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2018年07月23日
「フルクラム レーシング5 LG」の感想
ホイールを交換後、試走も含めて短距離サイクリングをしてきたので感想を。まず漕ぎ出しだがこれはあまりわからなかった。というのもタイヤサイズを23Cから25Cに変更し重量が少し増えている点や一般的に25Cは加速性能が良くないためあまり変わらないものと思われる。ただ、以前より重たくなった印象は無かったので同等といったところか。
次に平地の巡航。これは明らかに楽チンになった。やはり価格的には下から2〜3番目の安めのホイールといえども純正の鉄下駄よりはハブの性能が良いらしく、かなり回る。また全体重量的にもホイール部分で300g程度軽くなっていてこれによりスピード低下しにくくなり結果的にペダリングが軽くなるようだ。よくレビューに巡航速度が「2~3kmぐらいアップ」したというのを見かけたが確かにこんな感じがした。ちなみにエアロスポークの効果なのかホイール付近の風切り音が少し変化した。
次に巡航からの再加速。これはほとんど変わらない気がした。やはり25Cは加速性能があまり良くないためその影響が大きいのかも。ただし逆に遅くなった印象もなかった。ホイールの剛性は純正の鉄下駄よりもアップしているので踏み込んだときにダイレクト感が増したのかも。これらをプラマイすると同等なのかな。
登り坂は管理人の体重が重たい(このブログを書いている時は91kg ※現在減量中の)ためその影響もあると思うがわずかに楽になった程度で劇的には感じられなかった。
最後にラチェット音は明らかにうるさくなった。ただ、個人的には好きな音でいわゆる「レーシーサウンド」というかカンパニョーロ系のカチカチ音が鳴り響く感じ。ただし爆音というわけでなくあくまで純正の鉄下駄よりもうるさくなった程度。河川敷だとこのラチェット音のおかげで前を歩く歩行者が自転車の接近に気づいてくれるようになりそういったメリットはあるのかも。あと気分的にもその気にさせてくれるので個人的にはお気に入り。
とまぁ個人的な感想を述べてみたが、あくまで個人の感じ方によるものなので参考程度に。結果的には今年新しいロードバイクを買った以上に自転車に乗りたくなくなったのでダイエットの促進になるかと思う。大満足な買い物だった。
※目的地の比布町・ピピカフェにて
次に平地の巡航。これは明らかに楽チンになった。やはり価格的には下から2〜3番目の安めのホイールといえども純正の鉄下駄よりはハブの性能が良いらしく、かなり回る。また全体重量的にもホイール部分で300g程度軽くなっていてこれによりスピード低下しにくくなり結果的にペダリングが軽くなるようだ。よくレビューに巡航速度が「2~3kmぐらいアップ」したというのを見かけたが確かにこんな感じがした。ちなみにエアロスポークの効果なのかホイール付近の風切り音が少し変化した。
次に巡航からの再加速。これはほとんど変わらない気がした。やはり25Cは加速性能があまり良くないためその影響が大きいのかも。ただし逆に遅くなった印象もなかった。ホイールの剛性は純正の鉄下駄よりもアップしているので踏み込んだときにダイレクト感が増したのかも。これらをプラマイすると同等なのかな。
登り坂は管理人の体重が重たい(このブログを書いている時は91kg ※現在減量中の)ためその影響もあると思うがわずかに楽になった程度で劇的には感じられなかった。
最後にラチェット音は明らかにうるさくなった。ただ、個人的には好きな音でいわゆる「レーシーサウンド」というかカンパニョーロ系のカチカチ音が鳴り響く感じ。ただし爆音というわけでなくあくまで純正の鉄下駄よりもうるさくなった程度。河川敷だとこのラチェット音のおかげで前を歩く歩行者が自転車の接近に気づいてくれるようになりそういったメリットはあるのかも。あと気分的にもその気にさせてくれるので個人的にはお気に入り。
とまぁ個人的な感想を述べてみたが、あくまで個人の感じ方によるものなので参考程度に。結果的には今年新しいロードバイクを買った以上に自転車に乗りたくなくなったのでダイエットの促進になるかと思う。大満足な買い物だった。
2018年06月17日
リアのテールライトを更新 キャットアイのTL-LD650(RAPID5)を購入
クロスバイク時代の早期から導入しているリアの「テールライト」。フロントのライトと同等かそれ以上に周囲(後方)に自分の存在をアピールする効果が高い自転車グッズだ。安いものはダイソーの100円程度のものから最近では加速度センサーを内蔵してブレーキングに反応して自動車のブレーキランプのように点灯するものまで様々だが、先日カーボンのロードバイクを購入したのを機に新しいものを購入することにした。
というのも以前から買おうと思っていたのだがなかなか使っているものが壊れることなく、その必要性を感じていなかった。ただ、自転車が増えて通勤用と休日のサイクリング用と分けることにしたのでそれぞれにリアライトが必要な状況になった。そこで以前から欲しかったモデルの購入となった。
購入したのはキャットアイのRAPID5こと「TL-LD650」。それまで使っていたTL-LD610の後継モデルでグレード的にはミドル以上の製品でなりかなり明るい。
続きを読む...
