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2022年06月05日

天空の極楽

またしても朝から時間が空いたので、ぶらっと山に出掛けた。ほぼ十日ぶりである。

若干天気が心配だったが、雨の心配はないようだったので出発。途中から晴れ間も覗き、視程もよく、遠くの山々も見えた。以前の雪山も、だいぶ雪が減ってきた感じだ。風も爽やかで、とても心地よい山行になった。

このところ、部内でコロナ陽性者が出たため、活動を自粛している。そのため、私自身の時間が少し取れている。今朝も、本来ならば部活なのだが、それが無くなったのでフリーになったのだ。一方で、部員たちは時間をもてあまし、また来るべき大会が迫る中、焦りの心が芽生えているに違いない。

一方で、「部活担当のない人の日曜日って、こんな感じなのかな…」と思う。

大昔、「退職したら毎日が日曜日」という言葉を聞いたことがある。
しかし、私はあまり日曜日の過ごし方を知らない。
長い教員生活の中で、日曜日がフリーであった日は、非常に少なかったように思うからだ。
だから、いざ、のんびりしてよい状態になると、逆にどうして良いか分からなくなることがある。

さて、今回の山行では、一時間以上にもおよぶ長い登り、途中心臓破りとも言える急登を越えて、稜線に出た。その気持ちよさは、筆舌に尽くしがたいものがあった。一部残雪が残る稜線の風は、天にも登るような心地よさで、これまでの苦しさをすべて忘れさせるようだ。

遠く、猪苗代湖も見えた。

本当は、ぶらっと会津あたりに出掛けて見ようかな、とも思ったが山に来て良かった。

途中、遅れて咲いていた峰桜を見た。
「なんという可憐さ、美しさなんだろう…」、と感動する。

山頂は、日曜日ということもあり、かっこう登山客は多かった。
だが、子どもの姿がない。

皆年寄りと言っては言い過ぎだが、中高年ばかりだ。
もちろん私も例外ではない。

この美しさを子どもたちにも体験させないな、と思う。

そういう経験をした人は、大人になってもなお、山に出掛けるはずだ。

天上の極楽は、優しく彼等を迎え入れるに違いない…。
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