2018年04月18日
女性記者がセクハラを自社で報道できない理由
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女性記者が自社媒体で福田淳一事務次官の行為について報じていないことについて疑問や批判が出ています。
これについて、明日の週刊新潮の記事でも説明されています。
マスコミ各社の事情を知っていれば、女性記者が自社で報じることができない理由は分かります。
情報を取り伝えることが記者の仕事です。
新聞社やテレビ局としては、プロセスに違法性がない限り(世間的に問題にならない限り)、特ダネを取ってくる記者が「優秀な社員」です。
セクハラは深刻な問題ですが、残念ながら「おやじ」の取材先が女性記者に対して卑猥な発言をするのは日常茶飯事です。
いちいち異を唱えていると仕事になりません。
新聞社やテレビが報道するとなると、誰がいつ何をしたのか、どういう状況だったのかについてあいまいしたままですますことはできません。
社全体として、今回の場合で言えば財務省と組織体組織の戦いを挑むことになります。
直接の上司であるキャップ→部長→編集局幹部→役員→社長と上へ行くにつれて、「そんな大した問題ではないだろう。福田次官にはこれまでも世話になっているんだし……」という声が広がることが予想できます。
週刊新潮はメディアが特オチを恐れているということも指摘してます。これも報道を渋る理由でしょう。
また、女性記者の中には色気を利用して情報を取っている例があることも否めません。
女性記者が「セクハラを受けた」と告発すると、「ネタが欲しくて近寄ったくせに」という声が出ることも避けられません。
場合によっては女性自身が悪者になってしまいます。
様々なことを考慮すると、いわゆる大手メディアではなかなか報道できません。
正しいことではありませんが、残念ながらそれが現実です。
これは私の想像ではありません。
サンデー毎日4月8日号で東京新聞の望月衣塑子記者がセクハラについて「私も駆け出しの頃にやられました」と語っています。望月記者は警察幹部に車内で取材しているときに「突然抱きつかれた」そうです。即座に抗議できず、社にも取り上司に相談すると、「告発すれば警察幹部は処分されるだろうが、ネタ欲しさに近づいたくせにと誹謗中傷にさらされる。新人の私(望月記者)には計り知れないプレッシャーになるのでは」と言われたそうです。
望月記者は「ふざけんじゃねえ」と直接抗議し、相手が丁重に謝罪したので矛を収めたそうです。望月記者は「男性社会では(セクハラは)常套ですよ。女性記者をホステスや芸者のように扱う取材対象はいまなおいる。またこれまで女性記者のほうでもそういった振る舞いで応じざるを得なかった面もある」と指摘しています。
記者と取材先によるセクハラというのは非常に難しい問題で、私自身も振り返れば、女性の取材対象から便宜を図ってもらったことがありましたが、それは私が「男だったから」という面がありました。
今後、女性から男性、同性同士のセクハラという問題も起こるでしょう。
基本は「相手の嫌がることはしない」ということでしょうが、試行錯誤の中で新たなルールや考え方をつくっていくしかないと思います。
引き続き質問をお待ちしています。
下のコメント欄にお書きください。
日中、気になったニュースをリツイートしたり、つぶやいたりしています。
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また、女性記者の中には色気を利用して情報を取っている例があることも否めません。
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場合によっては女性自身が悪者になってしまいます。
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正しいことではありませんが、残念ながらそれが現実です。
これは私の想像ではありません。
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望月記者は「ふざけんじゃねえ」と直接抗議し、相手が丁重に謝罪したので矛を収めたそうです。望月記者は「男性社会では(セクハラは)常套ですよ。女性記者をホステスや芸者のように扱う取材対象はいまなおいる。またこれまで女性記者のほうでもそういった振る舞いで応じざるを得なかった面もある」と指摘しています。
記者と取材先によるセクハラというのは非常に難しい問題で、私自身も振り返れば、女性の取材対象から便宜を図ってもらったことがありましたが、それは私が「男だったから」という面がありました。
今後、女性から男性、同性同士のセクハラという問題も起こるでしょう。
基本は「相手の嫌がることはしない」ということでしょうが、試行錯誤の中で新たなルールや考え方をつくっていくしかないと思います。
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