新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年06月19日
日経の見事な特ダネ、谷内正太郎氏と中国のICBM
下をクリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
就職・アルバイトランキング
本日の日本経済新聞朝刊の「金正恩氏が3度目訪中へ」は見事な世界的特ダネでした。筆者の永井央紀特派員は相当なネタ元をお持ちのようです。
これだけ短期間のうちに北朝鮮の最高指導者が米国、韓国に加えて3回も中国と首脳会談を行うというのは過去になかったことです。私は過去の例に照らして、北朝鮮情勢について予想を立ててきました。しかし、前例では考えられなかったことが続いて起きているのですから、そろそろ「07年に似ている」などという言い方はやめようと思います。
ところで、18日付の日経や読売新聞に日中韓首脳会談の12月開催が検討されているという内容が掲載されていました。
共同通信が17日に配信した記事が元になっているようです。年内に安倍晋三首相が中国を訪れるために日中韓首脳会談を開催するという案は5月時点で報じられていました。日中両国が脚本通りに関係改善ムードを演出しているということでしょう。
共同通信の記事の注目点は「外交筋によると、中国側は、外交トップの楊潔篪共産党政治局員が2月、訪中した谷内正太郎国家安全保障局長に、日中韓会談を年内に行う用意があると伝達」という部分です。
この記事に従えば、李克強首相が3月に記者会見で訪日に前向きな考えを表明する前の段階で、中国の外交トップが谷内局長に、日中韓首脳会談の年内2回開催を打診していたということになります。
谷内局長については、私は過去の記事でもたびたび取り上げてきました。谷内局長は安倍政権の首脳外交の露払い役となっており、彼に関する記事を見つければ必ず熟読する必要があります。1月から3月にかけて谷内局長についてとりあげた私の記事のURLは以下の通りです。
https://fanblogs.jp/sagamimuneo/archive/57/0
https://fanblogs.jp/sagamimuneo/archive/84/0?1529402919
https://fanblogs.jp/sagamimuneo/archive/111/0?1529402919
本日は、もう一本、時事通信が17日に配信した記事「新型ICBM、近く配備か」も紹介します。https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061700231&g=use
中国が5月下旬に東風41という米国本土に届く新型ICBMの発射実験を行っていたという記事です。米国の保守系ニュースサイト「ワシントン・フリー・ビーコン」が今月5日に報じていた内容です。タイムラグがありますが、このところ日本メディアは米朝首脳会談に集中していたので翻訳が遅れたのでしょうか。
最近の中国の軍事的動向と言えば、空母打撃群が南シナ海や台湾周辺を徘徊したり、国産空母が試験航海を行ったりしたことが大きく報じられていますが、実際の脅威はミサイルの方が大きいと考えるべきでしょう。中国の空母建造が本格的に始まったのはつい最近のことですが、ミサイルはずっと以前から運用されています。派手なところだけに目を奪われず、地味だけれども重要なニュースに注意を払いたいものです。
ただし、この新型ミサイルの精度も実際のところは不明だと思いますが。
引き続き質問をお待ちしています。
下のコメント欄にお書きください。
日中、気になったニュースをリツイートしたり、つぶやいたりしています。
https://twitter.com/sagamimuneo
2号サイトを開設しました。https://blogs.yahoo.co.jp/sagamimuneo です。
下をクリックしていただけると励みになります。
就職・アルバイトランキング
にほんブログ村
にほんブログ村
就職・アルバイトランキング
本日の日本経済新聞朝刊の「金正恩氏が3度目訪中へ」は見事な世界的特ダネでした。筆者の永井央紀特派員は相当なネタ元をお持ちのようです。
これだけ短期間のうちに北朝鮮の最高指導者が米国、韓国に加えて3回も中国と首脳会談を行うというのは過去になかったことです。私は過去の例に照らして、北朝鮮情勢について予想を立ててきました。しかし、前例では考えられなかったことが続いて起きているのですから、そろそろ「07年に似ている」などという言い方はやめようと思います。
ところで、18日付の日経や読売新聞に日中韓首脳会談の12月開催が検討されているという内容が掲載されていました。
共同通信が17日に配信した記事が元になっているようです。年内に安倍晋三首相が中国を訪れるために日中韓首脳会談を開催するという案は5月時点で報じられていました。日中両国が脚本通りに関係改善ムードを演出しているということでしょう。
共同通信の記事の注目点は「外交筋によると、中国側は、外交トップの楊潔篪共産党政治局員が2月、訪中した谷内正太郎国家安全保障局長に、日中韓会談を年内に行う用意があると伝達」という部分です。
この記事に従えば、李克強首相が3月に記者会見で訪日に前向きな考えを表明する前の段階で、中国の外交トップが谷内局長に、日中韓首脳会談の年内2回開催を打診していたということになります。
谷内局長については、私は過去の記事でもたびたび取り上げてきました。谷内局長は安倍政権の首脳外交の露払い役となっており、彼に関する記事を見つければ必ず熟読する必要があります。1月から3月にかけて谷内局長についてとりあげた私の記事のURLは以下の通りです。
https://fanblogs.jp/sagamimuneo/archive/57/0
https://fanblogs.jp/sagamimuneo/archive/84/0?1529402919
https://fanblogs.jp/sagamimuneo/archive/111/0?1529402919
本日は、もう一本、時事通信が17日に配信した記事「新型ICBM、近く配備か」も紹介します。https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061700231&g=use
中国が5月下旬に東風41という米国本土に届く新型ICBMの発射実験を行っていたという記事です。米国の保守系ニュースサイト「ワシントン・フリー・ビーコン」が今月5日に報じていた内容です。タイムラグがありますが、このところ日本メディアは米朝首脳会談に集中していたので翻訳が遅れたのでしょうか。
最近の中国の軍事的動向と言えば、空母打撃群が南シナ海や台湾周辺を徘徊したり、国産空母が試験航海を行ったりしたことが大きく報じられていますが、実際の脅威はミサイルの方が大きいと考えるべきでしょう。中国の空母建造が本格的に始まったのはつい最近のことですが、ミサイルはずっと以前から運用されています。派手なところだけに目を奪われず、地味だけれども重要なニュースに注意を払いたいものです。
ただし、この新型ミサイルの精度も実際のところは不明だと思いますが。
引き続き質問をお待ちしています。
下のコメント欄にお書きください。
日中、気になったニュースをリツイートしたり、つぶやいたりしています。
https://twitter.com/sagamimuneo
2号サイトを開設しました。https://blogs.yahoo.co.jp/sagamimuneo です。
下をクリックしていただけると励みになります。
就職・アルバイトランキング
にほんブログ村