2020年01月08日

反省すると一日が充実する

あっという間に冬休みが終わり新学期になった。
今日は、三学期の始業式。

始業式などでは、全校生徒の中から2人が選ばれ、スピーチを行う。
今回は中3の女子と、高1の男子が発表した。

野球部員である高1のA君のスピーチは良かった。
テーマは継続の力。
野球にからんだ話をするのかと思ったらそうではなかった。
年末に決意して始めた、「毎晩一日を振り返り反省する」という習慣が確立しつつあり、その中で発見したことを発表したのだ。

A君は、「反省すると一日が充実することが分かった」、と語った。
一日を振り返ることで、無駄にしてしまった時間や出来事が浮かび上がり、それについて明日こそはこうした無駄は作るまい、と決意する。だから、この習慣により日一日が充実してきたのだと言う。

反省は自分自身を追い込み、自虐的になるものではない。
と言って、起こった事象や思いを、他の人の責任転嫁をする場でもない。
自らを振り返る中に、時間の使い方や、思いや行いを振り返り、このさきそれらをコントロールしてゆこうと、決意するものだ。
そしてその中に、明日への希望を見いだし、人生をより良く生きるための智慧だ。

こうした反省が習慣化すれば、前の自分とはまったくの別人と生まれ変わってゆくのだろう。

古来より仏教では反省の教えを説く。
釈尊は、反省的瞑想により悟りを開いている。

就寝前に一日を振り返り、思いと行いを点検する、という行為を習慣化している人は、果たして世の中にどれほどいるのだろうか。

人は、傍目では、その生活や習慣までは見えないが、そうした人物は、自然と湧き出でる光のほとばしりにより、徐々にでも頭角を現してゆくのだろう。

継続の力は無限大だ。
反省に限らず、自らに課した『習慣』を積み重ねることで、以前の自分とは全く違う自分に変わっていく。

「一日5分でいいんです。いや、3分でもいいかもしれない。何か自分で決めたことを『習慣』にして、毎日欠かさず続けて下さい。その『継続の力』が、知らず知らずのうちに大きな成果を生むんです。」

かつて学年の生徒たちにそんな話をしたことを思い出した。

新年、私も新たな『習慣』を見いだし、継続していこうと思う。




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