というのも以前から買おうと思っていたのだがなかなか使っているものが壊れることなく、その必要性を感じていなかった。ただ、自転車が増えて通勤用と休日のサイクリング用と分けることにしたのでそれぞれにリアライトが必要な状況になった。そこで以前から欲しかったモデルの購入となった。
購入したのはキャットアイのRAPID5こと「TL-LD650」。それまで使っていたTL-LD610の後継モデルでグレード的にはミドル以上の製品でなりかなり明るい。
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2018年06月06日
サイクリング動画用に中華製アクションカメラを購入 MUSON MC2 PRO1
以前から自転車の車載動画を撮ってみたいと思っていたものの、実行には至らずそのままとなっていた。当時としてはデジカメをハンドルに取り付けて動画モードで撮影するというイメージで、デジカメかビデオカメラの購入が必須かなと思っていたのだが最近ではこれが一変。「アクションカメラ」というスポーツや野外活動などに適した小型のビデオカメラが流行っていることを知った。
そのアクションカメラ(以下、アクションカム)の火付け役といえば「Gopro」が有名なのだが最近だとこれに似た中国製品が低価格で出回っており、Youtuberあたりもこれを使って動画を撮影したりなど特に海外ではかなりの人気を誇るらしい。一昔前では中華製の模造品みたいなやつは見た目だけで使い物にならないことが多かったらしいのだが、近年ではそれが変わって「安くてそこそこ使える」というモノが多くでてきているようだ。イメージ的には中国製スマートフォンのようなものだが機能性と低価格で市場を凌駕しているようだ。
中国製アクションカムはいくつか種類があり、実際はOEMだったりするがそのうちの「MUSON MC2 PRO1」という物を購入した。1万円以下でリチウムイオン電池が2つ。4K動画撮影可能に手ぶれ補正機能、外部マイク入力端子付きなどで8080円とお手頃価格だった。これよりも安いものは4000円前で帰るのだが手ぶれ補正がなくサイクリング動画を撮ろうとするとブレまくりで使えないと思ったので却下した。
というわけで届いたのがこれ。中国製だけど日本語表記で簡易的な説明書も日本語仕様だった。
あけるとこんな感じのソフトケースがでてきて
さらに開けるとこのようにカメラ本体と複数のアタッチメント、リチウムイオンバッテリーなどが入っていた。
早速自転車に取付。さきほどのアタッチメントには自転車取付用のモノが入っていたがネット情報では移動中にくるりんぱして下を向くらしいので以前買っておいた箕浦製デジカメマウントを使って取り付け。アタッチメントには金属のネジ穴付きのカメラマウントがついているのでこれを使った。
裏側はこんな感じ。2インチディスプレイで走行中も確認できるがバッテリー節約のため画面がきえてしまう設定にしたのとこのカメラは実際には前かがみで乗るためよく見えた無いため一応簡易的な感じになる。ただし、本体上部には撮影中を示すLEDが点滅するのでそこまで使い勝手は悪くなかった。また、電池の持ち時間は最大120分となっていたが、モバイルバッテリーをマイクロUSB端子につなげると外部供給電力として動くのでそれ以上の撮影(ロングライド)も可能だ。では早速テスト撮影してきたので以下を御覧いただきたい。
ひとつめはHD1080p-30fpsで撮影。もちろん手ぶれ補正あり。
ふたつめは同じ解像度でフレームレートを60fpsにあげて撮影。こちらのほうが気持ちなめらかかな。
というわけで実際に撮影してみたが8000円程度にしてはなかなか撮れていて好印象だった。設置場所がエクステンションバーの上のため走行中に細かい振動を拾ってカメラも振動していたが、それ以外は概ね良さそうでまぁ実用性は十分あるように感じた。もし上下振動をなくす場合は付属アタッチメントのヘルメット用を使ってヘルメット上部につければ振動を減らせそうだ。あとは音にこだわる場合は外部入力マイクも使えるのでこの点もポイントだ。最近はこういった低価格でも十分使えそうなモノが中国などから沢山でており、ビデオカメラに至っては誰でも簡単にサイクリング動画を撮影できる時代になったようだ。これで今週末の「キトウシサイクリング」も撮影できそう♪
