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2019年10月15日

SBIソーシャルレンディングで「Neo」6号登場。感想は「あ、やっぱり」。



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10/16の募集開始です

 SBIソーシャルレンディング(SBI SL)からオーダーメイドローンファンドの登場です。
 今回は定番ファンドの「Neo」の6号。


 ・SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 6号

  募集時期:10/16 10:00〜
  予定利率:6%
  期間:12ヶ月
  貸付総額:15億円
  担保:借り手の有する抵当権付き貸付債権に質権を設定
  LTV:85%以下

  20191015SBI1.jpg


 「Neo」はこれまでに1〜5号まで募集され、その合計募集額は61億円。
 今回が+15億円ですので、合計で76億円の募集規模となります。ちなみにこれまでのところ、償還実績は
 5億円と少しです。

 貸付先は「不動産を担保にして貸付を行う事業者」。
 その事業者が所有する担保に質権を設定することで、いざという時には担保を処分して返済に充てることが
 できるということになります。
 下記の説明の通り、LTVは85%以下となります。

  20191015SBI3.png

所感

 さて、このファンドについての私の所感ですが、タイトル通り「あ、やっぱり」でした。

 というのも、「Neo」はこれまでに1〜6号まで募集が行われていますが、その貸付先は全て同一。
 これは想像ですが、「Neo」の前身である「Plus」ファンドについても、同じ事業者に貸付を行った案件は
 相当数あるのではないか、と考えています。

  20191015SBI2.png

 全てのNeoファンドが同一の貸付先であること、そのものが悪いとは言いません。
 しかし、分散投資の観点から言えばあまり適切でないのはまちがいないと思います。
 さらに、正確な情報は投資家限定になりますのであまり詳しくは書けませんが、貸付先である事業者の売上
 高を考えると、これだけの規模の貸付が適切なのかどうかも判断できません。


 とは言え、担保不動産が正しく処分できる限り、貸付先の集中は問題無いという考えもあるでしょう。
 どうリスクを考えるかは投資家自身の責任と判断で行うべきです。
 私は基本的には見送りで考えていますが、今日が償還日であることから、早期償還の状況によっては一部の
 資金を再投資することを含め検討していきたいと思います。

 詳細な情報はSBIソーシャルレンディングに会員登録すれば、投資をしなくとも閲覧することができます。
 興味のある方は、下記リンクをご利用いただければ幸いです。


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