アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

インフルエンザで死なないためにその2

医師がインフルエンザに罹患しにくい理由はしょっちゅう手を洗っている他、患者さんたちと接するうちにほんのすこしづつインフルエンザウイルスにさらされることにより、すこしづつ免疫ができている可能性があります。
免疫には2種類あって、自然免疫とインフルエンザだけに効く特異的な免疫です。前者は細菌やウイルスなどなんにでもどんな種類にでも進入してきた敵に対して働きます。主に最初の6日間くらいの間、強力に働いてくれます。この時期に入りこんだインフルエンザウイルスを除去して治癒していくわけです。後者は獲得免疫とも言われ、インフルエンザならA型やB型、あるいははしかや風疹など、それぞれのウイルスに特異的に働く免疫です。それぞれには強力に防衛能力を発揮しますが、それ以外には無力です。ワクチンで誘導するのもこの免疫です。
インフルエンザが人から人へうつるためには粘膜にウイルスが定着して細胞内に入る必要があります。一度に少量しかウイルスが進入してこなければ、ウイルスが大量に増えてしまうまでにうつった人の体の中でウイルスに対する自然免疫が働き、ウイルスを排除していきます。そうすると罹患したとしても症状が軽度であったり症状が出る前にウイルスが消滅してしまって発症しないで経過することもありえます。その中で獲得免疫だけが産生され、また次に少しだけウイルスが入ってきたときに獲得免疫が働いてくれて排除することを繰り返していくうち、ワクチンを打つより強力な免疫ができてくるという仕組みです。
逆に最初に大量のウイルスが進入してきた場合、ウイルスが体の中で発症するまでに増える頃、まだ自然免疫が十分に機能を発揮しないうちに正常な細胞がすべてウイルスに感染してしまい、ひどい症状がでてしまうことになります。重症化するのはこういった仕組みも一つの原因です。
インフルエンザウイルスが粘膜に付着してから細胞内に進入するのに20分かかるといわれています。
したがって、大切なことは

インフルエンザウイルスを大量に吸い込まないこと。
もし吸い込んでしまったら、すぐに流水でうがいしたり眼鼻なら1%弱の食塩水(コップ1杯に2つまみの食塩をとかして0.9%の生理食塩水に近い濃度にする)で洗い流すこと。
手についたと思ったらすぐに石鹸で洗って消毒液で消毒する。
マスクをして直接、患者さんのくしゃみなどのしぶきを吸い込んでしまわないようにすること。

これらで少しでも自分の体を守ってください。
マイナビ看護師≪登録無料≫

ライブドア大容量サーバ、破格の大セール☆

がんの早期発見【PET検査】




この記事へのコメント

   
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。