そのアクションカメラ(以下、アクションカム)の火付け役といえば「Gopro」が有名なのだが最近だとこれに似た中国製品が低価格で出回っており、Youtuberあたりもこれを使って動画を撮影したりなど特に海外ではかなりの人気を誇るらしい。一昔前では中華製の模造品みたいなやつは見た目だけで使い物にならないことが多かったらしいのだが、近年ではそれが変わって「安くてそこそこ使える」というモノが多くでてきているようだ。イメージ的には中国製スマートフォンのようなものだが機能性と低価格で市場を凌駕しているようだ。
中国製アクションカムはいくつか種類があり、実際はOEMだったりするがそのうちの「MUSON MC2 PRO1」という物を購入した。1万円以下でリチウムイオン電池が2つ。4K動画撮影可能に手ぶれ補正機能、外部マイク入力端子付きなどで8080円とお手頃価格だった。これよりも安いものは4000円前で帰るのだが手ぶれ補正がなくサイクリング動画を撮ろうとするとブレまくりで使えないと思ったので却下した。
というわけで届いたのがこれ。中国製だけど日本語表記で簡易的な説明書も日本語仕様だった。
あけるとこんな感じのソフトケースがでてきて
さらに開けるとこのようにカメラ本体と複数のアタッチメント、リチウムイオンバッテリーなどが入っていた。
早速自転車に取付。さきほどのアタッチメントには自転車取付用のモノが入っていたがネット情報では移動中にくるりんぱして下を向くらしいので以前買っておいた箕浦製デジカメマウントを使って取り付け。アタッチメントには金属のネジ穴付きのカメラマウントがついているのでこれを使った。
裏側はこんな感じ。2インチディスプレイで走行中も確認できるがバッテリー節約のため画面がきえてしまう設定にしたのとこのカメラは実際には前かがみで乗るためよく見えた無いため一応簡易的な感じになる。ただし、本体上部には撮影中を示すLEDが点滅するのでそこまで使い勝手は悪くなかった。また、電池の持ち時間は最大120分となっていたが、モバイルバッテリーをマイクロUSB端子につなげると外部供給電力として動くのでそれ以上の撮影(ロングライド)も可能だ。では早速テスト撮影してきたので以下を御覧いただきたい。
ひとつめはHD1080p-30fpsで撮影。もちろん手ぶれ補正あり。
ふたつめは同じ解像度でフレームレートを60fpsにあげて撮影。こちらのほうが気持ちなめらかかな。
というわけで実際に撮影してみたが8000円程度にしてはなかなか撮れていて好印象だった。設置場所がエクステンションバーの上のため走行中に細かい振動を拾ってカメラも振動していたが、それ以外は概ね良さそうでまぁ実用性は十分あるように感じた。もし上下振動をなくす場合は付属アタッチメントのヘルメット用を使ってヘルメット上部につければ振動を減らせそうだ。あとは音にこだわる場合は外部入力マイクも使えるのでこの点もポイントだ。最近はこういった低価格でも十分使えそうなモノが中国などから沢山でており、ビデオカメラに至っては誰でも簡単にサイクリング動画を撮影できる時代になったようだ。これで今週末の「キトウシサイクリング」も撮影できそう♪
中華製エクステンションバーをロードバイクに
ロードバイクのハンドルはバーテープが巻かれているため、クロスバイクやMTB、ママチャリなどに比べるとハンドルにライトやサイクルコンピューター、スマフォなどがあまり搭載できない。
が、そのような自転車向けにハンドルバーを拡張(延長)して沢山取り付けられるようにする部品が存在する。一般的には「エクステンションバー」と呼ばれ、メインのハンドルから1本または2本の支柱を使ってもう一つのハンドルバーを増やすものだ。
クロスバイクの時はハンドルバーがかなり長かったため、拡張の必要性を感じなかったがロードバイクハンドルバーが長いのにバーテープのせいであまり取り付けられない点が気になっていた。元々は今年購入したカーボンロードバイクの一つ前であるアルミの入門ロードバイク用で使っていたのだが、移植という形で再利用することにした。
移植前の画像。ちょっと分かりづらいがバーテープがかなり手前まで巻かれているのと、ケーブル類も近くにあってハンドルの拡張性は低い。
