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2021年09月22日

冬の大三角形

中秋の名月の満月が西の空に傾く頃、南東の空に冬の大三角形が見えた。
薄明が始まっているので、もはや二等星くらいしか見えないが、オリオン座の形はよく分かった。
おおいぬ座のシリウスも輝いている。

このところ、宵の明星の金星、夕方から見える木星、土星が明るいので、全天一明るい恒星であるシリウスの明るさが見劣りしてしまう。

今年の中秋の名月は晴れた。

月を愛でるとは、いかにも日本人らしい。

確かに澄んだ秋の空に輝く満月は美しい。
満月前後の月も美しいが、まん丸の月は、仏教の瞑想に使われているくらい調和に満ちている。

お彼岸を迎えた昨今、日の入りも早く、日の出もめっきり遅くなってきた。

あと僅かで気温も10℃を切りそうで、そろそろ犬の散歩に手袋が必要になるのだろう。
その上、暗闇での散歩になる訳だ。

幸い、そういう中では星が見えるので、飛び交う人工衛星や流れ星と共に、それはそれで面白い。

「昨晩は中秋の名月の満月だったけど、月を見たか?」
授業中に生徒に尋ねてみた。

だいたい半数くらいの生徒が月を見たようだ。

地球の衛星で、別に珍しいことではないが、「月を愛でる」という日本の文化は継承したいと思う。

月明かりの中は、とても明るく感じ、古来、夜でも歩くことができたようだが、今や、田舎でなければ、その明るさは感じることはできない。

以前、あまりに明るい月明かりでどのくらい本が読めるのかを実験してみたが、一センチほどの字がギリギリだった。

理科の知識なら、月の光をプリズムで見せて、太陽のスペクトルと同じだよ、というのも面白そうだ。

西の空に沈む月が、堰堤で止められた川面に映る。

実に美しい…。




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