俺の名前は「熊谷 風太(くまがや ふうた)」。
冬場は氷職人として働き、夏場はかき氷屋の店主としてお客さんに美味しいかき氷をふるまっているよ。
今日は俺の生まれた熊谷市の紹介をさせてもらおう。
熊谷市の名物は「日本一暑い町」ならではのものなんだ^^
熊谷市(くまがやし)ってどんなまち?
熊谷市の名物、それはかき氷だ。
毎年記録的な暑さをたたき出すこの町では暑さを和らげてくれる食べ物が必要不可欠でね。
夏にもなるとかき氷屋の前に長蛇の列ができるほど人気の「雪くま」は熊谷市で一番人気の名物!
まさにこのまちは「かき氷のまち」なんだ^^
雪くま三ヶ条
熊谷市では以下の3項目をクリアしないと「雪くま」を名乗ることは許されない。
1・おいしいと市が自負する地元の水(地下水など)を使った氷を使用する。
2・昔ながらの削り方によってふんわりとした雪のような食感にする。
3・独自に考案したシロップなどを使用する。
写真の店先に「雪くま」と書かれた幟が立ってるだろ?
あの幟が立っている店はこれらの条件を全てクリアして提供しているという証なんだ。
さらには市を通さずに勝手に「雪くま」を名乗ることはできない。つまり質の悪いかき氷を出すことを防ぐ効果があると同時に、どの店舗でも本格的かつ独創的なかき氷が楽しめるんだ。
騎崎屋
数あるかき氷屋の中で俺がもっともオススメする店はこの騎崎屋。
妻沼聖天山の境内にある店で、果物をふんだんに使用した「雪くま」が人気なんだ。
店の近くには名物の聖天寿司を提供している店もある。
聖天寿司を食ったあとデザートとして雪くまを楽しむコースも良いぜ。
雪くま/りんご
季節によって雪くまのメニューは変わるが、俺が店で一番うまいと思った雪くまはこの「りんご」だ。
まず雪くまの特徴であるフワフワの氷。口に入れると一瞬でとけてしまうから思わずたくさん口に入れてしまうが、全然頭がキンキンしないんだ。
そしてこのシロップ。青森産のふじりんごをじっくり煮込んで作ったもので、りんごの旨味と甘みが凝縮されている。衝撃的なうまさだったぞ・・
まとめ
熊谷市は暑いだけのまちではないということがわかっただろう?
暑さを防ぐために工夫を凝らして作ったひんやりメニュー。逆に猛暑であればあるほどそのうまさは倍増するってもんだ^^
「雪くま」は熊谷市でしか食べることはできない。埼玉で極上のかき氷を食うならぜひ熊谷市まで遊びに来てくれ^^
アクセス
・熊谷駅から車で約26分。