エクステンションバー移植後はこんな感じ。ハンドルバーに2本の支柱をつけてそこから拡張となるバーが出ている。本体はカーボン製のようなカーボンシートを付けた雰囲気だけのような…であるがとても軽くコレ自体では重量増にはならかった。特にステム付近もエクステンションバーによって取り付けられるようになったのでかなり便利だ。
ライトを左右2連装でつけるとこんな感じ。まだ真ん中余裕があるためスマートフォンやアクションカメラなど配置できそうだ。今回買ったのはAmazonで中国製と見られる安物。「k-outdoor 自転車アクセサリー ハンドルバー エクステンションマウント」というもので値段は1200円前後。この手のちゃんとしたやつは倍以上の価格がするためお手頃なのがいくつか難点が。まずバーに取り付ける際、ズレ防止の部品がついていたのだがキャットアイなどであればこれがゴムでできていて滑らないように固定できるのだがこちらはプラスチック製でまったく機能しない。そのためホームセンターなどで汎用品の薄いゴム板を買ってこれをハサミで切ってDIYする必要がある。また、ハンドル経が細いものだとゴム板の調整が難しく、入門用アルミロードバイクの時はかなり苦労した。さらに強度不足も個体によってあるらしく、あまり重たいものを沢山取り付けると支柱が破断するらしい。この点は要注意なのだがDIYできる人やいっぱい取り付けないという注意点を守れば価格相応の利便性が入手できるので特にロードバイクなどでよりアタッチメントを付けたい人は考慮してみてもいいだろう。
が、そのような自転車向けにハンドルバーを拡張(延長)して沢山取り付けられるようにする部品が存在する。一般的には「エクステンションバー」と呼ばれ、メインのハンドルから1本または2本の支柱を使ってもう一つのハンドルバーを増やすものだ。
クロスバイクの時はハンドルバーがかなり長かったため、拡張の必要性を感じなかったがロードバイクハンドルバーが長いのにバーテープのせいであまり取り付けられない点が気になっていた。元々は今年購入したカーボンロードバイクの一つ前であるアルミの入門ロードバイク用で使っていたのだが、移植という形で再利用することにした。
移植前の画像。ちょっと分かりづらいがバーテープがかなり手前まで巻かれているのと、ケーブル類も近くにあってハンドルの拡張性は低い。
エクステンションバー移植後はこんな感じ。ハンドルバーに2本の支柱をつけてそこから拡張となるバーが出ている。本体はカーボン製のようなカーボンシートを付けた雰囲気だけのような…であるがとても軽くコレ自体では重量増にはならかった。特にステム付近もエクステンションバーによって取り付けられるようになったのでかなり便利だ。
ライトを左右2連装でつけるとこんな感じ。まだ真ん中余裕があるためスマートフォンやアクションカメラなど配置できそうだ。今回買ったのはAmazonで中国製と見られる安物。「k-outdoor 自転車アクセサリー ハンドルバー エクステンションマウント」というもので値段は1200円前後。この手のちゃんとしたやつは倍以上の価格がするためお手頃なのがいくつか難点が。まずバーに取り付ける際、ズレ防止の部品がついていたのだがキャットアイなどであればこれがゴムでできていて滑らないように固定できるのだがこちらはプラスチック製でまったく機能しない。そのためホームセンターなどで汎用品の薄いゴム板を買ってこれをハサミで切ってDIYする必要がある。また、ハンドル経が細いものだとゴム板の調整が難しく、入門用アルミロードバイクの時はかなり苦労した。さらに強度不足も個体によってあるらしく、あまり重たいものを沢山取り付けると支柱が破断するらしい。この点は要注意なのだがDIYできる人やいっぱい取り付けないという注意点を守れば価格相応の利便性が入手できるので特にロードバイクなどでよりアタッチメントを付けたい人は考慮してみてもいいだろう。
2016年11月27日
キャットアイ 加速度センサー式のブレーキランプが登場
自転車のブレーキランプは、ただの点滅リアライトと違い自動車のように後続にブレーキのタイミングを知らせることが出来る一方、市販製品が少なく導入が難しいという難点がある。
