンの雨雲レーダー　ACCUWEATHER

　ヒューストン市内の案件については、アメリカンファンディングの説明を丸呑みするしかありませんが
　今のところは物件に深刻な被害は起きていないという事で、一安心です。
　ただ、周辺道路の浸水があるということは、今後の天気次第では物件も多少の損傷を受ける可能性が
　あることは含んでおくべきだと思います。


　ヒューストン広域地図（Google Map）
　


　アメリカンファンディングについては一応安心しましたが、他にもアメリカ不動産の担保案件に投資を
　しているので、こちらも合わせて調べてみました。
　結果、ちょっと危ないかな？　という案件が見つかりました。

　・テキサススターローンファンド23号

　この案件は、担保物件がテキサス州マンヴェル市です。
　マンヴェルはどこにあるのかと調べたところ、どうにも微妙な位置にあることが分かりました。


　ヒューストン周辺地図（Google Map）　赤線で囲まれているのがマンヴェル市
　


　今回の大雨で甚大な被害を受けているのは、ヒューストンの南部沿岸部。
　ヒューストン市そのものにも被害が出ているということですので、その南側にあるマンヴェル市も何らかの
　被害が出ていると考えるのが自然でしょう。

　ガイアファンディングには問い合わせを入れていますので、詳細が分かりましたらまた記事にします。


　【8/31追記】
　アメリカンファンディングから回答をいただきました。内容は下記の通りです。
　現在までのところ、ガイアファンディング案件でも被害は無しとのことです。

　　ヒューストン案件：テキサススターローンファンド1号
　　30日時点で道路など浸水はあるものの通行可能な状態。
　　物件も浸水の被害を受けていない。

　　マンヴェル案件：テキサススターローンファンド23、24、25、27、28号
　　区画開発プロジェクトであり、土地のみで建物がない。被害報告は無し。




　 　ランキングに参加しています。
　リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。