2019年05月23日
SBIソーシャルレンディングが実名化の宣言を行っています。
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投資成功
SBIソーシャルレンディング(SBI SL)の話題です。
オーダーメイドファンド「SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 1号」に投資を行いました。
サーバは少し重い印象を受けましたが、なんとか投資成功です。
・SBISL不動産担保ローン事業者ファンドNeo 1号 100万円
予定利率:6.5%
期間:12ヶ月
貸付総額:9億円
担保:借り手の第三者に対する、抵当権で担保された貸付債権に質権を設定
LTV:85%以下
この「Neo」ファンドは、SBI SLで始めて借り手が実名化されたファンド。
金融庁の匿名化解以降、さまざまな事業者が実名化されたファンドを募集してきましたが、ここに来て事実
上のソシャレン最大手であるSBI SLが実名化したというのは、意義のあることだと考えます。
これまでの「Plus」ファンドに比べて、LTVが70%から85%に増加(悪化)しているのは今回だけの措置な
のか、それとも実名化した影響なのかは分かりませんので、もう少し見ていきたいと思います。
いずれにせよ、今後もこのファンドが人気で有り続けることは間違いないでしょう。
実名化対応に関する宣言
さて、今回の案件で実名化に踏み切ったSBI SLですが、公式サイトで実名化に関する宣言を出しています。
端的であり、説得力のある内容でしたので、一部を引用いたします。
当社は、ソーシャルレンディングが果たす役割とは、自社の関係会社等のための資金調達手段などではなく、世の中に数多ある「お金を借りたいニーズ」と「お金を運用したいニーズ」を「結びつける」ことにあると考えております。そのため、借手が抱える借入ニーズについて、借手自らが資金を必要とする理由等を説明し、これに同意した投資家が資金供給できるプラットフォームを提供するべく、2011年3月の事業開始以前から、借手の開示を前提としたビジネスモデルの検討を進め、関係当局と折衝を行っておりましたが、貸金業法の解釈の観点から借手の匿名化・複数化は必須であるとの結論が示されたため、この前提に立って借手の開拓やファンドの組成を行い、事業を展開してまいりました。
今般、一定の要件の下ではあるものの、この方針が転換されたことは、当社があるべき姿であると考えるソーシャルレンディングの実現に向けて大きな変化であると同時に、借手にとっても大きな変化であり、商号等の情報が開示されることの意義やメリットについて借手に改めて理解を求め、借手を開示したファンドの組成を順次進めてまいりたいと考えております。併せて、「SBIソーシャルレンディングの顧客中心主義に基づく業務運営方針 」のうち、借手の情報を開示できないことを前提としていた方針4についても改正するとともに、引き続き重要な情報の分かりやすい提供により一層努めてまいります。
・ソーシャルレンディングにおける借手開示対応の開始について
赤字部、私も色々地雷を踏みつけているだけに耳に痛い言葉ですが、要はそういうことなのでしょう。
ソーシャルレンディングを自社の資金調達に使っている場合、その案件に投資するのであれば十分な理由と
きちんとした保全手段が必要になると思います。
ソーシャルレンディングの本来の有り様は「もっともシンプルな金融」である直接金融。
現行法の下でそれを実現するため、フィンテックの技術を利用するものです。
今回SBI SLが実名化に踏み切ったことで、ソーシャルレンディング全体に実名化の流れが浸透していくこと
を期待します。
それによって全体の利率が落ちたり、一時的に案件数が少なくなったりと副作用は出るかもしれませんが、
長期的にはソーシャルレンディングが次のステージに上がるために必要なことでしょう。
今回実名化を行ったSBI SLには、これからも投資を増額していく予定です。
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posted by SALLOW at 09:30
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