以前までは自転車のブレーキランプといえば、ブレーキワイヤーなどに連動させて物理的にスイッチを接触させライトを点灯するタイプだった。これは自作(DIY)も可能な仕組みで実際の所ネット上やYoutubeなどで事例がちらほらある。この他海外メーカー製となるが、製品化されたものもあり1000円から2000円ぐらいで比較的安価に購入可能だ。
ただし、この手だとブレーキの種類や設置位置によりすべての自転車も対応できないという点や、ランプ(LED)が暗くて特に日差しの強い昼間ではほとんど見えないという問題があった(※最近のLEDではなく、初期の頃の砲弾型LEDは昼間よく見えない)。
その後、自転車のブレーキランプに画期的なものが登場する。ゲーム機のコントローラーやスマートフォンにも用いられる「加速度センサー(モーションセンサー)」をブレーキングの検知に利用し、どんな自転車にも導入できるようにしたタイプだ。これだとスイッチの仕組みが不要で、どんな自転車にも対応できる。また、高級路線なのか明るいタイプのLEDが搭載されており、これなら日差しの強い昼間でもブレーキランプを確認できるようになった。
そして2016年。自転車のリフレクターやライト。サイクルコンピューターで有名な国内メーカーのキャットアイから、この加速度センサーを用いたブレーキランプ(※テールランプ機能含む)が発売された。名前は「TL-LD710K RAPID X2 KINETIC」。
製品概要は次のとおり(公式ページから)
--------------------------------------------------------------------
■加速度センサー内蔵で、減速を感知するとハイモード(約50ルーメン)で約2.5秒間自動点灯するキネティックモード搭載。*1
■デイタイムライトとしても使える、面発光で約50ルーメン(キネティックモード時)の明るさのUSB充電式セーフティライト
■ラバーバンドで簡単に取付でき自転車にピッタリフィット*2
■3モードの発光パターン(ロー・点滅・ラピッド)
■リチウムイオンポリマー充電池
■モードメモリ機能により消灯時のモードで点灯開始
■バッテリーインジケータ搭載
■電池残量が少なくなると発光パターンが点滅に切替るバッテリーオートセーブ機能*3
■充電用MicroUSBケーブル付属
■オプションのシャープエアロ用ラバーベースで、より鋭角なシートポストにも取付可能(対応パイプ周長 約95〜155 mm)
--------------------------------------------------------------------
このようにかなり高性能(?)を謳うようで、その分価格は高めの希望小売価格6000円。ネット通販だと5000円前後で売られている。文章だけではわかりづらいので公式動画もみてみよう。
動画によれば街中で車道走行中に、後続の車に対してアピールできほか複数でサイクリング中にカーブや何か障害物をさけるようなシチュエーションで手信号が使いづらいときでも後ろの自転車に(安全に)ブレーキを知らせることができるようだ。自転車ではハンドサインでブレーキや危険物を知らせることがあるが、急な障害物やカーブ中には対応できないこともおおい。そんな時この製品ならハンドサインのために手を話すこと無くそれが可能とのこと。
これを見た限りでは確かに街乗り以外にも集団でサイクリングしているときには有用そうなアイテムに感じる。ただ、Amazonのレビューを見ると「電池が持たなさすぎ」とのコメントが多くあった。どうやら加速度センサーがかなりの電池消費をするらしく、これがブレーキランプの連続使用時間を縮めているようだ。とあるレビューでは
「点滅モードでも実質5〜7時間くらい」
とのことなので、通勤や通学で使う場合は毎日充電すればいいかもしれないが、ブルベなどイベント等での長距離ライドではちょっと厳しいかも。ただ、製品としては優れいていることは間違いないので、これからの改良に期待したいところである。
あれ...そういえば以前ブレーキランプとウィンカーを実用化してほしいとキャットアイにメールを送った記憶があるのだが、とりあえずブレーキランプだけは実用化してくれたのかなぁ..?
