アラサ−女子の一人旅〜歴史と美術に癒されて〜

レストランを出て、無料のシャトルバスで島へ近づきます
途中からは歩いて橋を渡ります

モン・サン・ミシェル

おおーーー！！う、美しい・・・



いよいよ、モンサンミシェルの中に入ります！
門をくぐると商店が並んでいます
島内にはホテルもあるのだそう
人口は数人の修道士を含む30数人とのこと



細い路地、階段を上がって修道院へ向かいます
民家、お墓もある
おとぎの国のような景色が続きます

修道院の入口、哨兵の門 （しょうへいのもん）をくぐり
大階段を上がり西のテラスへでます





モンサンミシェルの意味は「大天使ミカエルの岩山」
修道院の一番高いところに飾られている金の像は大天使ミカエルです



中に飾られている像の模型↓


修道院の中へ入ります
増改築が繰り返された内部は、複雑な造りになっています

付属教会

回廊

こちらのレリーフは、アヴランシュ司教オベールが
大天使ミカエルのお告げを受けている場面で
こちらの修道院の起源を表しています



708年、司教オベールの夢に大天使ミカエルが現れ
「あの岩山に私のための教会を建てなさい」と言いました
司教は夢を信じませんでしたが、3回目に
夢の中に現れた大天使は、司教の額に触れました
目を覚ますと司教の額には大天使ミカエルが触れた跡があり、
司教は夢の中でのお告げを信じました
そして、元来ケルト人の聖地であったこの地に修道院を建てた
と言い伝えられているそうです



さらに、
966年、ノルマンディー公リシャール1世が
この地に、現代も活動するカトリック教会最古の修道会
ベネディクト会の修道院を建てました
その後、増改築を繰り返し、
13世紀には、ほぼ現在の構造になりました

1300年代、百年戦争では要塞の役目を果たし

18世紀、フランス革命時には数十年間牢獄として使用され
島は荒廃していましたが
その後、再び修道院として現在の姿を取り戻しました

大車輪

修道院が牢獄として使われていた時代のもの

聖エティエンヌ聖堂

遊歩道

騎士の間の暖炉

修道士達が写経を行った部屋
当時の紙は羊の皮（羊皮紙）だったため
使用した羊皮紙は、暖炉で燃やされ燃料にされたのだそうです

修道院を出て城壁を通り帰路につく

小さくなるモン・サン・ミシェル
再びシャトルバスに乗ります
日帰りツアーなのでとっても駆け足でしたが
素晴らしかったです！！


読んで頂きありがとうございます！
次回、ガイドさんから伺った
ノルマンディー地方について書きたいと思います☆