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2021年11月20日

人事面談

教頭との人事面談があった。
毎年必ずこの時期に行われるものである。

必ず尋ねられるのが、仕事をしている中での「良かった点」と「悪かった点」である。

学年の居候になってはや三年目。
担任も学年主任も外れた私の仕事量は各段に減った。
保護者とのやりとりも激減して、心を揺らすこともほとんどなくなった。

私にとっても一番のストレスは、保護者対応であったので、その意味では心の平静を保つことができていて、とてもありがたい。

「子どもが好きなだけでは駄目なんです。彼等が卒業後、どのように成長していくかまで考えて、指導してください。」

数日前、校長が皆に伝えた。

確かに、教員で子どもが嫌いな人は、あまりいないだろうが、卒業まで意識する教員も少ないのではないか。

面談は、例年通り当たり障りもなく終わった。
大して仕事をしていない私に、言うべきことはあまりないのかも知れない。

「本当に私は、この職場で役に立っているのだろうか…。」
と考えてしまう。

優秀な若手も育ってきている。
カウントダウンはしたくはないが、時の流れもとても早い…。

何とかこれまでの経験で得た智慧を、若手に伝えなければなるまい。

「聞かれればいろいろアドバイスするのですが…。」
私は教頭からの問いにそんな風に答えた。

「昨今は、聞いてくる若者が少なくなっていますからね…。」
彼も、そのことを感じているらしい。

世代が変わると、特徴が変わってくる。
それを見て、「今の若者は…」と言われて続けて人類の歴史は刻まれている。

若者なりの良さもあるのだろう。

教育の中の普遍的な真理を追究しつつ、我々の仕事は続いている…。




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