以前までは自転車のブレーキランプといえば、ブレーキワイヤーなどに連動させて物理的にスイッチを接触させライトを点灯するタイプだった。これは自作(DIY)も可能な仕組みで実際の所ネット上やYoutubeなどで事例がちらほらある。この他海外メーカー製となるが、製品化されたものもあり1000円から2000円ぐらいで比較的安価に購入可能だ。
ただし、この手だとブレーキの種類や設置位置によりすべての自転車も対応できないという点や、ランプ(LED)が暗くて特に日差しの強い昼間ではほとんど見えないという問題があった(※最近のLEDではなく、初期の頃の砲弾型LEDは昼間よく見えない)。
その後、自転車のブレーキランプに画期的なものが登場する。ゲーム機のコントローラーやスマートフォンにも用いられる「加速度センサー(モーションセンサー)」をブレーキングの検知に利用し、どんな自転車にも導入できるようにしたタイプだ。これだとスイッチの仕組みが不要で、どんな自転車にも対応できる。また、高級路線なのか明るいタイプのLEDが搭載されており、これなら日差しの強い昼間でもブレーキランプを確認できるようになった。
そして2016年。自転車のリフレクターやライト。サイクルコンピューターで有名な国内メーカーのキャットアイから、この加速度センサーを用いたブレーキランプ(※テールランプ機能含む)が発売された。名前は「TL-LD710K RAPID X2 KINETIC」。
製品概要は次のとおり(公式ページから)
--------------------------------------------------------------------
■加速度センサー内蔵で、減速を感知するとハイモード(約50ルーメン)で約2.5秒間自動点灯するキネティックモード搭載。*1
■デイタイムライトとしても使える、面発光で約50ルーメン(キネティックモード時)の明るさのUSB充電式セーフティライト
■ラバーバンドで簡単に取付でき自転車にピッタリフィット*2
■3モードの発光パターン(ロー・点滅・ラピッド)
■リチウムイオンポリマー充電池
■モードメモリ機能により消灯時のモードで点灯開始
■バッテリーインジケータ搭載
■電池残量が少なくなると発光パターンが点滅に切替るバッテリーオートセーブ機能*3
■充電用MicroUSBケーブル付属
■オプションのシャープエアロ用ラバーベースで、より鋭角なシートポストにも取付可能(対応パイプ周長 約95〜155 mm)
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このようにかなり高性能(?)を謳うようで、その分価格は高めの希望小売価格6000円。ネット通販だと5000円前後で売られている。文章だけではわかりづらいので公式動画もみてみよう。
動画によれば街中で車道走行中に、後続の車に対してアピールできほか複数でサイクリング中にカーブや何か障害物をさけるようなシチュエーションで手信号が使いづらいときでも後ろの自転車に(安全に)ブレーキを知らせることができるようだ。自転車ではハンドサインでブレーキや危険物を知らせることがあるが、急な障害物やカーブ中には対応できないこともおおい。そんな時この製品ならハンドサインのために手を話すこと無くそれが可能とのこと。
これを見た限りでは確かに街乗り以外にも集団でサイクリングしているときには有用そうなアイテムに感じる。ただ、Amazonのレビューを見ると「電池が持たなさすぎ」とのコメントが多くあった。どうやら加速度センサーがかなりの電池消費をするらしく、これがブレーキランプの連続使用時間を縮めているようだ。とあるレビューでは
「点滅モードでも実質5〜7時間くらい」
とのことなので、通勤や通学で使う場合は毎日充電すればいいかもしれないが、ブルベなどイベント等での長距離ライドではちょっと厳しいかも。ただ、製品としては優れいていることは間違いないので、これからの改良に期待したいところである。
あれ...そういえば以前ブレーキランプとウィンカーを実用化してほしいとキャットアイにメールを送った記憶があるのだが、とりあえずブレーキランプだけは実用化してくれたのかなぁ..?
2016年08月20日
キャットアイ ベロ9(CC-VL820)の感想
春先に長年愛用していたキャットアイの入門用サイクルコンピューターを交換した。完全に壊れたわけではないが接触の関係なのかたまに反応しないことがあり通年で8年ぐらいは使ったのでそろそろかなと思っていた。
といっても上位機種にしたのではなく最新の入門機(有線タイプ)へ。入門用ロード(ジャイアントのPACE)を譲り受けて、サイコンも手持ちの余り(VELO5 CC-VL110)を付けていたのだがふとネットで調べると最新のキャットアイの入門機、「ベロ9(CC-VL820)」の評価がかなりいいことに気付いた。そこでものは試しということで購入したのだ。
ちなみに昔にベロ5を買った時はホームセンターで1980円で購入。今回はネットショップの安いとこ(ヨドバシ.com)で送料込みの1500円という安さ。定価は以前のものとほぼ変わってないが実売価格に差がありかなりお手頃価格ではないだろうか。
