2018年02月16日
推敲は大事
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これまで「新聞記事の書き方」と題して、記者がどのような点に気を付けて原稿を書いているのか説明してきました。
ポイントはまだ他にもありますが、極めて重要なことをお伝えします。
それは、推敲です。
文章のチェックをして、さらに練り上げることですね。
自分が自信を持って書き上げた原稿でも、後から見直すと「どうしてこんな間違いばかりをしているのだろう」と思うことが多々あります。
昨日紹介した東京新聞の記事だって、書いた記者はそんなに悪いものだとは思っていなかったでしょう。
チェックした人たちだって違和感がなかったから世間に出てしまっているのです。
でも、他人が厳しく見れば、問題点を発見できます。
偉そうに言っている私自身が、このブログでしょっちゅう変な文章を載せています。昨日もそうでした。まさかあんな誤読をしていたとは自分でも思っていませんでした。
人間だから間違うのは当然です。
だから、確認作業が大事なのです。
作文上達について書いている本に「他人の目」で読み直すように促す記述が見られると思います。
私も現役時代、「初めてこの内容を知る読者の立場に立って書け」と指導されました。
事情を知らない人にとっては、難しい専門用語や固有名詞には適切に説明する言葉が必要になります。
また、あまりに一文が長いと読者の理解を妨げます。
でも、「他人の目」になる目的はそれだけではありません。
自分自身が「分かったつもり」になっていないかどうかをいましめているのです。
「分かったつもり」のままでいると、あやふやな記述があったり、あいまいな部分があったりします。
「他人の目」になれば、いい加減な記述を減らすことができるのです。
それは昨日指摘した「可能性がある」という表現にも当てはまります。
善意に考えれば、おそらくあの記事を書いた記者は「可能性がある」を使うときに、頭の中には「経営に悪影響」「朴槿恵前大統領にとって今後の裁判が不利になる影響」があったのでしょう。
でも、それは「分かったつもり」の自分の頭の中にだけあることであって、実際に読者が目にするのは、自分が書いたものだけです。
ですから、自分で文章を書くときは、必ず丁寧に読み直して、文章を適切に修正することを心がけてください。
これまで指摘したような事柄が必ず見つかると思います。
例えば、重複表現。まずは語尾を確認することから始めましょう。
漢字の書き間違えはありませんか?パソコンで書いていると変換ミスが出てしまいますね。
ご自分が好む表現はありませんか?それらは頻繁に文章に出ているかもしれません。
固有名詞や数字は大丈夫でしょうか?これらのチェックは、記者にとっては記事を一通り書いた後、必ず確認する項目です。
他にも、主語と述語の対応や修飾語と被修飾語の位置も間違えやすいものです。
推敲はいくらでも続けることができます。「完全原稿を書いた」と思っていても、一日たって改めて見れば、「ここも直せる。あそこにも問題がある」という経験を私は何度もしてきました。
文章には終わりがないということかもしれません。
だからこそ、書くことは楽しくもあり、苦しくもありということなのでしょう。
これから旅に出るので、毎朝の更新ができなくなるかもしれません。
今年に入って毎日更新作業を続けてきたので、できるだけ心がけますが、ご理解ください。
もし質問があれば、遠慮なくコメント欄に書き込んでください。コメント欄の書き込みは他の人に見られることはありません。
日中、気になったニュースをリツイートしたり、つぶやいたりしています。
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自分が自信を持って書き上げた原稿でも、後から見直すと「どうしてこんな間違いばかりをしているのだろう」と思うことが多々あります。
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チェックした人たちだって違和感がなかったから世間に出てしまっているのです。
でも、他人が厳しく見れば、問題点を発見できます。
偉そうに言っている私自身が、このブログでしょっちゅう変な文章を載せています。昨日もそうでした。まさかあんな誤読をしていたとは自分でも思っていませんでした。
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だから、確認作業が大事なのです。
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事情を知らない人にとっては、難しい専門用語や固有名詞には適切に説明する言葉が必要になります。
また、あまりに一文が長いと読者の理解を妨げます。
でも、「他人の目」になる目的はそれだけではありません。
自分自身が「分かったつもり」になっていないかどうかをいましめているのです。
「分かったつもり」のままでいると、あやふやな記述があったり、あいまいな部分があったりします。
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それは昨日指摘した「可能性がある」という表現にも当てはまります。
善意に考えれば、おそらくあの記事を書いた記者は「可能性がある」を使うときに、頭の中には「経営に悪影響」「朴槿恵前大統領にとって今後の裁判が不利になる影響」があったのでしょう。
でも、それは「分かったつもり」の自分の頭の中にだけあることであって、実際に読者が目にするのは、自分が書いたものだけです。
ですから、自分で文章を書くときは、必ず丁寧に読み直して、文章を適切に修正することを心がけてください。
これまで指摘したような事柄が必ず見つかると思います。
例えば、重複表現。まずは語尾を確認することから始めましょう。
漢字の書き間違えはありませんか?パソコンで書いていると変換ミスが出てしまいますね。
ご自分が好む表現はありませんか?それらは頻繁に文章に出ているかもしれません。
固有名詞や数字は大丈夫でしょうか?これらのチェックは、記者にとっては記事を一通り書いた後、必ず確認する項目です。
他にも、主語と述語の対応や修飾語と被修飾語の位置も間違えやすいものです。
推敲はいくらでも続けることができます。「完全原稿を書いた」と思っていても、一日たって改めて見れば、「ここも直せる。あそこにも問題がある」という経験を私は何度もしてきました。
文章には終わりがないということかもしれません。
だからこそ、書くことは楽しくもあり、苦しくもありということなのでしょう。
これから旅に出るので、毎朝の更新ができなくなるかもしれません。
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