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2021年09月02日

頑張る担任たち

文化祭が近づいてきて、血相を変えて奔走しているのは中学の担任である。
若手の彼等は、生徒に寄り添いつつも、本番に向けて必死である。

中学のクラスでは、ほぼすべてが舞台発表の「劇」を行うのだが、一つの作品を作り上げるには、相応の時間とエネルギーが必要だ。

そんな中で、時間は無限にあると思っているかのような、生徒たちを先導し、動かし、またその上で、生徒たちが「自分たちでやった」感を出すのは、至難の業である。

若手の先生たちは、こうした行事を通じて、生徒との関わりを深め、また一緒に悩み、笑い、泣き、喜びを共有。

そして、一人前の教師へと成長していくのだ。

私は担任を外れて三年目になる。
担任をしていた頃は、「ベテランとしての力量を見せてやる」とばかりに、気張っていた。しかしそのうち、「若い衆に負けられるか」、という気持ちになり、いつしか増長してしまったようである。気がついたら転落していた。

こうした行事において、どれだけ生徒を掌握し、それなりの結果を出せるかどうか。
これが、ある意味担任の力量の見せ所であるとも言える。

彼等生徒たちは、毎年の経験を積み重ねて成長していく。

私にとっては、ほんの数年前のことであっても、「もう一度担任をやる」、となると、今や全く自信がない。

それどころか、「今の自分にはできないのではないか」、という思いが強く、やる気よりも不安と逃避感が強くなってしまう。

「もう、生徒たちと一緒になってはできないな…。」
そんな思いが心を渦巻く。

以前の私であれば、「担任を外れる」恐怖感にさいなまれていたが、今は逆になってしまった。

歳をとったということだろうか。
体力に自信が無くなったということだろうか。

若手の先生方の奮闘を見て、陰ながら応援する気持ちが湧いてきている…。

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