というわけで両者を並べて比較。左が手持ちのベロ5。右がベロ9。パット見でわかることは液晶画面が大きくなったこと。最新版では2段表示となり常にスピードを表示しつつ他の情報も表示できる。かつては上位機種のみに2段表示を採用してたがここ数年で低価格の入門モデルにも2段液晶が採用されるようになったようだ。
ベロ5では常にいずれか1つの情報のみだったが、ベロ9ではこのように上にスピード。下に現在時制、
乗り出しからのトータル時間(TM)、
目的地までの移動距離(DST)、
平均スピード(AV)、
最高スピード(MAX)、
消費カロリー、
総走行距離を表示可能だ。上記のトータル時間、移動距離、平均スピード、最高スピード、消費カロリーは以前モデルと同じく任意のところでボタンによるリセットが可能で、乗り出し前にボタンを押して計測を行うことができる。良く自転車乗りのブログに「本日の走行距離」としてTM、DST、AV、MAXなんかが列挙されていることがあるが、このことだったとこれを買って知った。ちなみに総走行距離のみは本体裏のリセットボタンを押すか電池交換時に強制的に0となる。タイヤ交換やパーツの消耗度合いをはかる目安として嬉しい機能である。
なお、液晶画面の大型化にともない裏のデザインも変更され、当然ながら自転車本体に固定するブラケットも新デザインとなった。
このようにハンドルのほかステムにも取り付けられるようになった。なお、キャットアイのアフターパーツにはハンドルから延長して取り付けられる「アウトフロントブラケット」もリリースされておりハンドルスペースに余裕がない場合でも安心だ。
センサー部分は従来のベロ5と同じで磁石の回転により回転数を計測する。有線タイプなので線の取り回しは以前とまったく同じだ。また、無線タイプより本体の電池の持ちが良い。
使ってみての感想はというと...やはりスピードの表示部分が大きくなったことにより格段に見やすくなった。それと同時に2段目の液晶も便利で特に時間表示がありがたい。管理人は休日のサイクリングの他通勤でもたまに使うので、走行時の速度を確認しつつ時計も見たい(すなわちペースを保ちつつ会社までの時間も気にしたい)という通勤ユーザーのニーズにマッチする仕様なのだ。以前のベロ5では切り替えてスピードか時間かのいずれかのみだったのでその利便性はあきらかに向上した。ネット上でもこのあたりが概ね好評で実売価格1500円でこんなに高機能とあってレビュー時の評価が高い傾向にある。特にベロ5よりも実売価格が安く機能が増えているのだから昔のモデルを知っている人からしたらビックリだと思う。
ベロ9は入門機という位置づけで有線タイプという欠点もあるが、それゆえに低価格で機能は十分あると思う。レース目的のガチユーザーでは物足りないモデルだがサイクリングや通勤といったライトユーザーであれば十分な機能を有しており間違いなく入門用としてオススメできるモデルだと思う。もし有線がいやであれば4000円ぐらいから無線タイプも選べるので選択肢の幅は大手キャットアイだけあって広く用意されている。
といっても上位機種にしたのではなく最新の入門機(有線タイプ)へ。入門用ロード(ジャイアントのPACE)を譲り受けて、サイコンも手持ちの余り(VELO5 CC-VL110)を付けていたのだがふとネットで調べると最新のキャットアイの入門機、「ベロ9(CC-VL820)」の評価がかなりいいことに気付いた。そこでものは試しということで購入したのだ。
ちなみに昔にベロ5を買った時はホームセンターで1980円で購入。今回はネットショップの安いとこ(ヨドバシ.com)で送料込みの1500円という安さ。定価は以前のものとほぼ変わってないが実売価格に差がありかなりお手頃価格ではないだろうか。
というわけで両者を並べて比較。左が手持ちのベロ5。右がベロ9。パット見でわかることは液晶画面が大きくなったこと。最新版では2段表示となり常にスピードを表示しつつ他の情報も表示できる。かつては上位機種のみに2段表示を採用してたがここ数年で低価格の入門モデルにも2段液晶が採用されるようになったようだ。
ベロ5では常にいずれか1つの情報のみだったが、ベロ9ではこのように上にスピード。下に現在時制、
乗り出しからのトータル時間(TM)、
目的地までの移動距離(DST)、
平均スピード(AV)、
最高スピード(MAX)、
消費カロリー、
総走行距離を表示可能だ。上記のトータル時間、移動距離、平均スピード、最高スピード、消費カロリーは以前モデルと同じく任意のところでボタンによるリセットが可能で、乗り出し前にボタンを押して計測を行うことができる。良く自転車乗りのブログに「本日の走行距離」としてTM、DST、AV、MAXなんかが列挙されていることがあるが、このことだったとこれを買って知った。ちなみに総走行距離のみは本体裏のリセットボタンを押すか電池交換時に強制的に0となる。タイヤ交換やパーツの消耗度合いをはかる目安として嬉しい機能である。
