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2020年04月07日

入学式

世の中はコロナ、コロナである。
マスコミは、いたずらに国民に恐怖心をあおっているようにも見えなくもないが、本当に正しい情報かどうかは怪しい…。

今年度の入学式は、コロナ対策で、国歌斉唱は3月の卒業式の録音を流し、「心の中で斉唱してください」、となった。
やはり、聞くだけの君が代は何だか淋しい…。

「私は差別するつもりはないのですが…。」
そう、何度も言いながらも、障害を持たれたお子さんがうるさいので、式場の外に出せ、という保護者がいた。

人は、ひとたび嫌悪感が出ると、気になって仕方なくなる。
特に音に関しては、心穏やかでなくなるものだ。
その方は、二度にわたって私にそう告げた。

「学校現場で、こんな主張がまかり通っていいのだろうか…。」
私はそう自問自答しながらも、担当責任者に報告する。

幸い、気を利かせた女性職員が連れ出し、式の最中「うー」という声が会場に響き渡ることはなかった。

入学式のような式典は、確かに静寂の中に行われるものだ。
だから、乳幼児の声は気にされる。

校歌斉唱は、まどを開け放って通常通り行った。
その声の中に、まったく音が外れ、「うー」のようにしか聞こえない声も混ざっていた。

それが新入生なのか、参列者なのかは分からない。
それを聞いて、その保護者は何を感じたのだろうか。

入学式は来賓挨拶を短縮するなどして終えた。

入学式は晴れの舞台である。
だが私は、心が晴れぬまま、会場を後にした。

式後の教室での時間も大幅に短縮され、保護者には早々にお引き取り願った。

外はまさに桜が満開。
その後、親子の記念撮影が続いたようである…。
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