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2019年12月14日

合唱コンクール終わる

今年の合唱コンクールは良かった。
中2、中1たちの頑張りがすごかったのだ。

最近、少しだらしなくなった中3は、歌の得意な男子が何人もいるのだが、だらしない生徒も多く、彼らがクラスの団結を妨げた。
中3のあるクラスは、本番の前日に練習をさぼろうというヤツがいるくらいなのだから、その危機的状況は予想できるだろう。昨日紹介した『Nの指導』も、このクラスの生徒である。

「丹澤先生、昨日はNの指導ありがとうございました。」
早々に、昨日は出張で一日留守にしていた中3の学年主任が私の元に来た。
「Nは先生に指導されて、とても嬉しそうだったそうですよ。やっぱり、Nは丹澤先生が好きなんですよ。他にもやんちゃな生徒たちもいますけど、みんな丹澤先生がすきなんですよ。やっぱり丹澤先生の学年なんですよ…。」

そんなリップサービスをされても困る。
できるだけこの学年に関わらないようにしている私にとって、そんなことを言われても困る。
彼らの保護者の姿がちらちらと見えるので、できれば卒業式だって参列したくないのだ。

中3の合唱は、下手というわけでもなかった。
去年も真面目に練習ができず、大したことなかったから、そんなに期待はしていなかったが、聞いていて立派に見えたことは事実。

学年合唱の『大地讃頌』だって、去年の中3先輩たちに肉薄するくらいの仕上がりであったのだ。

それより増して、中2が頑張った。
今回、準優勝である銀賞を中2のあるクラスがもぎ取ったことでも、その姿勢が分かる。
合唱コンクールを中2がリードして、中2が引っ張っていったことの証左でもある。

終了後、中2は学活は大盛り上がりだった。
合唱コンクール史上、初めて中2が銀賞を取ったのだから、当然といえば当然なのだが、担任も学年主任も大喜び。

一方で、ギリギリながらも銅賞になった中3のクラスの担任は、
「すいません。気を遣わせてしまって…。お情けで銅賞にしてもらってありがとうございます。」
などと恐縮している。

コンクールだから、点差がつく。
審査員によっても順位は変わってしまいそうなのだが、審査結果は出てしまう。

そんな折、校長が講評する。
「度のクラスも100点。私が聞いた歌は全部100点。クラスによって差はありません。みんな素晴らしかった。感動しました。泣けてきました。だから全部100点です。」

激しくそして熱く校長が叫ぶ。

ほどなく、静かに合唱コンクールが終わった。
地域の人にも聞いてもらいたかった…。








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