前輪は問題なかったのだが写真のように後輪がフレームに干渉し、これ以上何もできなくなってしまった。原因はタイヤサイズをきちんと計算しなかったこと。元々初期装備のタイヤが700×38Cタイヤを履いていたので安易に700×40Cでもいけるんじゃいかと判断して両方とも40Cのスターグリップを購入したのだが、ここが問題となった。フロントはサスペンションのフォークによりクリアランスはものすごくあるのだけど後輪はチェーンステーの部分で余裕がなくなって可動不能に。そこでタイヤの厚みを測ってみると
スターグリップの700×40Cはホイールから約40mm
夏タイヤで使用していたミシュラン・プロテックは約30mm(サイズは700×32C)。この差は約10mmだ。
で、この状態でクリアランスが一番狭くなるところを計測すると約10mmの余裕しかないことが判明(※1枚目の写真ではチェーンステーで干渉していたが、このフロントディレイラー付近でも同じように干渉し余裕が10mmしかなかった)。10mmでは確実に干渉するので、これ以下の増加程度しか許されないことになる。解決法としては干渉するフロントディレイラーを撤去するか、あるいは交換し写真のような出っ張りがないものにするか、あるいはサイズダウンしたタイヤを使うかの3択。撤去に関しては一番手っ取り早いのだがせっかく取り付けた3段クランクが勿体ないので却下。交換は手持ちのアルタスグレードのフロントディレイラーがあるので可能なのだがチェーンを切断する必要があり、大工事になるのでこれも却下。最後のタイヤを買い直すことにする。実はもう一つスターグリップにはタイヤサイズがあってそれは700×35Cというサイズのもの。ETRTO表記すると700×35Cは「37×662」。プロテックの700×32Cは「32×662」。37mm-32mmでプロテックよりもプラス5mm程度の増加で済みそうだ。これであれば後輪が収まるであろう(※スターグリップの700C×40Cは「42×662」。42mm-37mmでこれよりも5mm余裕がある)。もしこれでもフロントディレイラーに干渉する場合は交換も視野に入れることにする。早速同じBikeinnで35Cのスターグリップを注文したのであとは到着を待つのみ。スターグリップの実走行レビューはもう少しあとになりそうだ。それにしもてクリアランス問題は痛かった...同じようにスターグリップを使ってみようという方は十分お気をつけください。