2019年06月11日
祝:最初のファンドが償還されたようです(ネクストシフトファンド)
広告
ネクストシフトファンドについて
ネクストシフトファンドの話題です。
ネクストシフトファンドは仕組みとしてはソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)に相
当しますが、「社会的インパクト投資」を前面に打ち出している特徴ある事業者です。
社会的インパクト投資というのは、一言で言えば「世の中のためになる投資」。
貧困、環境、地方創生といったような国内外の問題解決につながる事業に投資することで、それらの解決を
図ろうとする投資です。
(ただし、ネクストシフトファンドでは今のところ海外案件のみ取り扱っています)
国内におけるインパクト投資の規模は、2017年で約700億円。
2015年からほぼ倍々で規模を拡大しています。
ネクストシフトファンドはこのような社会インパクト投資を専門で取り扱うソーシャルレンディング事業者
になります。
例えば、取り扱っているファンドの一つである「カンボジアマイクロファイナンスファンド」では、投資家
の資金は以下のように出資に回されます。
同じく社会インパクト投資を扱っている事業者と言えば、クラウドクレジット。
こちらには以前、社会インパクト投資案件に投資したこともあります。
クラウドクレジット (広告リンク)
初の償還
そのネクストシフトファンドですが、このたび初の償還を迎えました。
上で図解した、カンボジアファンドです。
・カンボジアマイクロファイナンスファンド1号
予定利率:5%(USD運用)
期間:12ヶ月
担保:無し
マイクロファイナンスというのは発展途上国で良く見られる小口金融の総称で、貧しい人々を対象に融資を
行い、経済的自立を図るためのものです。
(有名なのはグラミン銀行でしょうか)
正確には直接小口融資ではなく、マイクロファイナンス機関への貸付となります。
このファンドの1号が無事償還。
目標利回り5%に対し、実質利回り8.72%と大きく実績を伸ばしての償還となりました。
もっとも利回りに貢献したのは円安であり、ファンドそのものは「予定通り償還」ということらしいです。
当ファンドの運用実績としても、目標利回り5.0%(年率)に対して実現利回り8.72%(年率)を達成しました。
融資先から元本の満額返済および予定額の利息を受領し、また、運用開始時点で1ドル=107.15円水準であった為替レートが、その後円安ドル高傾向となり運用終了時点では1ドル=111.54円となったことも実現利回り8.72%(年率)達成の1つの要因となっております。
(運用報告書より抜粋)
・カンボジアマイクロファイナンスファンド1号運用報告書
投資を検討してみます
現在募集されている「カンボジア×ジョージア農家さん応援ファンド」は年率7.2%・13ヶ月のUSD建て。
案件リスク以外に為替リスクもありますが、社会インパクト投資という最近の潮流に乗ってみるのも悪くな
いかもしれない、と思い始めました。
たとえリターン目的でも、こういう案件に投資しておけば「社会に貢献する投資をしています」と名乗れる
わけですからね。肩書きは大事です。
ネクストシフトファンド、財務上は少し懸念がありますが株主(地場銀行や放送局、地方創生ファンド等)
を考えれば事業者のリスクは低いと思われますし、投資を検討してみたいと思います。
できれば海外のマイクロファイナンス以外に、日本の地方創生案件などがあれば嬉しいところです。
どうせなら、自分の国の社会インパクト案件に投資したいと思っていますので。
ネクストシフトファンドへの投資は、こちらからどうぞ(広告リンク)
ランキングに参加しています。
リンク先には同じ話題を取り扱うブログが沢山あります。こちらもいかがでしょうか。
posted by SALLOW at 09:10
| Comment(2)
| TrackBack(0)
| 投資の話題
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8861980
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
以前は投資をしていた時もありましたが、途中で資金を引き揚げました。
特色がなかったのがその理由ですが、今にして思えば愚かな理由だったと思っています。
再投資するかどうかは決めかねていますが、本体がどうなるか分からない以上は少し様子見でしょうか。今私が元ファミリーの中で(資金拘束ではなく)投資しているのは、LCを除けばスマートレンドとプレリートになります。
「"地方" × "ソーシャルレンディング" = 地方の活性化」
というのを目指しているようです
小規模というのと某グループ所属なので不安が残りますが
大御所が怪しい踊りを踊ってる中、今のところ堅実にやってる模様