2021年07月10日

大会二日目

二回戦に進んだ。
二回戦は、春の大会で二回戦として戦った相手だ。
秋にも対戦し、春、夏ともコールド負けしている。

選手たちも俄然、力が入る。
エースピッチャーも全力で投げる。

試合は、我がチームが連打で先制。
しかし、その後、同点に追いつかれた。

その後も、度重なるピンチをしのいだ。
わがチームも、度重なるチャンスがあったが、あと一歩のところで、点を入れられなかった。

結果、特別延長になった。
ノーアウト、1、2塁からのタイブレークである。

こうなると、守備力の劣る我がチームは不利だ。
一つのミスも許されない場面が続く。

「ここを抑えれば…」、という場面でキャッチャーがパスボールをした。
そのまま2点が入ってしまった。

これまでの試合で、一度もパスボールのなかった正キャッチャのNが、ボールを取りそこねた。

「これで終わった…」

そのままの点差で試合終了。

だが、よく戦った。
相手校も苦戦だったろう。

あまりのあっけない幕切れに、選手たちもショックを隠せない。

「よくやった!」

私はそう伝えた。
何人もの選手の目に涙があった…。

大して語ることなく、私は次の試合の審判へ。
疲れ切った私は、途中で誤審した…。

選手たちは連戦になった対戦相手をスタンドで応援している。
その応援に、先方の校長先生が感激されていた。
そして、自校の生徒たちに語る。

「負けても応援し続けられるのは大したものだ。君たちも、彼等のように徳を磨きなさい。」
そう、伝えたという。

私は、選手たちを誇らしげに思った。

中3の夏が終わった…。




ファン
検索
<< 2021年07月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
丹澤三郎さんの画像
丹澤三郎
プロフィール
リンク集
おすすめ