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2019年12月11日

我以外皆我師

最初に務めた私立学校の本部の会議室に、『我以外皆我師』の書が飾ってあった。
それが誰の書であるかは忘れてしまったが、一文字ずつ右から書いた書であった。

もしかしたら吉川英治氏の書であったのかも知れないが、このことは忘れてしまった。
だが、当時、その言葉になぜか惹かれたことだけは今でも忘れてはいない。

「我以外、皆我が師である」、とはよくぞ言ったものだ。
吉川英治氏の座右の銘であったそうだが、学歴もなく、努力に努力を重ねて国民的な作家になった彼の生き方にふさわしい言葉であると思う。

世の中のすべてが、自分の学びであるという考えの中には、もはや謙虚さしかない。
すべてに学ぼうというのだから、慢心することは絶対にあり得ないわけだ。
その上、「長所に学べば悪人なし」、という言葉にもつながっていく。

先日、ドキュメンタリー番組で、大女優である吉永小百合さんが、「私はプロじゃない。素人ですから」と語る姿を見たが、常によりよいものを目指そうして、絶対に「出来上がらない」その姿は、謙虚さのかたまりと言えるだろう。

成功の秘訣は、「決して『慢心』しない」、ということなのだ。

人は、少しの成功で慢心し、出来上がってしまう。

多くの人間の性なのかも知れないが、常に、「まだまだ…」、と思って謙虚さの中に努力を重ねる人もいる。「人は努力によって、百倍にも千倍にも一万倍にも輝くことができる」、という。
その努力の源泉は、別の見方をすれば、『ハングリー精神』でもあるのだろう。

私自身も是非見習いたいものだ。

そんな折、大川隆法氏の『吉川英治の霊言』が発刊された。
大川氏の呼び出した霊人、吉川英治は実に軽快に自身のポリシーを語っている。

信じることを強要することはしないが、実に面白い本であった。

本を読まない時代に入り、電車で書籍を読んでいる人は極端に少なくなった。
徹底的な時代検証のもとに、登場人物を通して、人の生きる術を語る吉川英治氏の小説は、なかなか読みこなすことが難しいかも知れない。

しかし、そういう時代であるからこそ、あえて、『吉川英治の霊言』が発刊されたようにも思える。

私の書籍は、赤線だらけで付箋がたくさんつけてある。
学びの多い本だった。

騙されたと思って、一読することをお勧めする。







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