なお、液晶画面の大型化にともない裏のデザインも変更され、当然ながら自転車本体に固定するブラケットも新デザインとなった。
このようにハンドルのほかステムにも取り付けられるようになった。なお、キャットアイのアフターパーツにはハンドルから延長して取り付けられる「アウトフロントブラケット」もリリースされておりハンドルスペースに余裕がない場合でも安心だ。
センサー部分は従来のベロ5と同じで磁石の回転により回転数を計測する。有線タイプなので線の取り回しは以前とまったく同じだ。また、無線タイプより本体の電池の持ちが良い。
使ってみての感想はというと...やはりスピードの表示部分が大きくなったことにより格段に見やすくなった。それと同時に2段目の液晶も便利で特に時間表示がありがたい。管理人は休日のサイクリングの他通勤でもたまに使うので、走行時の速度を確認しつつ時計も見たい(すなわちペースを保ちつつ会社までの時間も気にしたい)という通勤ユーザーのニーズにマッチする仕様なのだ。以前のベロ5では切り替えてスピードか時間かのいずれかのみだったのでその利便性はあきらかに向上した。ネット上でもこのあたりが概ね好評で実売価格1500円でこんなに高機能とあってレビュー時の評価が高い傾向にある。特にベロ5よりも実売価格が安く機能が増えているのだから昔のモデルを知っている人からしたらビックリだと思う。
ベロ9は入門機という位置づけで有線タイプという欠点もあるが、それゆえに低価格で機能は十分あると思う。レース目的のガチユーザーでは物足りないモデルだがサイクリングや通勤といったライトユーザーであれば十分な機能を有しており間違いなく入門用としてオススメできるモデルだと思う。もし有線がいやであれば4000円ぐらいから無線タイプも選べるので選択肢の幅は大手キャットアイだけあって広く用意されている。
2014年08月30日
メリダの 携帯ポンプ(MICROポンプ HP-14)
ネット検索していると、広告欄に気になる商品が出ていたのでちょっと調べてみた。その商品とはメリダの携帯ポンプ HP-14である。
ポンプ中心部にメリダのロゴマークが見えるこの商品。実は管理人が使っているGIYOのマイクロポンプ(GM-71)にそっくりなのだ。それもそのはず。これはそのOEM商品で、ブランドだけメリダになっていて他は全て同じだった。
ちなみに本家と比較すると...
こんな感じで見た目からしてもOEMであることは想像がつく。
※過去のレビューはこちらから
約2年前に購入して以来、外出時のパンク修理で大活躍中のこの商品だが、どうやら他メーカーにもOEMしているようで、メリダ以外にもOEM供給している模様。簡易ゲージが付いて最大140PSI(10気圧)まで対応し、フロアポンプと同じように垂直に立ててポンピングできる構造は非常に有用だ。この点が評価されているのだろう。
ママチャリやシティサイクルの英式バルブには対応していないが、クロスバイクやロードバイクの仏式、マウンテンバイクの米式バルブに対応しているのでスポーツタイプに乗る人なら万が一のパンク保険として持っていて損はないひと品。ネット上でも評判が良いので携帯ポンプを購入しようとしている人は選択肢のひとつとなるだろう。
---------------------------------------------------------
追記:このメリダ仕様では英式バルブに対応していないが、本家GIYO GM71では英式トンボクリップが付属するようになり、ママチャリでも使えるようだ。もし英式バルブ対応品が欲しい場合は、本家のGM-71を買うように。
ポンプ中心部にメリダのロゴマークが見えるこの商品。実は管理人が使っているGIYOのマイクロポンプ(GM-71)にそっくりなのだ。それもそのはず。これはそのOEM商品で、ブランドだけメリダになっていて他は全て同じだった。
ちなみに本家と比較すると...
こんな感じで見た目からしてもOEMであることは想像がつく。
※過去のレビューはこちらから
約2年前に購入して以来、外出時のパンク修理で大活躍中のこの商品だが、どうやら他メーカーにもOEMしているようで、メリダ以外にもOEM供給している模様。簡易ゲージが付いて最大140PSI(10気圧)まで対応し、フロアポンプと同じように垂直に立ててポンピングできる構造は非常に有用だ。この点が評価されているのだろう。
ママチャリやシティサイクルの英式バルブには対応していないが、クロスバイクやロードバイクの仏式、マウンテンバイクの米式バルブに対応しているのでスポーツタイプに乗る人なら万が一のパンク保険として持っていて損はないひと品。ネット上でも評判が良いので携帯ポンプを購入しようとしている人は選択肢のひとつとなるだろう。
---------------------------------------------------------
追記:このメリダ仕様では英式バルブに対応していないが、本家GIYO GM71では英式トンボクリップが付属するようになり、ママチャリでも使えるようだ。もし英式バルブ対応品が欲しい場合は、本家のGM-71を買うように。