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2017年08月03日

【速報】みんなのクレジット 貸金業法違反で東京都から行政処分を受けています



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今度は東京都から行政処分

 当ブログをご覧いただいている方から情報をいただきました。
 みんなのクレジットが、今度は貸金業法違反で東京都から行政処分を喰らっています。
 話の流れとしては、次の記事の続編となります。

  ・みんなのクレジットから連絡:担保保全率は20%未満です+私の状況

  ・みんなのクレジットに関する続報(MBOの説明と、資本提携の増資額)


 行政処分のプレスリリースは以下の通りです。

  ・貸金業法に基づく行政処分について


 この3月に金融庁から金融商品取引業者として行政処分を受け、その後社長交代で営業を再開したものの
 担保保全率が20%もなかったとか、投資家が集まって弁護士立てて債務の仮押さえしたとか、
 みんなのクレジットには愉快なニュースが絶えない毎日が続いています。
 ここに来てさらに追加のニュース、そろそろお腹がはち切れそうです。


 他人事のように書いていますが、私はみんなのクレジットに144万円出資しています。
 ですので、完全に当事者です。
 そのため完全な客観性は望めませんが、努めて第三者的な立ち位置で処分内容を見ていく事にします。


 20170803MC1.png

 (証拠の画像。投資額120万となっていますが、24万円が例の仮押さえ騒ぎで未償還です)

行政処分の中身@ 業務停止処分

 (ソース:http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/08/02/04_01.html

 今回の行政処分は2種類あり、まず重い方の業務停止処分です。


  ・業務停止期間
   平成29年8月9日から平成29年9月7日まで(30日間)

  ・停止対象業務
   業務の全部(弁済の受領に関する業務及び訴訟又は調停に応ずる業務を除く。)

  ・処分理由
   禁止行為違反(過大担保の徴求)


 停止対象業務は業務全てと重い処分になっていますが、現在既にみんなのクレジットは新規貸し付けを
 行っていないため、大きな問題ではないと思います。

 気になるのが、処分理由の「過大担保の徴求」。
 そのまま読むと、これは「貸付金額に比べて過大な担保を拘束した」ということ。
 つまり、「担保の金額が、貸付金額に対して大きすぎる(借り手に不利)」ということです。
 借金のカタにクレジットカードを預かったり、白地手形の振り出しを受けた場合もこれにあたるそうです。

 ところで、担保保全率が20%しかない事が分かった現状、担保が過小だと言うであれば分かるのですが
 「過大な担保」とは何の事でしょうか?


行政処分の中身A 業務改善命令

 次に、まだ軽い方の処分である業務改善命令です。


  ・資金需要者等の利益の保護を図るため、処分理由(違反事項)と同種事案の再発防止に関し、
   次に掲げる事項について必要な措置を講じ態勢の整備を図ること。

   ア 貸付けに係る契約締結に際し、利息制限法第1条に規定する金額を超える利息
    (みなし利息を含む。)の契約を締結しないこと。

   イ 貸付けに係る契約締結時書面の記載事項のうち重要事項を変更した場合は、
     あらためて書面を交付すること。



 ア(利息制限超過の契約違反)について、最初はあの高額キャッシュバックが利息制限法に引っかかったか
 と思ったのですが、良く読むと「貸付けに係る契約締結」とあります。
 ということはこれは、みんなのクレジットが上限利率を超えた貸付を行っていたということ。

 イについては情報が不足していますが、「重要事項変更の場合の書面の再交付の義務付け」は
 貸金業法17条に規定されていて、その重要事項は内閣府令で規定されています。


  ・重要事項とされる内容
   (1)極度額、(2)貸付けの利率、(3)返済の方式、(4)担保の内容

   (利率の引下げ等の顧客に有利な契約内容の変更や、極度額・限度額の減額の場合は除く)

  参考:http://www.fsa.go.jp/access/19/200711c.html


 これらの重要事項のうちどれが当てはまったか分かりませんが、もしアとイの合わせ技だとしたら
 「貸付利率を法定利率以上に変更した上に、その書面を再交付しなかった」
 という剛速球の違反をしていることになります。

ところで

 みんなのクレジットの貸付先は、残高ベースで97.6%が親会社であるブルーウォールジャパンに
 集中しているとのことでした。 (参考記事

 さて、上記の貸金業法違反は、どの貸付先に対して行ったものなのでしょうか。
 そしてその意図はなんでしょうか。少し考えますと、3通り浮かびました。
 (@→A→Bの順で悪い予想です)


  @親会社であるブルーウォールジャパンから債権を早期回収するための行き過ぎた行為

  Aブルーウォールジャパン以外の貸付先から毟り取るための行き過ぎた行為

  B実は全て狂言。
   わざと親会社に対して過大担保の徴収など貸金業法違反を行い、その違反内容をリーク。
   行政処分を受けてみんなのクレジットの業務停止→計画倒産を目論んでいる。

   (理由:みんなのクレジットが潰れると、ブルーウォールジャパンの債務が無くなる)
    ↑コメントでの指摘を受けて追記します。
     実際はここまで単純ではありません。簡潔に言いすぎ+省略しすぎでした。申し訳ありません。
     債権は第三者への売却が可能なので、ブルーウォールジャパンの借金は完全には無くなりません。
     もっとも、それが投資家に戻ってくるかどうかは別問題ですが・・・。



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posted by SALLOW at 19:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | 投資の話題
この記事へのコメント
未入力 さん
コメントありがとうございます。
みんなのクレジットは数十億円の資金を集め、そのほとんどをBWJに貸し付けています。
みんクレとBWJの間には賃借契約があり返済の強制力が働きますが、みんクレと投資家の間は出資なので元本保証はない、そこを突かれるのではないか? と思い、記事にしました。
(無論、BWJ以外からはその前に貸し剥がすでしょう)
とは言え、そこまでやればBWJが確実に提訴されますので、実際はそううまくいかないと思います。
断定的な書き方は不適切ですね。訂正します。ご指摘ありがとうございます。
Posted by SALLOW at 2017年08月04日 00:17
3)の全てたわごと説ですが、みんクレが数億の債権を売らずに倒産は、
債権売れるのに勿体無いので、BWJは、借金チャラは難しいのでは?
小生も全くの素人ですが、クラウドクレジットにペルー案件みたいに、
債権買い取ってもらって引き継いで欲しいと思っている者です。
Posted by at 2017年08月03日 23:30
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