2018年05月23日
続続「首相動静に載らない来客」
下をクリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村
就職・アルバイトランキング
「首相動静に載らない来客」の第三弾です。
首相官邸で現職の首相に会った来客であっても、首相動静に掲載されない例があると昨日書きました。
首相官邸ですら可能なのですから、官邸外であればマスコミに知られずに首相と会うことはもっと容易になります。
首相官邸に近い建物としては、同じ敷地内にある首相公邸があります。来客を公邸で待たせておいて、首相が昼間の執務を終えてから公邸に入れば全く怪しまれることなく「マスコミに周知させたくない来客」と会うことができます。「周知させたくない来客」が帰った後、公邸で「首相動静に載せたい来客」を迎えて夕食を共にすれば気付かれる心配はありません。私の経験でも、ある首相側近の政治家が「きのう公邸で総理と飯を食ったよ。総理番に会わなかったし、首相動静にも出なかったね」と笑みを浮かべて語ったことがありました。その人物は総理番が張っている公邸の玄関ではなく、いったん長い廊下を歩いて官邸側に出て帰宅したそうです。
ところで首相公邸とは文字通り、「首相にとっての公の邸宅」です。税金で管理され、現職の首相や家族が生活できます。立地は超一等地ですが、生活環境としては難ありですね。今の首相公邸はかつての首相官邸を改装して少しだけ場所をずらした建物です。5・15事件や2・26事件の舞台になった建物ですから、ここで寝泊まりするのは気分の良いものではないでしょう。昔の官邸時代も別の建物が公邸となっていましたが、こちらは幽霊が出ると言われていました。私も当時の公邸に寝泊まりしていた首相の私設秘書や親族から「白い影が動くのを見た」「軍服を着ている幽霊だった」という話を聞いてぞっとしたことがあります。安倍晋三首相も公邸が心地よくないのでしょう。第2次内閣では原則として都内の私邸で起居しています。安倍首相が公邸に泊まる日は北朝鮮がミサイルを発射する可能性があると言われていましたね。
余談ですが、首相公邸のほかに官房長官公邸も存在します。私は現在の官房長官公邸については全く知りません。昔の官房長官公邸は首相公邸に隣接して立っていた古い洋館のような建物で、何度か入ったことがあります。最後に入ったのは取り壊す直前であばら屋になっていました。
首相公邸のほかには首相官邸周辺の高級ホテルも秘密の面会で利用される場所です。当然ながらホテルにはたくさんの通路があります。そもそも一般客用の通路と従業員用の通路が存在します。「首相にとっての大事なお客さん」を従業員用の通路で外部と行き来させることなど簡単なことです。ホテルにとって現職首相は大事な顧客です。単なる有名人というだけでなく、派閥のパーティーを開いてくれたりして大きな収益をもたらしてくれるお得意さんです。その程度の融通を利かせることができて当然なのです。
しかも、ホテルのレストランは厨房からエレベーターで客室に抜けることもできます。また、逆にホテルの一室で会った後、従業員用の通路を伝って来客が外に出るということも可能です。とにかく帝国、オークラ、ニューオータニ、プリンス、全日空といったホテルに政治家が入ってしまうと、行動を把握することはほぼ不可能になります。私自身が何度も「失敗した」と思ったのはホテルオークラの和食レストラン「山里」。首相に限らず、大物政治家がここに入ると一体誰に会ったのか分からなくなりました。
キャピトル東急(現ザ・キャピトルホテル東急)の理髪店に行くたびに話題になったのが小泉純一郎氏。頻繁に長時間、散髪に行くので、「大物政治家と密会している」という観測が広がりました。あまりに頻度が多いので、「恋人と逢瀬を重ねている」という見方すら出ました。真偽のほどは分かりませんが、色男の小泉氏らしい噂でした。
最近は減りましたが料亭も政治家が秘密会合を持つ場所です。首相が入った料亭周辺に大物政治家の車が停まっていたとしても、実際に首相と会っているかどうかは確認が取れません。仮に同じ料亭内にいたとしても、「あれ、あの人もいたの?」ととぼけられてしまうとどうしようもありませんでした。だいたい重要な会合である場合はしばらくすると実際に誰が会っていたのかは判明するのですが、その日の記事に反映させることは困難な場合が多いのです。
引き続き質問をお待ちしています。
下のコメント欄にお書きください。
日中、気になったニュースをリツイートしたり、つぶやいたりしています。
https://twitter.com/sagamimuneo
2号サイトを開設しました。https://blogs.yahoo.co.jp/sagamimuneo です。
下をクリックしていただけると励みになります。
就職・アルバイトランキング
にほんブログ村
にほんブログ村
