旭川・生活暮らし情報お届けブログ(旧自転車通行ガイドblog版)

旭川市から車で1時間30分ぐらいのところに名寄市という街がある。旭川と同じく内陸部に位置し冬の最低気温は旭川市よりも下回る。道北圏内では旭川市につぐ規模(ただし人口は旭川市の34万に対して2万3千人程度)の中核地である。その名寄市では昨年、北海道命名150年にあたり北海道の名付け親「松浦武四郎」の足跡を自転車で巡る地域初のガイドライドイベントが行われた。好評に付き今年も開催となったもので、知人から「去年のは良かった」という情報と当初は仕事と重なりダメだったが、天候不良により土曜日開催が順延して日曜日開催になった２点から参加してみることにした。



集合場所は名寄駅近くにある駅前交流プラザ「よろーな」。例のごとく車にロードバイクを積んで移動したためここの駐車場に止めた。






ちなみにこの中の観光案内所(NPO法人名寄観光まちづくり協会)ではメリダのロードバイク＆クロスバイクのレンタルサイクルを扱っており、結構本格的だった。料金は1日1500円で希望によりヘルメットも無料でレンタル可。このほかシティサイクルは300円で電動アシストは500円だそうな。



先程の正面の反対側、会議スペース前の入口側がスタート＆ゴール会場。ロードバイクスタンドも設置されておりそれっぽい雰囲気となっていた。



9時受付開始でブリーフィングは9時30分よりスタート。名寄サイクリング協会の方がガイドをされていた。



もらった案内。



コースはなよろーなを出発して名寄の「サンピラーパーク」を目指し、そこから反転して下川町のサンルダムを目指すコース。



距離的には全行程50kmぐらい。最初は40km程度と聞いていたのだが日程変更によりルートが若干変更になった模様。



ブリーフィング後、10時スタートまで時間があったのでスタート地点で待機。レンタルサイクルでクロスバイクの人も少し居た。



名寄市のイベントだけど旭川から参加の人が多数で、市内の「はっとりスポーツ商会」さんがらみの参加者が特に多かった(サポートライダー＆サポートカー提供としてもはっとりスポーツさんが参加)。



イエローカラーのはレンタルサイクルのメリダ製クロスバイク。



スタートはなよろーなの前を横切ってサンピラーパークへ。写真を取る暇がなかったため市街地の写真がないのだが、人口が2万前後の都市のため午前10時30分でも駅前道路の交通量はほとんどなし。びっくりの閑散とした感じでサイクリングにはちょうどよかった。サンピラーパーク付近は少し登り坂になっていてシティサイクルだとキツそうだがクロスバイク以上であれば特に問題はないように感じた。スピードも時速20km程度に届かない超ゆっくりスペースのため初心者でも全然大丈夫だった。





サンピラーパークは山の上にあるため見晴らしがとてもよかった。




サンピラーパークではちょうどイベントを開催中で野菜の直売のほか



子供向けの縁日っぽいものもあった。



ここで今回のサイクリングでは手打ちそばを食べる計画になっていたので引換券をゲット。



奥の方では手打ち実演もやっていた。



そばは道北では有名な幌加内産のそばの新そばが提供された。味が少し薄めだったが非常に美味だった。が、この日の気温は9月にしては最高気温34度の異常気象でこのそばを食べていた時点でも既に28度ぐらいあり自転車を漕ぐよりもそばを食べて暑くなるという残念なことに...



仕方ないので縁日で売っていた涼しそうなブルーハワイソーダに手を伸ばした。ソーダにかき氷用のシロップを混ぜた飲みものでお値段150円。これで多少は涼しくなった。



このほか休憩ポイントとしてエイド食がいくらかあったのだが一人ずつにこの「もち米ようかん」が手渡された。帰ってから食べてみたがモチモチとした食感のようかんで美味しかった。サポートカーは上述のはっとりスポーツさんのほか、運営のNPO法人名寄観光まちづくり協会さんの若手スタッフがワンボックスカーで付き添う形で参加。途中先回りして写真撮影やエイドステーションでの水＆エイド食提供を行っていた。

30分ほど休憩してサンピラーパークを下った。すると近くに宗谷線の線路がありまもなく臨時列車の「風っこそうや号」(最終日運行)が通るのとのことでスタンバイしていた人に混ざって手をふることに。



この「かぜっ子そうや号」の歓迎は自治体沿線住民が自分たちでも何かできないかと音威子府村の団体がクラウドファンディングにより100万円ほど集めて歓迎用の手ぬぐい(※カラーは全5種類)を作成。沿線自治体に配布して住民たちがそうや号が通る際に手ぬぐいを降って歓迎し盛り上げようというもの。管理人もこれを企画した団体の代表と高校時代の同級生というつながり＆北海道を元気にできるなら(＋鉄道も好き)という思いで一口ではあるものの応援していた。間近で手ぬぐいを見れて少し感動。



手をふると運転士がサービスで2回も汽笛を鳴らしてくれた。ぜひ動画をご視聴あれ。



と、ここで例のごとく長くなりそうなのでいったん今回はここまで。次回に続く。