2019年12月05日

食事会

試験中の日中、学年で食事会が行われる。
今日は今年度に入って三回目の食事会になる。
一回目は、5月に予定されたが、急に生徒指導が入り中止になった。このときの私は、実家から母が出てくるというので、欠勤していた。
二回目は、10月だったが、試験問題が間に合わない先生もおり、全員そろっての食事会ではなかった。

今回、ようや学年のスタッフ全員がそろった。
私の学校は、時間勤務が緩いので、こうして途中皆で抜け出して出掛けることができるのだ。
6時過ぎから仕事をしている先生もいれば、夜中の12時過ぎまで残っている人もいる。
いわゆる世間的に勤務時間が設定されていない職場なのである。
だから、仕事に併せて自由に時間給が取れる。

いわゆる「飲み会」が一切ない私の学校にとって、こうした学年会はとても重要だ。
ちょっと職場を離れて、おいしいものをいただきながら、とりとめのない会話をする。
そうした時間が、ある意味、リフレッシュにもストレス発散にもなるわけだ。

かくいう私も、しゃぶしゃぶを食べながら少し気分がよくなり、若い先生たちに、これまでの教員生活の話をしてしまった。

思い返せば、自慢話のようにも聞こえるわけで、まさに『老害』であろうが、何かしら参考になることがあれば、私自身も報われる。

私自身、たくさんの趣味があるが、熱しやすく冷めやすい性格なので、どれも大成したことがない。
いろいろなことに手を出し、そこそこできるようにはなるのだが、その先の一歩が踏み出せない。

継続の力が習慣の力となって、そこに第三者の引き上げがあってこそ成功への道を歩めるのだろうが、なかなかうまくはいかない。

いろいろなことに手を出したおかげで、多くの知識を得て、生徒たちへの話の土台にはなっている。
それがせめてもの救いだ。

学校に戻ったら、十数人の中1が遊んでいた。
明日は、期末考査最終日なのだがある意味、彼らは、勉強からの現実逃避だろう。

私は、勉強している中2に声を掛け、愛犬の散歩に連れ出した。

みるみる日が沈み、西の空にあかね色のグラデーションができる。
程なく宵の明星の金星が輝き始めた。

「丹澤先生、犬たち、めちゃくちゃかわいいですね…。」
果たして彼らは、リフレッシュか現実逃避か…。

ただ惰眠をむさぼるのではない、なかなか充実した午後のひとときになった。




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