就職・アルバイトランキング
「首相動静に載らない来客」の第三弾です。
首相官邸で現職の首相に会った来客であっても、首相動静に掲載されない例があると昨日書きました。
首相官邸ですら可能なのですから、官邸外であればマスコミに知られずに首相と会うことはもっと容易になります。
首相官邸に近い建物としては、同じ敷地内にある首相公邸があります。来客を公邸で待たせておいて、首相が昼間の執務を終えてから公邸に入れば全く怪しまれることなく「マスコミに周知させたくない来客」と会うことができます。「周知させたくない来客」が帰った後、公邸で「首相動静に載せたい来客」を迎えて夕食を共にすれば気付かれる心配はありません。私の経験でも、ある首相側近の政治家が「きのう公邸で総理と飯を食ったよ。総理番に会わなかったし、首相動静にも出なかったね」と笑みを浮かべて語ったことがありました。その人物は総理番が張っている公邸の玄関ではなく、いったん長い廊下を歩いて官邸側に出て帰宅したそうです。
ところで首相公邸とは文字通り、「首相にとっての公の邸宅」です。税金で管理され、現職の首相や家族が生活できます。立地は超一等地ですが、生活環境としては難ありですね。今の首相公邸はかつての首相官邸を改装して少しだけ場所をずらした建物です。5・15事件や2・26事件の舞台になった建物ですから、ここで寝泊まりするのは気分の良いものではないでしょう。昔の官邸時代も別の建物が公邸となっていましたが、こちらは幽霊が出ると言われていました。私も当時の公邸に寝泊まりしていた首相の私設秘書や親族から「白い影が動くのを見た」「軍服を着ている幽霊だった」という話を聞いてぞっとしたことがあります。安倍晋三首相も公邸が心地よくないのでしょう。第2次内閣では原則として都内の私邸で起居しています。安倍首相が公邸に泊まる日は北朝鮮がミサイルを発射する可能性があると言われていましたね。
余談ですが、首相公邸のほかに官房長官公邸も存在します。私は現在の官房長官公邸については全く知りません。昔の官房長官公邸は首相公邸に隣接して立っていた古い洋館のような建物で、何度か入ったことがあります。最後に入ったのは取り壊す直前であばら屋になっていました。
首相公邸のほかには首相官邸周辺の高級ホテルも秘密の面会で利用される場所です。当然ながらホテルにはたくさんの通路があります。そもそも一般客用の通路と従業員用の通路が存在します。「首相にとっての大事なお客さん」を従業員用の通路で外部と行き来させることなど簡単なことです。ホテルにとって現職首相は大事な顧客です。単なる有名人というだけでなく、派閥のパーティーを開いてくれたりして大きな収益をもたらしてくれるお得意さんです。その程度の融通を利かせることができて当然なのです。
しかも、ホテルのレストランは厨房からエレベーターで客室に抜けることもできます。また、逆にホテルの一室で会った後、従業員用の通路を伝って来客が外に出るということも可能です。とにかく帝国、オークラ、ニューオータニ、プリンス、全日空といったホテルに政治家が入ってしまうと、行動を把握することはほぼ不可能になります。私自身が何度も「失敗した」と思ったのはホテルオークラの和食レストラン「山里」。首相に限らず、大物政治家がここに入ると一体誰に会ったのか分からなくなりました。
キャピトル東急(現ザ・キャピトルホテル東急)の理髪店に行くたびに話題になったのが小泉純一郎氏。頻繁に長時間、散髪に行くので、「大物政治家と密会している」という観測が広がりました。あまりに頻度が多いので、「恋人と逢瀬を重ねている」という見方すら出ました。真偽のほどは分かりませんが、色男の小泉氏らしい噂でした。
最近は減りましたが料亭も政治家が秘密会合を持つ場所です。首相が入った料亭周辺に大物政治家の車が停まっていたとしても、実際に首相と会っているかどうかは確認が取れません。仮に同じ料亭内にいたとしても、「あれ、あの人もいたの?」ととぼけられてしまうとどうしようもありませんでした。だいたい重要な会合である場合はしばらくすると実際に誰が会っていたのかは判明するのですが、その日の記事に反映させることは困難な場合が多いのです。
引き続き質問をお待ちしています。
下のコメント欄にお書きください。
日中、気になったニュースをリツイートしたり、つぶやいたりしています。
https://twitter.com/sagamimuneo
2号サイトを開設しました。https://blogs.yahoo.co.jp/sagamimuneo です。
下をクリックしていただけると励みになります。
就職・アルバイトランキング
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7688099
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック