旭川・生活暮らし情報お届けブログ(旧自転車通行ガイドblog版)

永山のSHIDAX(シダックス→遊ランド)カラオケと大雪乃湯跡地に近年急成長中の中古車販売、「ネクステージ」が進出し、オープンする。この土地は古くはシダックスカラオケと銭湯の大雪乃湯があったが、シダックスカラオケの方は元々カラオケそのものの需要が減っていたことから2016年8月31日に閉店。

後に同業態の遊ランド永山店として居抜きオープンするもコロナの影響で2021年3月に閉店していた。さらにその奥にあった「大雪乃湯」もやはりコロナの影響で客足が減り閉店。その後は両方の建物が取り壊され更地になっていた。つい最近、大きな開店予告看板が立って現在に至る。




2022年4月26日現在、開店日などの情報はでておらず不明。ただ、ようやく建物の建設が始まりこの雰囲気だと2022年内にはオープンすると思う。

求人情報も出ており、販売や買取、事務、整備などの業種で募集中だ。しかも本州企業らしく条件はかなり良い。事務職でも年間休日111日で月給21万円以上。買取スタッフだとインセンティブがあってプラスの追加報酬が付く。これにより買取営業3年以上経験者は想定年収600〜1000万円というケースもある。

また、ネクステージは全国チェーン展開しているが、地域限定型社員を選べば原則遠いところへの転勤が無く、地域間(最大50km圏内)での転勤という制度も設けている。なので旭川市内に2店舗目や近隣に店舗ができれば転勤の可能性があるが（遠くて札幌市）、例えば旭川で採用されて東京へ転勤というのはない模様。

旭川でも高収入の仕事を探している人はチャレンジしてみても良いかも(求人情報はindeedのサイトで、「ネクステージ　旭川」で検索をかけると出てくる)。

ネクステージは長らく「近日オープン」という看板だけが目立っていたがようやく本当に近日オープンとなる。


「ネクステージ」は管理人も含めあまり聞いたことが無いので(Gooやカーセンサーで会社ロゴは見たことあったが)調べてみたが、1998年に愛知で会社が誕生し、2004年には30億円。その後急成長して2019年に売上高2,100億円を達成している。従業員はパート含めて3400人以上もいてかなり大きな中古車屋といったところ。



旭川で中古車の大手といえば古くからある「ガリバー」が有名だが、中古車専門販売店ランキングによれば「ネクステージ」はガリバーの次に評価が高かった。

また、会社規模的には従業員数や売上高からも「ガリバー」に近いものがあり、この急成長ぶりならガリバーを越えていくのは時間の問題かと。

さらにネクステージは取り扱いによって販売店が複数あり、一般店のほか、セダンやスポーツ車専門店、スバル専門店、SUV専門店、輸入車専門店、海外新車ディーラー店などがある。

また、販売以外にも買取、車検・修理・点検業務、損害保険代行業務、金融商品販売事業も行っており、かなり手広い印象だ。


実は最近、旭川市では本州から進出してきた中古車販売店が多くなり、競争がはじまりつつある。数年前には最王手のケーユーがパチンコ屋跡地にできたと思えば、2021年にはネクステージと同じ国道沿いにカーセブンも登場。大手中古車販売店の競争が本価格化しつつある。

もちろん消費者側からすれば競争によって価格やサービスが向上するのでメリットは大きい。そして一定のサービスが地域で当たり前となれば結果的には悪質な中古車屋が淘汰されていくので、こういう競争は歓迎したいと思う。




シダックス跡の建物と大雪乃湯の両方が取り壊され更地になっているので、おそらくこれを合体させた敷地面積となりそう。



具体的な面積をGooglemapで計測すると5000m2ぐらい。雰囲気的にはケーユーよりも広いと思われる。すぐ近くのかなり広いカーセブンといい勝負かも。この広さなら中古販売のほか、車検や整備などの工場も併設されると思われる。広さ的にもガチンコ競争となりそうだ。