よぉ!
俺の名前は「川口 是流(かわぐち ぜる)」!
といってもこの名前は人間の姿に化けているときの名前であって本来の姿は鋳物の神だがな!
今日はみんなに川口市の魅力を知ってもらおうと思って降りてきたんだ!よろしくな!
川口市(かわぐちし)ってどんなまち?
川口市は「鋳物のまち」として知られている場所なんだ!
鋳物(いもの)ってのは加熱して溶かした金属を型に流し込み、冷えて固まった後に型から取り出して作った金属製品のことよ!
鋳物で作ったフライパンなんかは熱の伝導が良くて蓄熱性にも優れているから料理人からも愛されているんだぜ!
鋳物のオブジェ
駅周辺には鋳物のまちらしいアイテムがたくさんあるんだ!
駅舎の看板も鋳物で出来ている。バックに汽車が描かれた面白いデザインだな!
ロータリーに佇む像も鋳物だ。
この「働く歓び像」は川口の代表産業である鋳物と、働く歓びを表現したオブジェで川口の歴史を具現化したようなものだ。
もともと川口の鋳物工業は江戸時代に農閑期の副業として行われたのが始まりで、荒川の砂や粘土が方に適していたことから始まったんだ!
この産業は江戸への舟運に恵まれていることもあってどんどん発達し、鍋や釜などの日用品だけでなく江戸幕府の大砲や砲弾にまで利用されてたんだぜ!
このキューポラもそうだ。
「キューポラ」というのは鋳物製造の際に鉄を溶かす為に使われる溶解炉のことで、鋳物工業で栄えていた当時はキューポラの突き出た工場が多く見られていたんだ。
工場街の景観は映画「キューポラのある街」の舞台にもなったんだぜ!
川口神社
ここは俺が祭られている神社だ。
俺の本名は「金山彦命(かなやまひこのみこと)」といって、鉱業・鍛冶の神であると同時に鋳物の守護神としての役割を持っている。
鋳物工場の社長もよくお参りに来るぜ。
まとめ
ちなみに鋳物工場は見学も可能だ!
マグマのように解けた鉄を流し込む光景は迫力満点だぜ!
それとオススメの鋳物で出来たフライパンが買えるリンクも貼っておいた。
興味があったらのぞいてみてくれ!
→鋳物のフライパンのページへ
川口神社へのアクセス
・川口駅から徒歩約9分。